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自分のやりたい仕事で社会貢献できて、さらに成長できる、それがAIメディカルサービス。

こんにちは、AIメディカルサービス(以下AIM)の採用広報チームです。

 今回は、弊社の若手で活躍しているメンバーの1人、製品開発・製造部門の小島さんのインタビューを紹介させて頂きます。AIMで実現できる社会貢献・自己成長について興味がある方はぜひご覧下さい!

■医療系ドラマの影響を受け、医療業界へ。
 プログラマーとしてキャリアをスタート

ー これまでのご経歴を教えてください。

子どもの頃から自動車が好きだったので、自動車業界への就職に強い大学を選びました。大学と大学院では、材料工学を専攻。自動車に使われるエンジン部品を強化する手法みたいな研究をしていました。最初はその流れで就職も自動車系に進むつもりでしたが、当時、医学部に通っていた妹から、いろいろな話を聞いているうちに、「医療の世界もおもしろそうだな」と考えるようになりました。昔から、家族で医療ドラマをよく見ていたことも影響していたかもしれません。

就職活動が始まると、専攻をダイレクトに活かせる自動車業界を受けながらも、「自分が学んできた工学系の知識を医療の世界で還元しようと思うと、どんなことができるんだろう?」と、医療・ヘルスケアの業界でも並行して企業を探しており、結果的には大手の医療機器メーカーに入社しました。

前職では、人工呼吸器の開発チームに配属され、プログラマーとして仕事をしていました。約4年半、在籍したのですが、ずっとプログラミングしているというわけではなかったです。製品の新機能の企画をしたり、それを自分でプログラミングして、テストしたり。他の製品と連動する機能を担当する時は、他部署の人たちを集めてスケジュール調整や折衝することが多かったですね。

正直、楽しいと感じることばかりではなかったのですが、一方で、「自分には向いているんだろうな」という手応えもちょっとだけありました(笑)
普通、いろんな部署の人たちに「協力してください」、「お願いします」と頭を下げて回るのって、みんな結構やりたがらないじゃないですか。でも、それを思い切ってやって、味方になってもらえさえすれば、物事がぐんとスムーズに進む。この感覚を掴んでからは、自分の中で作戦立ててやるようにしたんです。すると、上司もそのあたりを評価してくれて、いろんなプロジェクトを丸ごと任せてくれるようになりました。

ー やりがいや手応えを感じていた中で、なぜスタートアップへの転職を考えたのですか?

そうですね。製品の機能を1から自分で考えてつくるという仕事は、確かにやりがいがありました。ですが、ある時、「ものをどうやってつくるか」よりも、「どういうものをつくるのか」のほうが楽しいなって思ったんですよね。「こういうものがあったら、(医療従事者である)お客様が、すごいラクになるんだろうな」とか、「こういうことができたら患者さんにとってもっと良いことだと思うんだけど」といったディスカッションから、製品企画を自ら書き起こしていくという仕事がすごくおもしろくて・・・。
それをかなり大きな裁量を持ってやれるフィールドでスキルを身につけたいと思い始めたんです。

けれども、大手は組織もかなり大きいので、縦割り意識も強いから、企画・マーケティング・製品開発など、担当領域も明確。私がやりたい各領域の「間のポジション」のようなものは勿論ありませんし、一人の社員が大きな裁量を持って進めていくのは難しいなと感じ、それならばとスタートアップに転職することを決心しました。

ー 数あるスタートアップの中から、AIMを選んだ理由は?

転職エージェントに相談しながら情報を集めてもらい、自分の中でも選びに選んでようやく1社目を受けに行った会社が、実はAIMでした。自分のやりたいことをきっちりやれる土壌があるところじゃないと、転職しようっていうハードルを自分の中で超えられない感じだったので、かなり慎重でしたよ。とはいえ、最終的に受けてみたいと思った決め手は「すごいことをしている会社があるな」って思ったからです(笑)。
内視鏡医療は、日本が世界で一番進んでいると言われている領域なんです。そこに医療業界ではまだ広く普及していないAIをつくって通用すれば、世界最先端っていうことじゃないですか。

それに、前職でやっていた人工呼吸器の開発は、日本のメーカーがほとんどなくて、海外のメーカーのものを日本が輸入しているという立場だったので真逆だったというのもあります。なので、日本と海外との関係が真逆のフィールドで仕事ができれば、もっと可能性が広がるんじゃないかという期待も持てました。

