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【AIセミナーレポート】最新AI活用法オンラインセミナー

おつかれさまです。
長倉です。

今日はですね、最新AI活用セミナーということで、たてばやし先生の解説も含めて進めていきたいなと思っております。

私はですね、最近だとですね『移動する人はうまくいく』という本を自分自身も書きました。

そして、この本自体も非常にベストセラーになっている状態ですね。

実はね、これを収録する前日までロサンゼルスにいて大谷の試合を見て、4年ぶりのサヨナラヒットに遭遇したりもしました。

コンテンツビジネスをこの20年間ずっとやってきまして、その結果、海外移住したりもしまして、子供を海外で育てたり、非常に自由な生き方をしています。

なので、私としてはコンテンツビジネスをより多くの人に広めるべきだと考え、この20年間活動しているわけですけども、

今回なぜ急遽このセミナーをやることになったかというと、ChatGPT-4oという、ChatGPT-4 omni(オムニ)と言われるものが先日リリースされました。

これに非常に衝撃を受けました。

なぜかというと、今までコンテンツビジネスをやろうと思ったときに、やはりコンテンツをどうやって作ったらいいのか、どうやって企画したらいいのかというところが多くの人のネック、ボトルネックになっていたからっていうふうに思うんですね。

私自身は出版社に10年間勤め、編集長も務め、1100万部まで本を売ったので、コンテンツを作るという点ではプロなんですね。

でも、コンテンツビジネスを教える中で、コンテンツを企画し、作るというところが多くの人のボトルネックになっていると感じていまして。

そんな中で、私の場合はコーチングで、ゼロから1をサポートして何億円稼ぐ人を作ってきました。ただ、これに関しては個別に非常に時間がかかります。

ところが、今回のChatGPT-4oに何が起きてるかっていうと、まさに私のようなコンサルが側にいるみたいな感覚だと思うんですよね。

ということで、ここからは今起こっている変化について解説していきたいと思います。

変化するコンテンツビジネス

コンテンツビジネス、コンテンツ販売と呼ばれ、問題解決型のビジネスです。

ダイエットや美容、会話、コーチング、コンサルティング、企業コンサル、インスタコンサルなど、様々な形があります。

そういうものをひっくるめてコンテンツビジネスと言います。

私は編集者として1100万部、自分自身も著者として11冊の本を出し、コンテンツで300億円以上を達成し、業界トップだと思っています。

こんな形で、多くの有名な方の本のプロデュースに関わらせてもらいました。著者としても11冊のリアル本、33冊の電子書籍を出しています。

こういった形で、最新作は先ほど紹介した『移動する人はうまくいく』です。

10月には新刊を出します。この新刊は『期待しない生き方』というテーマで書き、AIを駆使して書こうと思っています。

この辺も後で話せるかなと思います。私は著者専門プロデューサーとしての活動をメインにしています。

苫米地博士やスタンフォードオンラインハイスクールの星校長、金融界の重鎮である菅下先生、井上裕之先生、出口先生、鈴木実歩さんなどと一緒に仕事をしています。

最近では、教育や地方創生に力を入れています。

特に教育に関しては、私が自分の娘をアメリカのトップ校に大学入学させたこともあり、アメリカで教育を受けさせた結果、日本の教育には非常に疑問を感じています。

そこで、スタンフォードオンラインハイスクールの星校長とともに最新の教育理論を日本に伝えています。

