「 性格」について。
あなたが「自分の性格」を理解したのはいつ頃でしょうか。
私はごく最近です。
そのため、就活生のころは困ったりました。
●最初の違和感
思えば最初にこの壁にぶち当たったのは小学生の頃だったと思います。プロフ帳、皆さんは書いた記憶はありますか。
これです↓(いおり様より引用)
問題は「 な性格だよ。」の部分。
あなたは何て書きましたか?
私は小学生の頃、自分が人より優っている部分とすれば、「親切で優しい」ところだと思っていました。
それは、人から褒めてもらいたいがゆえ人助けは率先して行ってたからであり、根底はそんな崇高なものでは無かったと今は思うのですが…。
そんな自分を見誤っている小学生のころの私も、それを根底で理解していたのか、何となくこの欄に「 優しい な性格だよ。」と書くのは気が引けたのです。
そうすると困りました。私を表す言葉がないのです。うんうん唸って三日三晩考えて出た答えは「 真面目 でした。」
これも、親や先生に怒られるのが怖くて提出物をしっかり出したり、誰も学級委員にならないのが気まずくて学級委員をやったりと今思えば気が弱い性格が由来していたように思うのですが、当時は優しい以外に自分を表す言葉が「真面目」しかなかったのです。
でもどうですか、真面目ってなんかThe学級委員って感じでかっこ悪いように感じませんか。大人になってからはいいことだと思えるようになりましたが、小学生の私は凄く恥ずかしくて友達に渡す時には、
「いえについてからみてね!!!!」
と3回くらい言っていたような気がします。
●大人になってから
就活の頃になっても自分の性格についてはよく分かりませんでした。
何故かと言うと、家族といる自分と、友達といる自分と、恋人といる自分と、初めましての人といる自分と、数回会ったことがある人といる自分、誰かと2人きりの自分、大人数の中のひとりの自分、全部違うんです。
具体例を出すとこんな感じ
どっち書けばいいのかわからんですやん。
今となっては全部私!って思う事ができるようになりましたが、あまりにも自分の変わりように自分で引いてましたね。
ちなみに初回で人と2人きりになった時はめちゃくちゃ話せます。とんでもないくらいに話せるので、その自分が平常モードにならないかと試行錯誤しましたがそれは今も叶ってません。
結局就活では自己分析が大切だと謳われる中、自分の性格はこう!と言えないまま、自己アピールのテンプレをこねくり回し新卒パワーで内定を勝ち取りました。
氷河期でなくて助かりました。本当に。
●どのように自分の性格を理解したか
性格診断、みなさんは好きですか。
私は大好きです。ちゃおに載っているフローチャートとか…昔から大好きでした。自分のことがわかんない、わかんない、と思っていた私が「診断」をやることで、少し自分のことわかった気がしたんです。
さてここ3年くらいでしょうか。
MBTI診断というものが流行っています。
あの診断は精度がよく、人の性格をよく表しているように私は感じています。
特に、自分の診断結果を読んだ時は衝撃でした。自分の悩んでいた性格がありのまま文字として記載されていたんです。
私の結果はINFJ-Tでした。
読んで思ったんです。
妄想ばっかりして理想が高く、とりあえずやってはみるがうまくいかず、少しでもダメなところがあると諦めてしまう、人の顔色を伺って非難されることは怖いくせに変に道徳的で頑固なところがある自分は正しくこれだ。と。
診断を鵜呑みにすることは良くないとはわかっていますし、盲信するわけではないんですが、診断の結果を読むことで自分のモヤモヤしていた部分が文章化されてすんなり頭に入り解釈ができたことで「私はこういう考え方をしている」と思えるようになってからは考え事がひとつ消えて生きやすくなったように感じます。
MBTIは16種類ですが、人間は各個人別個体ですから完全な分類はできません。でも、結果を読むことで、一部の人が生きやすくなるのであれば診断の影響力は充分だと感じています。
話はズレましたが、私はこの診断を経てから自己理解が深まり生きやすくなりました。今の学生はネットの性格診断を元に就活では自己アピールを作成できるので、いい時代だなとまで思いましたね。笑
自分で見つけられないのであればネットのツールを使うのもひとつですよ、って結論を今回私は書きたかったようです。
何でこんなめんどくさい性格になっちゃったって、恐らく幼児期の家庭環境が影響してるんだろうな……って見解がありますが、それも別に記事にしようと思います。
最後に、今プロフ帳を書くとすれば…
「 意外と頑固 な性格だよ。」でいいか…。
読者の方が昔なんて書いたか、今ならなんて書くかコメントなどいただけると嬉しいです。
長くなりました。
お付き合い下さりありがとうございました。
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