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完璧なんて



空をたくさん見上げていたな

繰り返しは、心の安定を保つな

けど変わらないことって難しいな

これは当たり前で、しょうがないことだな

自分の中の当たり前は、多くの場合、

自分以外の人にとっての当たり前ではないからな

誰かと関わった時、かれの生活は色を持ち、温度を持っていたな

その色は、自分の意思とは無関係に、塗り荒らされることもあれば、

自分のパレットにはなかった素敵な1色が塗り足されることもあるな

踊るホームレスの方を見て、かれは何を思っていたのだろう


何も言葉にしたくない

この感情を残したくてこうして綴っているにもかかわらず、

やっぱり言葉になんてしたくないとも思うのだな

他者の目を気にしないで生きることなんて出来るのだろうか

それができた時、本当に幸せだ、と思えるのだろうか

なんとも言えない虚無感につつまれる


ただ一つ、言えることは、

誰かと交われた時、彼の表情もまた、色を持ち、温度を持ち、

時としてどうしようもなく、幸せそうだったな

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