こういった形で、学校などでも講演をさせてもらっています。もしこれを見ている方で学校で講演を希望される方がいれば、ぜひご連絡ください。

なぜならば、私は学校であれば交通費もギャラもなしで行きますので、ぜひお呼びいただければ嬉しいです。こんな形で、地方創生などの活動もさせてもらっています。

ここから本格的な話に入りますが、AIの何がすごいかという話をさせてもらいたいと思います。

3つ目の革命

過去に人間には3つの革命がありました。そのうちの3つ目が今回のAI革命だと思います。

革命1:産業革命

まず最初は産業革命です。ジェームス・スキナーさん、『7つの習慣』を日本に広めた有名な著者の方がいますね。

私自身も『お金の科学』や『略奪大国』というベストセラーの編集者として携わったことがありますが、ジェームス・スキナーさんがセミナーで言っていました。

まず産業革命は何かというと、筋肉の民主化だと言っていました。

要するに、機械ができたことによって力がない人でも大きな物を動かせるようになったというのが産業革命です。

革命2:IT革命

次にIT革命です。これはインターネットの革命と言ってもいいでしょう。

インターネットとは、情報アクセスの民主化です。多くの人が様々な情報にアクセスできるようになりました。

革命3:AI革命

そして、今回のAI革命とは何かというと、IQの民主化だと言っていました。

IQの民主化とは、要するに今までは生まれながらに才能がある人しかこの資本主義社会でうまくいかないという論争が結構ありましたね。

親ガチャという言葉が流行り、それはまさに生まれつきの能力の話です。

ところが、このAI革命によってIQが民主化され、全ての人類が高度なIQを手に入れたということです。

例えば、インターネットは情報アクセス権ですよね。だから、ある意味外付けのハードディスクのようなものです。

インターネットが出てきたことで、記憶はあまり必要なくなりました。インターネットで調べればいいからです。

AIが出てきたことで、今度は考えることをAIに任せることができるようになったのです。

本当にこれがすごくて、さっき話した通り、私自身も次の本はAIを駆使して書こうと思っています。

実際、今年の芥川賞を取った方もAIを使って本を書いたと言っていますが、多少物議を醸していますが、実際にチャットGPT-4oはものすごいです。

めちゃくちゃ速いので、私は本当に次回の本『期待しない生き方』をAIを駆使して書こうと思っています。楽しみにしてもらいたいなと思っています。

それが今起こっている革命です。

だから、人類にとって産業革命やIT革命は非常にインパクトがありましたよね。インターネットがない時代なんて考えられないですよね。

でも、それがAIでもこれからできるということです。

逆に言うと、インターネットのIT革命もそうですが、いち早くそれに慣れた人たちがうまくいきました。だからAIもそうです。

AIも既に幕が開いているわけです。この機会に、ぜひ皆さんAIをいじり始めるのがいいと思います。

何と言ってもChatGPT-4oは、誰もが扱えるようになっていると私は確信しています。

幸せになる人、不幸になる人

この時代において、幸せになる人と不幸になる人について話したいと思います。

1、時間と場所に縛られない

まず、幸せになる人とは時間と場所に縛られない人です。当たり前ですが、時間と場所に縛られている限り、人生においては不自由が多いです。

さっき申し上げた通り、私は海外に住んだり、本当に移動しながら、まさに『移動する人はうまくいく』という本を出しているので意識して移動もしていますが、時間と場所に縛られない生き方をしているので、非常にストレスなく生きていけると思っています。

