切り抜きを作る時に意識してきたこと

下記マシュマロをきっかけにこちらのnoteを作成しました。
嬉しいお言葉ありがとうございます。

身に付けた方法=私の足跡となります。
長文となりますがご了承ください。


最初の動画

■ソフト選び
最初、私が切り抜きを作ろうと思った時に使用した動画ソフトは『Filmora』でした。
https://filmora.wondershare.jp/
おそらく最も使用されているソフトは無料の『AviUtl』じゃないかと思いますが使い方を少し調べると大変ややこしそうだったので、とにかく早く動画を作ってみたかった私は簡単編集を(おそらく)ウリとしているFilmoraにしました。

Adobeにしなかったのは初心者が使うにしては高すぎるしそこまで長いこと動画編集を続けるとも思わずリスクもあるなぁと考えたからです。

■初めての動画投稿
最初に作る動画は今と同じく衝動的に決めました。
その衝動とはだいたい配信を見て『ここまとまってたら面白くない?』という思考です。
要は撮れ高まとめです。
見ていた配信は下記、でろーんとちーちゃんのコラボです。
https://youtu.be/sY3x5JvpAtI

それを見て作ったまとめがこちら。


この時気を付けた点は『わかりやすさ』1点だったと思います。

『今現在何に対しての食レポをしているのか』をわかりやすくするため見出しを左上に記載したことや、お二人のレポート内容を箇条書きにしたこと、該当画像を画面に載せたこと…などです。

このわかりやすさ』はおそらく私の原点です。
ここに特に気を付けて今後も動画を作っていくことになります。


最初の3か月

■見どころを切って貼るだけの編集
編集を始めてすぐの頃にルザキンが結成され、そこから一気にゲマズにはまった私はりりむさん,ゲマズ,おりコウ中心に切り抜きを作っていくことになります。

この頃の編集ですが、『カット』と『見出しを付ける』だけの動画をかなり多く作ってました。
とにかく配信終了から切り抜き投稿までの早さを意識しており、目的は『個人的に面白かったところを少しでも見やすい長さにまとめること』のみにかなり偏っていたと思います。


私の場合尺もちょっと長かったりするのでもうアーカイブ見ればええやん的な感じです。
ただ2ヵ月も経ってくると流石に違う趣向の動画を作りたいと思い始めたのか、少しづつ色んなことを試していきます。


■色々試す
編集で何が大事かというと、そのソフトにどんな機能があるかを知っていることです。
所持武器が何かわからないとどんな攻撃を繰り出せるのかもわからないし、選択肢も大幅に減ります。

しかし私は機能を調べるだけの時間がつまんなくて嫌すぎて嫌すぎて嫌だったので、動画を作りながら徐々に機能を知ろうとしていきます。
まだ初心者も初心者なので自分が作りたい動画,表現したいものに必要な機能を調べていこうというやつです。

個人的には動画の質はだめだめでもとりあえず投稿して反応を見てみる…ということを繰り返したのは大きかったのかなぁ…と思います。

多分初期の頃に一番色々試したのはバトロワまとめでしょうか。
恥ずかしいので見ないでください。


■サムネイル
最初の5本くらいを除いて、必ず自分でライバーさんの透過立ち絵を使って作るようにしていました。
配信内でよっぽど象徴的な場面があれば別ですが、それ以外だと配信内の画面をサムネイルとするのは私が『楽しくない』と感じたからです。
自分が楽しいかどうかって本当に大事だと思います。

なんでも色々試してみるのが楽しかったので少しでも凝ったものを作ってみたかったのかもしれません。

この時期のサムネはフリーソフトを使用して作ってます(名前忘れました)
もし私の作るサムネイルが悪くないと感じていただけるのであれば、それはこの経験が活きているのだと思われます。

■初めての数回以上にわたる配信のまとめ動画
現在私がよく作っているまとめ動画の構成…という意味での原点は多分このザリガニまとめじゃないでしょうか。

この頃から字幕入れもまぁまぁ頑張ってます。
(サムネイルが暗くて分かりづらい…)

