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さくらももこ展に行きました

先週、六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催されている、さくらももこ展に行ってきました。
わたしと同じくさくらももこ大好きな、大学時代のお友達と。
都内に出るのも久々、六本木なんてもう10年以上ぶり!そういえば20代前半の頃になぜか六本木のティップネスに通っていたなぁ…(ほぼ行かぬまますぐに退会)とか、昔付き合ってた人が六本木で働いてたなぁ…とか、昔のことをなんだか前世のようなはるか遠さで感じつつ六本木ヒルズへ。

展示の最初に、さくらプロの現社長さんであるさくらももこの長男さんの挨拶文があり、よくエッセイで読んでいたあの息子くんが…!と、ちょっと泣きそうになる。

展示は漫画原稿やカラーイラストの原画、エッセイの手書き原稿など、たくさん展示されていて、漫画原稿をひとつひとつ読みながら、つい吹き出したり、ちょっとほろっときたり、去来するいろんな感情を噛みしめながら見てまわりました。見ごたえあってほんっとに良かった。

見終わったらカフェでランチ。コラボメニューもどれも可愛かったです。

わたしはもう本当にさくらももこで育ってきたので、わたしの要素の大部分はさくらももこの感性で出来ている。物の感じ方とか、笑うポイントとか。
今でもわりとしょっちゅう読み返しているので、展示を見て「わー!懐かしい!」というのはそこまでなかったのだけれど、わたしの子どもが今ちょうど小学生というのもあり、子どもに重ね合わせて考えたりして、昔とはまた少し違った見方をしていることにも気づいた。たまちゃんみたいな親友に出会えたらいいね…とか。クラスに面白い男子がいると言っていたので、はまじみたいな子なのかな…?と思ったりとか。

あと、「さくら日和」を読み返したい!とすごく思った。「もものかんづめ」シリーズや「そういうふうにできている」は数年前に文庫を買い直して読み返したりしていたのだけれど、「さくら日和」はもう単行本もずいぶん前に手放してしまい、10年以上読んでいない。息子さんとのエピソードや、賀来千香子のお兄さんをさくらプロにスカウトする話などがたしか収録されていたはずで、その時に「私が死んでも遺作フェアがあります!」とお兄さんに売り込んで?いるところのイラストが展示されているのを見て、本当にそうなっちゃったよなぁ…と思いつつその話をもう一度読みたくなったのだ。あとショップで、ももこのほのぼの劇場を集めて文庫化されているのも初めて知ったので、それもほしい…!

図録も買っちゃったのだが、読みごたえたっぷりで本当に良かった。展覧会で図録買ったの初めて。

一部写真撮影OKだったところの写真と、ショップで買ったおみやげの写真を載せておきます。

最近自分の生活で色々あって落ち込んでいたんだけど、大好きな友達と大好きなさくらももこの作品を観に行けて、すごく元気が出た。しみじみとありがたかったです。

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