2、やりがいのある活動

そして、やりがいのある活動も重要です。

これ何かというと、人はある程度この世の中に役立っているとか、社会貢献も含めて、誰かの役に立っていることがすごく重要だからです。

だから、そういう活動をしていることが幸福度に繋がると思います。

3、リスクのないビジネス

そして、何と言ってもリスクのないビジネスも重要です。

なぜかというと、多くの人がリスクが怖くて独立できない、起業できないという人が多いからです。でも、リスクがないビジネスなら安心です。

だから、私がおすすめするのはリスクのないビジネスをやって、お金と時間に縛られないことです。

そして、お金と時間に縛られない結果、自分のやりたいことや、自分のやりがいのある活動をしてもらいたいと思います。

だから、人によってはそれによってボランティアをする人もいるかもしれないし、子育てに専念する人もいるかもしれない。

または、教育を変えていきたいと活動をする人もいるかもしれません。

実際に私なんかは、時間とお金をこのコンテンツビジネスで生み出す中で、今年1月にあった能登半島の地震でも、少ない額ですが200万円ほど寄付させてもらいました。

さらに、若者30人ほどの交通費も出して、ボランティアに参加させてもらいました。

何と言っても、私の場合はスタンフォードオンラインハイスクールの星校長の本をプロデュースした結果、多くの子供たちを救えているんじゃないかなと思います。

多くのお母さんたち、親御さんたち、先生たちを救えているんじゃないかなと思います。

日本の教育はこれから変わっていくと思いますので、その先駆けになればなと思い、こういったやりがいのある活動をしています。

その中で、やっぱり重要なのがリスクのないビジネスをやっているということです。

コンテンツビジネスをやるべき理由

ここでコンテンツビジネスについて話したいと思います。

コンテンツビジネスとは、コンテンツ販売と呼ばれたり、場合によっては情報商材とも言われます。いわゆる問題解決型のビジネスです。

例えば、コンサルティングやコーチング、ダイエットのサポートなど、何かを伝える、何かを教えてお金を得るのがコンテンツビジネスです。

1、時間とお金を同時に生む

コンテンツビジネスの何がいいかというと、時間とお金を生み出せることです。私がやっている方法だと、時間とお金を同時に生むことができます。

時間とお金を同時に生むことができることで、先ほど申し上げた通り、やりがいのある活動ができ、場所にもとらわれなくなるということです。

2、人の役に立つ

そして、何と言っても人の役に立つことです。

基本的に問題解決型で、人の課題に対して答えを提案します。

例えば、お金の稼ぎ方かもしれません。今、私がやっているこのセミナーもそうです。

アナタに伝えたいのは、どうやったら幸福度の高い人生を送れるのか、そして幸福度の高い人生を送るためにコンテンツビジネスがいいのではないかということです。

そして、今回ChatGPT-4oができたことで、コンテンツビジネスは誰もが参入できるようになりました。この話を今させてもらっています。

このあと、皆さん楽しみに聞いてもらいたいと思います。

3、コストゼロ、限界費用ゼロ

そして、コンテンツビジネスにおいては、先ほど申し上げましたようにコストゼロ、限界費用ゼロです。

コストゼロは皆さんわかると思いますが、限界費用ゼロってどういうことかというと、限界費用とは基本的に、例えば本が売れれば売れるほど紙代などコストがかかるということです。

