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~ガ~デン~

千早茜さんの~ガ~デン~を読み終えた。(^-^ゞ 目の奥が巨大な亜熱帯の植物園に支配されている。
わさわさと肉厚で白い根をぐいぐいとはり続ける狂暴な、植物たち。

それら植物たちと共生している青年と、青年を取り巻く美しい女性たちのお話し。
女性たちは青年に恋するが、青年が愛しているのは植物だけ。

異性にたいして軽薄な青年の植物への偏愛っぷり。

たくさんの珍しい南洋植物の名前や特性や形態、目に見えるような鮮やかな色彩が細やかに書かれていて、まるで植物図鑑だなと思った。(^-^ゞ

でも相変わらず、人間の心の中、ひだひだの奥のおく。

微妙な感情や 少しの揺れを美しく、見事に書き込んでいる。

さすがだ!

(^-^ゞ

こころを病んでしまったキャリアウ~マンのそうなりかたや、荒んだ場面の有り様や、臭い。 すえた臭いの描写はアフリカの子どもたちを想わせる。

ザンビアには豊かな森のような庭があったようだが、その時の庭がモデルだろうか。

いったこともない南国を簡単に夢想出来るのは、熱帯植物園を見たことがあるからかしら。(^-^ゞ

バナナワニ園。(^-^ゞ

ザンビアのジャングルにいってみたいな。

簡単にそう言ってはいけない場所なのかも知れないが。

茜先生が幼少時代を過ごされたと言う ザンビアは私にとって、今や、憧れの地である。

すんでみたいなと思っている。

あの巨大な庭で昼寝したい。
熱帯色の鮮やかな毒どくしい花たちを眺めたい。

こんな風に思うようになれたのは茜先生のお陰だ。

私は作家やエッセイストではないから、言葉の脚色や機知がわからない。

ただ、思ったまま、感じたままを連ねているだけなのだが、失礼や言ってはならないことを書いていたらすみませんm(__)m
すこし、ドキドキする。 すまないと思う。

だけど、書かずにはいられない。

なぜなら恥ずかしいくらい感動しているから。

文列のいきづかい、文間の密やかさ、ぺ~ジをめくるごとに現れる新たな驚きと薫り。

勿論、紙ではなく、世界感の薫りだ。

濃厚でむせかえるほどの茜世界感の密なる薫り。

これに魅せられ惚れて
読み耽ってしまうのだ。

このいりくんだ茜世界を読み取る知性が少しだけでもあって良かった。 (^-^ゞ もう、たっぷり~ガ~デン~を満喫したので、
このあとは ~さんかく~ 茜氏著書。を読み始めるつもり。(^-^ゞ

楽しみが先々まであるって本当にしあわせだ。(^-^ゞ

みなさんも家ごもりによい図書に巡りあえますように。

いま、楽しみなのは花房観音先生の新刊だ。(^-^ゞ
艶文学世界の女神様である。(^-^ゞ
楽しみがたくさんあるわたし。
元気に毎日リハビリに取り組んでいます。 (^-^ゞ

相田@感謝

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