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夜に啼く鳥は

千早茜さんの~夜に啼く鳥は~を読み終えた。

大人の童話。命を題材にした切なく悲しく美しい物語でした。

すごく好きと思いました! 不老不死の不幸せを思うすざましさ。

自分ひとりだけ、永久に生き続けたらとても悲しいだろうな。と思った。

愛したひとたちはみんな先にいってしまう。
果てない命の残酷さ。

血みどろの生々しい場面や傷ついた気持ち。

からりと渇いたどうしようもない心持ち。

死んでしまってもいいと思えるくらいに人を愛する気持ち。

ない世界をあたかも本当にあるように書き込んでゆく巧みさ。

今回の物語は切なくてどうしようもなくて、悲しいけれど、最後には救われた。

登場人物たちはとても素敵だし、海や里が美しくて行ってみたいと思わせる。
はじめから最後まで息をつかせぬ展開。

一気に読み終えてしまった。(^-^ゞ 素晴らしかったです。

ますます茜さんの他の作品を読みたいと思いました。

明日からは~眠りの庭~を読みます。 (^-^ゞ

茜中毒!
夜に啼く鳥は。最高でした!

みなさんも胸を締め付けられる感動を体験して、免疫を高めてくださいね。(^-^ゞ

じゅね

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