ところが、電子書籍の場合、どんなに売れてもコストがかかりません。

つまり、電子書籍のようにどんどん売れてもコストが上がらない、これが限界費用ゼロのビジネスです。

こういうことをやっていきましょう。

だから、私が提唱しているのは、今日皆さんに伝えたいのは、このコンテンツビジネスです。

要するに限界費用ゼロ、つまり、ほっといてもどんどんお金が入ってくるような仕組みです。

こういう言い方をするとインチキくさいと思うかもしれませんが、全然そんなことはなく、これがAIを使って誰もが簡単にできるようになったということです。

今までも多くの人に教えてきましたが、多くの人が成功してきました。ただ、人によっては、そこがボトルネックになった人がいるわけです。

コンテンツを作るとか、コンテンツを企画するところが全てAIで補えるようになったということです。

では、こういう話をすると多くの人が

「コンテンツなんかできないよ」
「コンテンツ販売なんかできない」
「私は何も人に伝えることがない」

なんて言いますが、そんなことはありません。

コンテンツビジネス5つの形

例えば、こういう型、パターンがあるんだよという話をしていきたいと思います。コンテンツビジネスの5つの形として。

1、レポーター型

「レポーター型」があります。レポーター型とは何かというと、私なんかはほとんどレポーター型に近いのですが、要するに、面白い情報をアメリカに住んでいて日本に流す。

これでもコンテンツビジネスになるわけです。

例えば、再三申し上げたようにアメリカの教育情報を日本に流す。

これだけでもアメリカの教育のことを知らない、子供を留学させたいという人にとっては貴重な情報になります。

これもある意味コンテンツビジネスの形です。

2、アービトラージ型

「アービトラージ型」これは今の話にちょっと近いのですが、基本的にアメリカの情報が日本に遅れて入ってきます。

なので、このアービトラージ型とは、例えばアービトラージというのは鞘取りという日本語訳になるわけですが、

アメリカのAmazonで500円で買って日本のAmazonで1000円で売る
みたいなことがコンテンツでもできます。

しかも、今は翻訳機能が非常に発達しています。

だから、AIを使うことで何が起きるかというと、英語のコンテンツを全部日本語に変えて、しかもそのままではなく、アレンジを加えてという形で使うこともできます。

3、コラボ型

次にコラボ型とは、今日のセミナーでこの後たてばやしさんが入ってくるわけですが、ある意味たてばやし先生とのコラボがこのセミナーなわけです。
一緒に誰かとやることです。

誰かと一緒にやるだけで価値が生まれます。

例えば、私が1人でやる場合と、たてばやし先生が入る場合では価値が全く変わってくるわけです。

そういった形で「コラボ型」というのがあります。

4、プロシューマー型

次に「プロシューマー型」これも、実はこのセミナー自体もそうなんですが、私自身もAIについて専門家であるたてばやし先生に学びたいと。

だから、学びながら稼げるのがこの「プロシューマー型」なんですね。

これもできます。これの良いところは、自分が学びたいものを多くの人に伝えるので売りやすいということです。買う人の気持ちがわかるからです。

5、ウーバーイーツ型

次に「ウーバーイーツ型」これは情報をまとめる形です。例えば、最近だと売れている本の中で、私がプロデュースしたもので英会話の本100冊をまとめて最強の本を作りましたというものがあります。

100冊の本を読むのにはお金と時間がかかりますよね。

その代わりにまとめてあげるのが「ウーバーイーツ型」と呼んでいます。ウーバーイーツとは、ご飯を食べに行くのを届けてもらうという形なので、手間を省く代わりにお金を払うということです。

これが「ウーバーイーツ型」です。

つまり、何が言いたいかというと、5つの形を見ると、決してオリジナルをやる必要がないということです。

だから、よくコンテンツビジネスをやりましょうと言うと、

「私は何もありません」
「私は何も実績がありません」

という人がいますが、全然そんなことはないです。そもそも、実績が最初からある人間なんていないんですよ。

なので、この「ウーバーイーツ型」も含めて、この5つの形を覚えておいてもらえればいいかなと思います。

コンテンツビジネスが難しかった点

1、売れる企画づくり

何度も言いますが、コンテンツビジネスで今まで難しかった点は何かというと、売れる企画作りです。まずこれが難しかったわけです。

どういうものが売れるのか、これがChatGPT-4oを使えばわかります。 

私なんかは既にやっているのですが、ある有名なインフルエンサーの本を頼まれ、その企画を考えるときに、彼のツイッターの情報をAIに入れるわけです。

その上で、こういう角度で、こういう形の、こういうテーマで本を書くとしたらどういう企画になりますか、とAIに尋ねると、たくさんのアイデアを考えてくれます。

もちろんそのまま使うわけではないですが、その中にこういう切り口があるんだと感じることができます。

企画作りで重要なのは壁打ちです。

今までは壁打ちというのは個別の高額なコンサルティングでしか難しかったわけですが、それがAIでできるようになりました。

だから売れる企画作りがまず作れるということです。

2、売れるコンテンツづくり

そして、売れるコンテンツ作り。

これも難しかったのです。コンテンツを作るときに、この構成案というか、どういう順番で話していくのかも、意外とみんなできないんです。

私は出版社にいたので、当たり前のように構成を作っていましたが、みんなができるわけではありません。でもこれもすごいんです。

今の話で言うと、このネタ、企画が出てきました。

こんな感じどうですか、という感じで、この角度でやってみよう、という感じで意外とやり取りするわけです。

これを1章から5章に分けて、章もタイトルもつけて、まとめてくださいなんて言ったら、もうバーっとコンテンツを作ってくれます。

もちろんそのまま使うわけではありませんが、これを加えた方がいいなとか、これを抜こうかなとか、そういう形でできるわけです。素があれば早いですよね。それが一瞬でできるんです。