内視鏡医であるCEOの多田が、日々膨大な内視鏡の画像を短時間で読み込むという重労働をなんとかしたいという思いにも共感しました。自分自身、けっこう面倒くさがりなので、AIを使って時間短縮できたら、もう少し患者さんと向き合う時間が増えるし、ドクターをサポートするツールだなと心から思いました。

そのような背景で興味を持ったんですが、製品の企画を専任でやれるという仕事内容についても非常に魅力でした。そもそも「医療機器の製品企画」という求人がほとんどないんですよね。加えて、私の場合は「ちょっとかたわらにやっていました」レベルで、製品企画のスキルも経験もこれからというチャレンジャーサイド。これはかなりハードルが高いかなと思いながら面接に臨んだのを覚えています。ですが、実際のオファーは、前職で経験したプロジェクトマネジメント的な業務をやりつつの製品企画という形で自分のキャリアにフィットしていたので、入社に迷いはしなかったですね。

■新規製品の企画に「どっぷり浸かっている」毎日が楽しい。

ーAIMでの現在のお仕事は?

現在は、新規製品の企画を担当しています。2022年3月に入社しましたが、念願だった新規製品の企画をメインに、どっぷり浸かることができる状況になったのは、今年に入ってからですね。入社前の面接では、「3ヶ月くらいしたら、次の製品企画を始めるから」と言われていたのですが、進行中だったプロジェクトが仕切り直しになってしまい、結局1年近く、ドキュメントの書き直しやプロジェクトの交通整理、AIの性能評価などのサポート業務に携わっていました。いつ製品開発に携われるんだろうと思いながらも、自分のスキルがいい具合に発揮できているな、という手応えも感じることができていました。意外にも、そういった業務を通して、想像していた以上に業務の守備範囲が広くなり、裁量もかなり大きく与えられるようになったので、結果的には良かったなと思っています。

ーこれから目指したいことは?

私自身、結構いろんなことに首を突っ込みたいタイプなんだなと自覚しています。AIMに転職してからは、縦割り的な組織の間で悩むこともなくなったので、気持ちがラクになりましたね。各領域のプロフェッショナルな方のサポートと言いますか、ちょっと手が足りない時に、サポートできる「ユーティリティプレイヤー」を目指したいと考えて、日々動いています。具体的には、製品の企画だけでなく、それに必要なマーケット調査も自分で積極的にやり始めています。また、医療機器は国に申請を出して許可されないと売れないので、その申請するプロセスも勉強して、製品開発の川上から川下までちゃんとわかるような人材になりたいです。そのうえで、将来的には、新規事業の開発みたいなものもやってみたいですね。

■やりたいことを好きなようにやって社会貢献できるのが魅力

ーAIMに向いている人はどんなタイプ?

そうですね。私自身もそうですが、自分で試行錯誤しながら、スキルとか経験を積めることに魅力を感じる人が向いているんじゃないですかね。私の場合は、上司が「まずはある程度、自分が思うようにやってみよう」というスタンスの人なので、自由にトライさせてもらっています。
また、今の自分は医者にはなれない。けれども、間接的ではあっても、技術的なところで、ドクターと患者さんに影響を与えるポテンシャルはあるなと思いますし、自分たちがつくった製品をドクターに使ってもらうことで、世界中の患者さんのがんの早期発見に貢献できると思うと、すごいやりがいを感じますね。自由度が良くも悪くも高い会社なので、自分が本当にやりたいことと、会社の方針がマッチすれば、大きく成長できる環境だと思います。

ー他業種のエンジニアでも、転職可能ですか?

可能だと思います。ただ、違う業界のエンジニアがカルチャーショックを受けるのが、製品完成から上市までにかかる期間が非常に長いところですね。
自分たちがつくったものが、民生品だとすぐに市場で売られるイメージですが、医療機器の場合、国に申請を出し、許可が降りてからでないと上市できないんです。この開発開始~上市までの流れが数年単位でかかるので、エンジニアとしてはショッキングかもしれませんね。また、開発のプロセスにおいても、医療業界はお堅いルールが定められているので、ドキュメント作成も煩雑だったりもします。そのあたりのことを許容できるのであれば、その分、他の業界ではなかなか得られないほどの、やりがいや成長に繋がると思います。

編集後記

 今回、製品開発・製造部門の小島さんにインタビューをさせてもらいました。インタビュー前は、「慣れてないのでちゃんと話せるかな(笑)」とこぼしていましたが、いざインタビューが始まると目を輝かせながら堂々と話されていたのが非常に印象的でした。
 AIMのバリューである、「今の自分を、次の自分へ」をまさに日々実践して、自分のできる業務の幅を広げている若手エースの小島さん。
今後の成長にも目が離せません。

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