見出し画像

ブロぐるめ!限定掲載(音)が合うふたり おじゅねみん7 おはやしワールド とくみん

とくみんのエッセイです。😄

----- Original Message -----
ね(音)が合うふたり おじゅねみん7 とくみんおはやしワールド
ようやく4年ぶりにフルスペックのお祭りが戻ってきた 今年はどこもおおにぎわいでこのまま続いてくれることを切に願います ワクワク感いっぱいの今日この頃ですが 今回はとくみんの和風の原点おはやしのことを おはやしとの出会いはたまたま町内会のお祭りで隣町のおはやしの師匠に出会ったのがきっかけで笛、太鼓を習い、あっという間にうん十年 今では伝承活動も幅広くなり、洋楽バントとともにライフワークとなってる 外国の友人に「ギターは弾くのに日本の楽器はやらないの?」と言われたことも和風にのめりこむ大きなきっかけだった 実際にはまってみると神社のお祭りにて 子どもから大人、おじいちゃんおばあちゃんたちと一緒にできる、しかも共通の伝統曲をいつでも合わせられる そうだ こういうつながりを求めていたのだと大いなるモチベーションとなりました

以下うんちくです
関東のお囃子は江戸時代に始まったものと聞いていますが地元湘南地方にはもう一つもっと古い鎌倉囃子(鎌倉時代から)の流れも汲んでいます 演奏形態は5人囃子(5人編成のバンドユニット)締め太鼓2 大太鼓1 篠笛(しのぶえ)1 鉦(かね)1 お囃子は元々神様へ奉納するものなので神輿の先導役で 山車や屋台を移動式ステージとして宮出し→氏子町内巡航→宮入というストリートエンターテインメントです もちろん居囃子(ステージ発表)もありますがやはり野外のストリートライブは特別なものがあります

楽器の紹介
締め太鼓 牛の皮を鉄輪に張ったもの2枚で(ピザの皮みたい)木製胴を挟んで締めたもの 昔は縄締めが主流でしたが今は、ほとんどがボルト締め、和製コンガのようです曲の中では2台が木製バチで大体同じリズムをたたきテンテン、カンカンと高い音が出ます 太鼓の華でしょうか
大太鼓(長胴太鼓)胴がちょっと長いいわゆる太鼓ですが皮の張は高めチューニングでドンドンというよりトントンという感じ、ですので固定する鋲(びょう)の数が普通の太鼓に比べ多く使われています。
締め太鼓の合いの手を入れるベースの役割 ソロプレーもできてアドリブも楽しいです
篠笛 竹製の横笛、長さによってキーが違い低い1本調子から半音刻み 高い方で13本調子くらいまであります。 通常3本(G)~5本(A)位を使っていますが地域によって変わっています。メロディー担当 リードギターですね
鉦(かね) 金属のお皿のようなものを鹿のツノを切り出したばちでたたきます 太鼓や笛に比べ金属音なので良く通る音色です曲進行とリズムペースメーカーといった指揮者の役割 単純な楽器ですがかなり難しい 鉦を上手にたたいている人が大体師匠でしょう 太鼓他4人を助けるので四助(よすけ)とも呼ばれます

曲目 江戸、鎌倉囃子系では 小曲として昇殿 宮昇殿 かまくら 仕丁目 神田丸 長いもので屋台といったものがどこでも演じられています。リズムは大体4分の4拍子、屋台では刻みは16ビート シンコペーションあり、裏打ちありの結構スリリングなものです 打ち込み(入り)から始まって繰り返し部を地(じ)と呼びサビを玉(たま)と呼び、
これらを繰り返します 笛はワンコードで吹きますがメロディーによって地から玉への切り替え、エンディングへの流れをコントロールします 地の部分は自由なのでアドリブし放題 まさに邦楽のJazzセッションですね

最後に ホームグラウンド 藤沢 鵠沼皇太神宮のお祭りの様子がYouTubeにアップされていますのでお暇なときにのぞいてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=eVQLcmg8tmE 
もし皆さんの地元のお祭りのお囃子を聴く機会がありましたら、また新たな視点で楽しめますように     とくみん     

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?