人間だったら一瞬でないんです。それが一瞬でできるのが今回のChatGPT-4oだと思っています。

3、企画とコンテンツに時間がかかった

これで、今までコンテンツ作りができないと思っていた人もすぐにできるようになります。結局、企画とコンテンツ作りに時間がかかっていたのです。

時間がかかる中で売上が上がらないので、多くの人が諦めたりしていました。私にはできないんじゃないかと思って。

AIが全て解決してくれる!

いろんなことを考えてコンテンツビジネスをやらない人が多かったのですが、これが全部解決するというのが今回の革命だと思います。

AIが全て解決します!
AIが売れる企画を作ってくれます!
AIが売れるコンテンツを作ってくれます!
AIだから、短時間で、もうめちゃくちゃ早いんです!

結構びっくりするスピードです。例えば、私が部下にこれをやっておいてと言ったら、普通なら1時間とか2時間かかることが、AIだと1分ぐらいでできます。

これ本当にすごいことになっていて、それぐらい時短です。短時間です。

何度も言いますが、何のためにコンテンツビジネスをやるのか。

それは、時間とお金を生むためです。

やはり時間を生むということはすごく重要なんです。

多くの人がこれを見ている人もやっているかもしれませんが、2020年の初頭、鈴木実歩さんとRFPプログラムという形でライブ配信をどんどんやって売上を上げようという、大ヒットプログラムを作りました。

そのときの流れで未だにライブを一生懸命やっている人がいます。

それ自体は悪いことではないし、効果がないとは言いませんが、多くの人はそれで疲弊してしまうわけです。

これがすごく残念だなと思います。

なので、今回AIを使って、さらにコンテンツビジネスをストック型に変えていくことで、そういった疲弊することがなく、時間がどんどん生まれるという状況になります。

ということで、ここから。たてばやし先生に、今のChatGPT-4oが具体的にどう変わったのかを解説してもらいます。なので、こちらの映像を見てもらえればと思います。

たてばやし先生によるGPT-4oの解説

こんにちは、たてばやし淳です。それでは今回、GPT-4oというモデルAIについて緊急で解説をしたいと思います。

こちらは、5月13日(米国時間)に、OpenAI社のSpring Updateというイベントで発表された新しいChatGPTのモデルとなっております。

簡単に言いますと、ほぼ人間のように会話することができ、非常に出力が早いChatGPTの新しい頭脳のようなものとなります。

テキスト、視覚画像、そして音声、これらを1つのモデルで処理することができるマルチモーダルと呼ばれています。

そして、朗報なのですが、これまでChatGPTの無料ユーザー、課金してこなかった方にも利用できますよという非常に嬉しいお知らせがあります。

まずはこちらのデモ動画を見てみましょう。GPT-4oを利用すると、どんな会話ができるのか。少し見てみたいと思います。

はい、こんな感じですね。今こちらの人は人間ですが、スマホの中のChatGPT-4oが利用されているものと会話モードで会話をしています。

ほとんど遅れがなく、ほぼ自然な会話テンポで会話ができていますよね。

しかも、こちらは、映像でこの人のことを見ていたり、その中の風景を見ていたりして、パーカーを着ているねとか、天井が何か見えるねとか、映像を知覚しながら、それについて自然な会話をすることができるというところです。

