【徹底比較】 SDXL Checkpoint どれを使えばいいの? (ほぼ無料)
SDXLは今年、2023年7月に登場して以降、様々なfine-tuningされたCheckpointが出てきました。
イラストからリアルまで、様々な画像を生み出せるSDですが、どのCheckpointがおすすめなんでしょうか?
また、これから開発をする場合、どのようなCheckpointが求められるのかを考えてみたいと思います。
全体像を見た後、ジャンル毎に振り分けていきます。
ダウンロード数順ランキングにしますが、特に商用利用可能かどうか、クレジット表記は必要なのか、というところを注目してリストアップしていきます。
※Sell images they generateがチェックされていると商用可能と書きます。
※ライセンスは基本的に、CreativeML Open RAIL++-Mが元になり、そこから作者が任意の要件をつけているという認識です。
(内容は最後の章でまとめてます。)
10/17 (2023)では、343個のSDXL用Checkpointがありました。
(Civitai上、ARB調べ)
ダウンロード数Top10
それではTop10からいきます。
10 商用可能 クレジット表記必要あり
9 商用可能 クレジット表記必要なし
8 無表記(商用可能 クレジット表記必要なし) 作者に確認が確実
7 商用利用可能 クレジット表記必要あり
6 商用可能 クレジット表記必要なし
5 商用可能 クレジット表記必要なし
4 商用可能 クレジット表記必要あり
3 商用可能 クレジット表記必要なし
2 商用可能 クレジット表記必要なし
1 商用可能 クレジット表記必要なし (SDXL 公式モデル)
https://civitai.com/models/101055/sd-xl?modelVersionId=128078
トップテ10は全て商用可能でした、イラストからリアル系までありますね。
クレジット表記必要ありの場合は、仮に作品などを投稿する場合にでは、モデル名のハッシュタグをつけるなどして、適宜対応しましょう。
また、マージをすればライセンスを上書きできるモデルもありますので、どうしても使いたいモデルがあり、ライセンスを気にしたくない場合は、マージという手段もありでしょう。
イラスト系TOP10(追加予定)
また更新します。
リアル系TOP10(追加予定)
また更新します。
アジア系(追加予定)
また更新します。
CreativeML Open RAIL++-M Licenseについて
結論としては、
商用利用、クレジット表記(そしてその他の権限)に関しては、
モデル作成者次第*のようです。
*間違ってたら教えてください。訂正します。
より詳細に知りたい人向け⇩
以下、ライセンス文章の要約、和訳(GPT4で作成)
"CreativeML Open RAIL++-M License"における商用利用とクレジット表記に関する規定は以下の通りです。
商用利用: このライセンスは、モデル、その派生物、および補完的資料の商用利用を許可しています。ライセンスは、ユーザーに対して、これらの資料を無償で、非独占的かつ取消不能な著作権ライセンスとして提供しており、これには公開、公演、サブライセンス、配布の権利が含まれます。ただし、ライセンスの条件に従う必要があります。
クレジット表記: ライセンスによると、モデルやその派生物を変更した場合、変更されたファイルには変更を行ったことを示す目立つ通知を含める必要があります。また、すべての著作権、特許、商標、および帰属の通知を保持する必要がありますが、モデルやその派生物に関係しない通知は除外されます。ユーザーは、自分の変更に自分の著作権声明を追加し、モデルの使用、複製、配布に関して追加または異なるライセンス条項と条件を提供することができます。
このライセンスは、モデルのオープンな使用を促進しつつ、その使用に関する責任を確保することを目的としています。したがって、商用利用やクレジット表記に関しても、このバランスを保ちながら適用されます。重要なのは、ライセンスの全条項に従い、特に使用に基づく制限を遵守することです。
"CreativeML Open RAIL++-M License"に基づくモデルによって生成された作品(アウトプット)に関しては、以下のような規定があります。
アウトプットに対する権利: ライセンスは、モデルを使用して生成されたアウトプットに対して、ライセンサーが権利を主張しないことを明示しています。つまり、ユーザーがモデルを使用して生成したアウトプットに対しては、ユーザー自身が責任を持ちます。
アウトプットの使用責任: ユーザーは、生成したアウトプットとその後の使用に対して責任を負います。アウトプットの使用は、ライセンスで定められた条項に違反してはならず、法的に許容される範囲内で行う必要があります。
制限された使用: ライセンスには、モデルやその派生物の使用に関する特定の制限が含まれており、これらの制限はアウトプットの使用にも影響を与える可能性があります。例えば、虚偽情報の拡散、個人の特定可能な情報の生成・拡散、他者への中傷や嫌がらせなど、特定の禁止された使用があります。
このライセンスの下で生成されたアウトプットに関しては、基本的にユーザーが自由に使用できますが、ライセンスの全体的な精神と条件に従う必要があります。特に、法的、倫理的な制限を遵守し、ライセンスで禁止されている使用を避けることが重要です。
"CreativeML Open RAIL++-M License"に基づくモデルによって生成された作品(アウトプット)に関して、クレジット表記の必要性については、ライセンスのテキストに直接的な言及がない場合、一般的にはクレジット表記の義務はありません。このライセンスは、モデルの使用、複製、配布に関する条件を定めていますが、生成されたアウトプットに対する特定のクレジット表記要件については明示していないようです。
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