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歌と体癖

こんにちは、あいの体癖講座 講師の おざわあいこ です。
精神科医の名越康文先生に師事し、月一度、東京で名越式体癖論の講座を開催しています。
名越式体癖論とは、身体や運動の方向からその人の気質・感受性を知る性格分類で、ひとを5型10種類に分類します。

今回は、歌と体癖というエッセイをお届けします。

ご興味がありましたらご一読ください✨。



先日、娘とYouTube で色々な女性歌手の動画を見ていました。

そこで娘が一言。

「7種体癖(の歌声)は、地面から突き上げるような迫力があるね。地面から(外に)張ってる声。」

確かに!

そこでわたしは聞きました。
「じゃあ、ママの歌声は?」

娘「。。。地響きみたい。」

笑!

私は8種体癖が濃いのですが、自分でもその地響き感はわかりました。

7種も8種もねじれ体癖と言われ、体をねじって力を出したり貯めたりします。
一般的にねじれの声は大きく響いて、遠くに居てもその声はよく届きますし、ウェイトとパワフルさを感じるのが特徴です。

娘のたとえは至極納得!
7種と8種の歌声を聞き比べると、確かに響かせている方向に違いを感じます。
体癖的には奇数は鬱散(発散)すること、偶数は鬱滞(ためる)することが身体の快となります。

奇数の7種は地面から外に向けて発散しながら響かせ、
偶数の8種は地面に向けて溜め込むように響かせている。
あくまでわたしの主観かも知れませんが確かにそう思いました。


私は物心つく頃から歌うのが好きでした。

3歳位には松田聖子ちゃんのモノマネをしていたと親が言っていたし(年齢がバレる)、学校では音楽の授業が一番好きで毎回気合いの入れようが他の教科とは大違いでした。
小学生の頃からいわゆるJ-Popも流行りのものはたいてい聞いていたし、中学生に上がると洋楽にも興味を持ち下手なギターをかき鳴らして自由に歌ったものです(今更ですがご近所に迷惑をかけてすみません💦)

そんなわたしでもやっぱり歌いにくい歌手の曲がいくつかあって、今思えば体癖にも関係していたなと感じます。

8種の私は、息が漏れ出るような呼吸器の上の部分を自在に使うような歌い方はマネしにくいし、歌詞を曖昧に流すように歌うのもなかなか出来ず、つい語尾がはっきりしてしまい情緒も色気もなかなか出ません。。笑。
そのかわり全身を使ったパワフルな曲や、地鳴りのようなローボイスを伸びやかに振るわせるのは得意ですし、そんなうたを歌っていると身体が喜んでる感じがします。


ここでわたしが比較として面白いと思う曲をひとつ。

息が漏れ出るような歌い方の代表格である椎名林檎さんと、伸びやかなローボイスが魅力の宇多田ヒカルさんのデュエット。

私が思うに、椎名林檎さんは6種体癖、宇多田ヒカルさんは8種体癖を濃く感じます。2人の発声の元というか、声を響かせる身体の場所の違いを意識しながら聞いていただければ、呼吸器の6種、泌尿器(腹部)の8種の感覚がわかりやすいと思います。


皆さんも体癖を意識しながら、歌ったり、歌を聴いたり動画を見たり、楽しんでみてはいかがでしょう。

あいの体癖カフェ(月一度、土日のどちらかに私たちで開いているざっくばらんに色々な話をしあうカフェ)でも、来てくださった方々とこんな話をしながら盛り上がっております。
体癖を学んでいる方のアウトプットの場所としても活用いただいていますので、もしご興味ありましたらお気軽にお越しください!

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