このようなGPT-4oなのですが、oというのは「omni(オムニ)」(omnibus /オムニバス)という言葉から来ており、全てのという意味です。

何が全てなのかというと、音声、視覚、テキスト全てを一つのモデルで統合して扱うことができます。

まずは音声です。人間と同等である平均320ミリ秒で応答することができるということです。

非常に自然な速度テンポで会話できます。また、声のトーンが自在というところも特徴的です。

こちらのデモでは、ChatGPTに対して物語を聞かせてほしいということをリクエストしています。

こんな感じですね。「もっと感情を豊かに」とリクエストすると、そのような声色で話してくれました。そのように自在に対応することもできます。

また、視覚の部分です。

より高精度になりました。今までのチャットGPTも視覚ビジョンという機能があり、画像を読み取ったりすることができましたが、より高精度になりました。

また、テキスト読み取りでは、画像に含まれる文章の精度も非常に上がりました。

レシートを読み込むこともできるようになりました。そして、人の表情を読み取ることもできるようになりました。カメラで話者の表情などを見ることができます。

テキスト、これは文章の処理です。従来のChatGPTができることがさらに向上しています。

従来のGPT-4oという最高モデルが2倍の超高速で生成できるようになりました。

また、回答の精度は群を抜いており、他のモデルや他社のモデルと比べても群を抜く内容になっています。

ここでは、会話でどんなことができるかをかいつまんで紹介したいと思います。

<ワーク1> リアルタイム通訳

まずはリアルタイム通訳です。

片方の人が英語で、片方の人がスペイン語で話しますが、それを通訳してくださいということを真ん中のChatGPTにお願いしています。

こんな感じです。片方の人が英語で話したら、それをスペイン語に翻訳してくれます。

もう一人の人がスペイン語で話したら、それを英語に翻訳してくれるということを同時にやってくれている例です。

<ワーク2> ミーティングの補助

続いて、ミーティングの補助です。

こちらの映像はデスクトップのパソコンにインストールできるChatGPTというものを表示しています。

これから出るものですが、Zoom会議のようなものにChatGPTも参加し、

ホストとしてミーティング中のみんなのコメントに応えたり、内容を補足したり、要約したりすることができるということです。

こちらの左上の人が喋ったんですけどもChatGPTがそれに対して、感情豊かにリアクションをしてフィードバックをしたというような例となっています。

<ワーク3> オンライン学習サポート

そしてオンライン学習のサポートといった例です。こちらは右の人がOpenAI社の方だと思いますが、その息子さんです。

カーンアカデミーというオンライン学習のプラットフォームで数学の勉強をしています。

ChatGPTをiPadの中でカーンアカデミーを見ながら、左側にChatGPTアプリを立ち上げて、音声で答えは言わないけれど、この子が問題を解くのを手伝う、サポートしてほしいといったことをやっています。

さらに次のサポートをしていくという形で学習サポートをしています。

<ワーク4> 視覚の補助

こちらが視覚の補助と表現しました。

このデモ映像は、視覚に障害のある方かなと思うのですが、ChatGPTのビジョン機能を使って、映像を見ることができる機能と会話をしながら、どんなものが見えるかを聞きながら視覚の補助をしてもらうということをしています。

ちょっと見てみましょう。

このあひるですかね。水の中で泳いでいます、みたいなことを説明してあげていて、その視覚を補助してあげるということです。

先ほどは「バッキンガム宮殿が見えますよ」みたいなことを説明してくれていました。

では、具体的にすごいというGPT-4oですが、仕事やビジネスなどにどう役立つのかという事例をいくつか説明したいと思います。

ChatGPT-4oはビジネスに役立つのか?

まず、文章構成についてお見せしたいと思います。
2万文字の校正作業が数秒で終わります。

こちらサンプルを用意しました。

私が実際に開催したセミナーの文字起こし、これ文字起こし自体もAIにさせたのですが、いくつかというか結構間違いがあるんです。

2万文字ぐらいあります。

人にお願いしたり、自分でこの文字起こしの訂正、誤字を直す、文章のおかしい部分を直すなどが必要になってくるのですが、こちらをChatGPT-4oに直接丸投げしてみたいと思います。

