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【22年1月28日】ファイナンスの勉強

ボンジョルノ! メキシコ8年、ミラノ約4年のあいです。 数あるブログの中から、 私のブログへお立寄りくださりありがとうございます。
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ファイナンス、現在価値の計算


PV=(将来の価値)/(1+(割引率))^(開始年-終了年)
ディスカウントファクター
=1/(1+割引率)^(開始年-終了年)

会計の時間軸は過去と現在であるのに対し、ファイナンスの時間軸は将来です。また、目的も異なります。会計の目的は「企業の現状把握や外部報告」であるのに対し、ファイナンスの目的は「企業(ビジネス)価値の最大化」です。

ファイナンスの目的


外部からの資金調達(集める)
資金の創出(増やす)特定のプロジェクトを実施するべきか否か、またなぜか。買収を検討した際に、いくらで買うべきか。
資産の最適配分(振り分ける)
ステークホルダーとのコミュニケーション(説明する)社内や投資家の視点から金融資産に対する投資をどう行うべきか考える。

機関投資家の運用資産についてシビアに成果(株価の上昇や、配当の増加など)を求めるようになってきた。

DCF法


資産の金銭的価値を将来生み出すCFの現在価値として求める方法
-債権
-工場などの資産(将来のCFが必ずしも明示されていない)は、各年でいくらのCFを生むかを予想し、現在価値に割り引く。
-事業の価値

DCF以外の事業価格算定方法
マーケットアプローチ
市場取引の観点から企業を評価する方法のことです。この方法では、評価対象となる企業を同業界の会社や類似業種の会社と比較しながら価値を計算します。

コストアプローチ
コストアプローチは会社を清算する際に用いられます。売り手企業の事業を継続させる場合のM&Aのバリュエーションとしては、コストアプローチは不向きな手法と言えます。そのため、昨今のM&Aでは、特殊なケースを除いてコストアプローチが用いられることが少なくなってきています。

FCF


フリーキャッシュフローとは、会社が本業で稼ぎ出したお金から、事業維持のために必要な設備投資などの支出を差し引いたキャッシュフローのことをいいます。
=営業利益(正確にはEBIT)X(1-税率)+減価償却費-投資-WC(運転資本)

WC=流動資産-(有利子負債を除いた)流動負債 (例、買掛金等)

WCが増えるとFCFは減少し、WCが減るとFCFを増加する。WCは売上高に連動して大きくなるので、ベンチャー企業など毎年WCが増えていく。その増加分は何等かの形で資金確保する必要がある。事業が生み出したCFから確保しようと考えるので、FCF計算の計算式でWCをマイナスする理由。FCFがマイナスの場合は、追加借り入れ、増資を行う必要がある。

NPV

NPV(正味現在価値) = PV(現在価値) - 投資額
NPV>0なら、そのプロジェクトに投資します。また、2つの投資案件を見比べる場合は、両者のうちNPVが大きい方を選択します(NPVは大きければ大きいほど良いとされます)。

NPV=与えられたCFに対して、割引率を決めて、PVを求める
IRR=NPVが0となるような利益率を求める
IRRを使った投資判断は、
①投資のリターンを設定【ハードルレート】
②IRRが①より大きければ投資を行う。①より低ければ投資を行わない。


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