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会いたいと思う回数が 会えないと痛いこの胸が

back numberのライブには
アルバムタイトルを掲げたりそうでなかったりの
ワンマンのライブと交互に開催される
one room party(以下略称party)と呼ばれる
ファンクラブ会員限定のライブツアーがある
ファンクラブにはシルバー、ゴールドと区分されていてゴールド会員のみがpartyに応募出来る
コロナ以降、職業的にもチケットをキャンセルする人が相次いだ
1回目の2013年から始まり今年はvol.7の7回目となり只今絶賛開催中で1月24日(水)から開始されている
自分はvol.2の直後にそれを知り
back numberpartyに初めて参戦したのは
vol.3からでちょうど当時の新曲『ハッピーエンド』のリリースで初披露されたのが印象深かった

様々なタイアップでもバンドの名前を轟かせていたのは周知の事実で名曲はこれまで数あれど
水平線』で圧倒的に国民的認知度が増えて
アイラブユー』朝ドラ主題歌、
5大ドームツアー、と着実にファンクラブ会員が増えているのがファンクラブ外の人にとっても目に見えて分かる

ワンマンライブであれば会場のハコが大きくなる分、行きたい場所のライブ会場を狙って
チケットの席の善し悪しは個人で感じ方は違うもののライブハウスでは整番(入場者番号)がある
当選の倍率も比較するものでは無いけど
partyに限っては連番の誰かに誘われて
曲そんなに知らないけどとりあえず連れて来られた
とかは無く、温度差は人それぞれかもしれないけれど結構どんな歌も知っている人が大多数(と思っている)
自分の「会いたい」「行きたい」意思で申し込む故に倍率が高まる

1次、2次とはずれた人がキャンセル分をまかなってたのが徐々に誰でも申し込む事が出来て
いわゆる複数回の遠征が出来るシステムになり
vol.5からトレード制度が導入されて益々拍車が掛かる
コロナ禍はキャンセル分が多く出ていたものの
行ける人は限りなくpartyに申し込む事が出来ていた
いまは特に行動制限など無い現在は本当に有り難い

行けない人の代わりに行きたい人が行く
今までの背景を取り戻すかのように複数回行きたい人が大量に増えた
自分の行く1回を大切にする人も
また、申し込んでも1度も当たらない人もいて心境は様々

落選メールのお知らせが来て悲嘆にくれて
次こそは、と虎視眈々とチケットを狙う

当たった人の事を心からお祝いする人、
ネタンデルタール人』になる人、
(少なくとも自分は後者)
一度落ち込んでしまったら当落以外でも些細な事で傷付いたり、どうせ俺なんか君
まるで部活のレギュラーに選ばれ無かったくらいの勢いと落胆ぷり
(こんなに頑張って来たのに、、、)←絶対違う

同じライブをそんなに行って何が楽しいの?
と普段ライブに行かない人に聞かれたら
言える事はどう切り取っても二度と同じライブと
同じ瞬間は無いという事
メンバーが毎回同じ衣装で同じセットリストだとしてもMCも毎回同じ訳では無いし
まさに生ものだと思う
人が生きていくのも一緒で同じように過ごしているようでも食べる物も違えば感情も日々感じ方も違ったりする

観客が追い求めて日常を過ごしていて時間を作って
毎回全身全霊で魂を掛けたライブに足を運ぶ事も
メンバーが受け止めてファンを大事にしてくれるのも伝わってくる
素晴らしいと思うバンドの存在証明を目に焼き付けたい、
ライブに行って肌でその感動を味わいたい、
リピート確実で俗に言う「沼る」という事なんだと思う
年々大きくなっていっててもメンバーの謙虚さと腰の低さは変わらない
ファンと同じ目線で居てくれる事にも感激を覚える

チケットが当たりにくくなった昨今

「メンバーに会える回数」も
「会えなくて思う回数」も

どちらも大切で尊い時間だと改めて実感する