まずは、これからやってほしいことだけを送ります。

原文の誤字や書き間違い、文脈上不自然と思われる部分を指摘してください。句読点や「!」「?」なども必要に応じて挿入してください。

誤字が含まれる一つの文章を具体的に挙げながら正誤表にしてください。
いいですね。

ということでまずはこの命令がわかりましたか?という感じで確認を取ります。

送ってみましょう。

承知しました。と返ってきました。

原文を送ってくださいと言われましたので、先ほど挙げました2万文字の原文をコピーしてこちらのチャット欄に貼り付けたいと思います。

どうなるでしょう。

正誤表を作成しましたということで、どんなところに原文の間違いがありそうな部分か、こういう修正案を出してくれています。

ここはこう書くべきだろうという誤りがあり、こうした方がいいだろうということをどんどん上げてくれています。

この<br>って書いてあるのは、表の中で改行表現するときにHTMLソースという記号が出てしまっているのですが、気にしないでください。

表にするとこうなってしまうのですが、こういったところは無視しながら読んだ方がよろしいかと思います。

修正されやすくなっているかと思います。ということで、指摘をあげてくれました。こんなことが簡単にできるということです。

続きまして、先ほどの2万文字を元にリライト記事やブログ記事、書籍の原稿にしてもらいたいと思います。

数十秒もかからずに書き上がるかなと思うのですが、ちょっとやってみます。

先ほど2万文字の音声文字起こしがありましたが、まずそれを網羅的に章立てしてください。

第1章、第2章のように章に分けてくださいという命令をしたいと思います。

これもノーカットでお届けしています。セミナーの文字起こしで全体を汲み取った上で、第1章から第14章まで章立てを作ってくれています。

第1章から記事にしてもらいたいと思います。

第1章、まずですね、第1章をブログ記事として執筆してください。
ですます調でていねいな言葉で書いてください。章のタイトルをつけて、話題ごとに小見出しをつけてください。

といった感じです。

やらせてみましょう。これもノーカットでいきましょうか。少し考えているみたいですが、執筆が始まりました。

まずはセミナー概要ということです。

これもセミナーの文字起こしに沿った形で、誤字も訂正した上で、このような小見出しをつけて丁寧に書いてくれています。セミナーの構成という形で、こんな感じで上げてくれています。

こうした形で書き上げてくれました。これを繰り返していくだけで、記事が全部出来上がるということです。

このような調子で、今2つの事例を見せました。

残念ながら時間の関係で全ての事例をお見せすることはできませんが、他にもこんなことに役立ちますという例を挙げます。

ライティング、文章の執筆、セールス文章やSNSなどを書かせる。

アイデア出し、ブレインストーミングですね。

アイデア出しのお付き合いをしてもらう、比較検討、例えばAプランとBプランがあったら、それを比較するのを手伝ってもらう。

意思決定

どれにするのかといった決定のサポートをしてもらっています。

音声文字起こしの精度向上

これはChatGPTに向かって喋ることで行います。文字起こし、会議などの文字起こしから議事録を書くことも可能でしょう。

画像の解析

写真を撮ってアップロードするだけで、例えばレシートを文字起こししてもらう。OCRで文字化してくれる機能を最大限に使うことができます。

データ分析

ファイルをアップロードして、例えばエクセルの売上ファイルをアップして、それを集計分析してグラフ化するなど。

どうすれば売上が上がるかをアドバイスしてください、といったこともできるデータ分析の機能もあります。

いかがだったでしょうか?

本当にすごい革命が起きているなと思います。

今まで非常に難しかったのは、どういうふうに指示したらいいかという点でした。これがプロンプトと呼ばれていました。

命令文、これが結構難しかったのですが、それが今回の進化によって、もう簡単になりました。簡単で、指示が簡単になったので、より誰でもできるようになったと思います。

もっと言うと、これからもっともっと進化していくでしょう。

だから、一番重要なポイントは何かというと、やはりコンテンツというものをちゃんと作れるようになるということです。

どういうテーマでやるのか、どういう内容であるのか、AIは作ってくれるけれど、そのままではいけないのです。

そのままではないけれど、そこを評価できる自分にならなければなりません。

でも、本当にめちゃくちゃ時短になりますよということです。

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