ちなみに現在は字幕を出す際に横にライバーさんの顔を丸い枠で切り取ったものも合わせて表示させてますが、当時はその作り方がよくわからんかったのでこの動画では抽象的に『〇』のみでライバーさんを表現しようとしたりしてます。

■自分が見たい動画
最初から自分が見たいと思うまとめ動画を作っていたつもりでしたが、特にその思いを動画で表現できたのは第2回最協決定戦の多視点動画だと思います。

1戦目のちゃんぽんが感動的で絶対に作りたいと思ったまとめでした。
各チームの視点を追うのと各配信の時間を合わせるのが大変でしたが、各チームがシリンソウに言及した場面を見逃すわけにはいかなかったのでめっちゃ時間かけた覚えがあります。

ここらへんで複数のアーカイブを行き来するめんどくささへの耐性というか楽しさといったようなものが付き始めたような気がします。

■効果音
SEって場面に合わないものを付けると死ぬほど邪魔になるので特に最初は付けること自体自信がなかったのですが、
下記動画で効果音の付け方に『草』コメントをいただけたことで少しづつ自信がついてきました。

ただ編集そのものが目立つのは嫌いなのでここのバランスはなんとも難しいところ。


2本の字幕付き動画

■複数人の字幕
動画編集を始めて3か月経った頃に下記動画を投稿しました。


このあたりからフォントも意識し始めたような…

■フォント
その場面の印象を決定付ける役割もあります。
明朝とゴシックでは同じセリフでも当然印象が変わりますし、
発言の雰囲気も表現することができるので非常に重要です。

3か月も経って何をいまさら気にし始めてるんだという感じですが、字幕をまともにつけてこなかったので重要性に気付くのが遅かったのでしょう。

ただこの時期はまだ全然使いこなせてないです。
今も使いこなせてないです。

■50分の長時間動画
もう一つの字幕付き動画がこちら。

この動画何が大変だったかというと、合計約18時間のアーカイブから流れもわかりやすいように見所をまとめる必要があったことと、その尺に伴う字幕の量です。

ここで全体的な動画構成を意識したカット丁寧な字幕の入れ込みを意識し始めたのかなと思います。

■カット
1フレームでも拘るべきです。
次の場面に遷移する際に少しでも中途半端な音が聞こえたりすると動画への没入感がなくなり視聴者は冷めてしまうと思っております。

また、前後の場面選定も動画の流れを乱していないか確認することが大変重要です。
説明部分が必要なら、その部分は面白くなかろうが絶対に入れる必要があります。
一旦一通り編集を終えた後に『見ていて気持ちがいいか?』と考えながら見直すことは大事かもしれません。


Adobeへの切り替え

動画編集を始めて5か月くらい経った頃、FilmoraからAdobeに使用ソフトを変えました。
詳細な理由はもう忘れてしまったのですが、やってみたい表現がAdobeだとできそうとか編集の選択肢が増えそうとかそんなんだった気がします。

ノートPCからデスクトップに切り替えたのもあったと思います。


雪山まとめ動画

■8視点同時進行まとめ動画
編集始めて5か月、ちょうどAdobeに変えたくらいの頃に投稿しました。

ここで身に付いたのは『違和感の排除』『動画の流れ』でしょうか。

Project Winterはゲームの性質上、複数の視点で別の事件が同時進行することが多いですが視聴者は聖徳太子ではないため8視点同時視聴同時把握なんてできません。
その各視点を時系列順にうまいこと繋ぎ合わせて1本の動画で把握できるようにしたいと思い作ったのがこの動画です。

同時進行の場合、流石に2画面には出来ないので区切りのついた場面から数分前に遡ってドラマっぽくするなど、とにかくどうすれば『わかりやすい』か、把握しやすいかを考えてカットし、トランジションを入れてました。

