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そのままの自分を捉えて楽になる

定期的に色々を断捨離するようにしている。
部屋の中とか洋服とかスマホの中のデータとか。

なぜかというと「私自身の容量」はあまり大きくないからだ。

あまりスマホの仕組みのことはわからないのだけど、アプリを立ち上げっぱなしだと動きが遅くなるらしい。

それと全く同じで、自分の管理できるもの以上のものが溢れると、私の動きも文字通りストップしてしまう。
つまりやる気が出なくなって、動かない。


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ある日、自分はそんなに頭はよくないな、と気づいた。

自分のことを天才だとか、トップレベルの大学に行ける人間だとは思っていなかったけど、

もうちょっとできる人間なんじゃないかなと思ってた。

親の教育がおかげさまで良すぎて、「あんたはすごい、何でもできる」と褒められながら育ってきた(正しく怒られることもあったけど)

とても素直に育って、中学・高校と進学するに従って、学級委員だったり部活の部長だったりを任されたりする優秀さだった(いや、後から自分は優秀じゃなかったと気づくという文章なので今はこのように言うことを許してほしい)

そんな感じで自己肯定感高く生きてきたわけだけど、それは正しく自分を捉えていなかった。
正しく自分を捉えられてないと、だんだん本当の自分と頭の中での自分とのギャップに苦しくなる。

学生時代と同じように、バイトをすればバイトの立場でリーダー職に選ばれたし、正社員になれば正社員としてリーダー職についていた。

だけど、なんだか苦しい。
たくさんの仕事をこなせない自分がいる。

あれ?
あれれ?

こんなにたくさんの仕事をこなせる人がいるのに、私はできない。

そこで効率アップの方を勉強した。
かれこれ2〜3年勉強した。
もともと私は効率が悪いやつだったけど、効率フェチになっていた。

そんな効率フェチな人間になったけど、それでもデキル人たちよりも出来ない自分がいた。

「ああ、これはもう能力の問題だ」と気づいた。

自分はバカだったとやっと気づいた。
25歳ぐらいだったと思う。

それはショックな出来事ではなくて、
そのまんまの自分を捉えられた瞬間で、
その時から自分に合った方法を選択するようになった。

もうちょっと具体的に言うと、
自分はたくさんの仕事を同時並行でこなせるタイプではなくて、むしろたくさんのものを抱えると頭がオーバーヒートしてしまうタイプだった。

だから、早く仕事をこなす方法を得て沢山の仕事をするのではなく、なるべく仕事を減らして1つのことに集中する方が合ってる。
マルチタスクもできない。

でもあら不思議。

そうやってなるべく仕事を減らすようにしたら、多くのことができるようになった。

出来る人の真似をしただけじゃダメだった。

勝間和代さんに憧れて、勝間さんのやり方を私が取り入れても同じようにはなれない。
あれは勝間さんの脳があってこそのやり方だ。
効率フェチとしては未だ勝間さんのようなやり方に猛烈に憧れるけど、
自分に合わない方法を取り入れることもまた効率に反する。

自分のことを正しくそのまま捉えて、自分に合った方法を選択していくことが大切だったのだ。
だから、私はバカなんだと気づくことですごく生きやすくなった。


さて、私は今日も自分の世界を生きやすくするために、色んなものを片付けていこう。

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