この動画で主に使用しているトランジションは『ディゾルブ』です。

■トランジション
動画のクリップとクリップの『繋ぎ』です。
雪山の場合は前後が全て繋がっていることをわかりやすくするために『ディゾルブ』を使用しました。
遡る時は『暗転』を。

他の動画だと、例えば前後で内容がころっと変わるなら流れを断ち切るようなトランジションにそれに合わせた効果音を付けたり…
いずれにしても『わかりやすさ』が根幹です。

■雪山雪山雪山雪山雪山雪山雪山雪山雪山雪山
初めて雪山まとめを投稿してから3か月間ほどは殆ど雪山動画しか作っていませんでした。
そのおかげで色んな視点の動画を作ることの楽しさやカットに拘る意識がまた強くなったのかな~~~と思います。

特徴まとめ動画

現在も作っているような動画を雪山まとめ以降、作り始めます。
その中でいくつかの動画をピックアップしてその動画制作で身に付いたんじゃないかなぁ~~~ということを少し記述します。

教育まとめ

この動画は字幕がついてません。
何故かというと字幕入れ込みの労力が今までの比ではなくなったからです。
(10名以上のライバーさんに合わせたフォント作成、登場人物分の字幕量、選定した場面に合うフォント選び等…)
大恋愛まとめあたりで入れ込みの意識こそ芽生えましたが、
雪山は流石に8人分も入れると編集に1年かかるやろと思って最初から諦めてましたし、その流れもあったのかもしれません。

■作ったきっかけ
私が面白いと思った場面をまとめて見たい…!と思ったからです。
まとまった動画ないかなぁ…ないなぁ…せや!自分で作ったろ!の精神。


地下建設まとめ

ここで意識したのは『時間内にどれだけ場面を収めるか』です。
配信自体撮れ高の塊+流れがしっかりしているので構成もだいぶ考えました。
この動画に入ってない面白い場面が他にもいっぱいあります。

■30分尺
じゃあ何故面白い場面を全部入れないのかと言うと、個人的に動画の最長時間を『30分』に設定しているからです。
30分なのはニコニコで高画質が維持される最長動画時間が30分だからです。

この30分制限のおかげでいかに短い時間でわかりやすく配信内容や面白かった部分を伝えられるかより一つ一つの場面を吟味するようになったので、
このような尺制限は個人的に大事だと思います。

■面倒な字幕
この動画からどんなに登場ライバーさんが多くてもフルで字幕を入れるようにしてます。
どんなに面倒でもやっぱりわかりやすい方がいいよなぁという思いと、字幕があれば編集でよりその場面の面白さを引き出せると再考したからです。

この字幕入れのおかげで文字の色やら場面ごとのフォント、文字のトランジションをよく考えることになります。

師弟まとめ

多分私が今までに作った動画で一番うまくまとめることができた動画だと思います。
この動画でしっかり出来たのは『構成』と『場面に合ったBGM』です。多分。

あまりにも長い様々な出来事をうまくわかりやすく繋げるにはどこで切ればいいか、どことどこを繋げば必要な情報を得ることができて次の場面に移れるかなど…


最後に

■他の人の動画を参考に
上で書けてませんでしたがこれ死ぬほど大事です。
めっちゃ再生されてる動画がなんでこんなに再生されるのか…この場面の面白さは何を使って引き出しているのか…あぁこういう時はこういうフォントがいいな…とか気付くことがいっぱいあります。

■まとめ
一言で今のスキルが身に付いた方法を言うなら『とりあえずやってみる精神』でしょうか。
やってみないことには何も始まらないです。



身に付けた方法…というよりは何を意識して動画を作ってきたかをバーッと書いただけなので分かりづらい部分が多々あると思います。
他にも普段気を付けてるはずなのに抜けていることとかいっぱいありそう…

面倒かとは思いますが気になる点があればコメントでもマシュマロでもいただければ私がわかる範囲でよければお答えします。
マロ主さんではない方も是非。

大事なのは愛です。
あと自分が楽しいと思ってやれることです。
マロ主さんの動画制作がうまくいくことを祈っております。

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