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うちの会社はChatGPT禁止?

先日、ある会合で女性社員から驚くべき社内ルールについて聞かされました。「うちの会社、チャットGPTが禁止なんです」という内容でした。この情報を聞いて、私は正直、「その会社大丈夫?」と思いました。

実際にイタリアやEU各国は、個人情報保護観点から一時的にChatGPTの使用を停止していましたし、イーロン・マスク本人も半年の使用停止を支持していました。このような事例から禁止令が出されたのかもしれませんが、それは経営者として最も避けるべき判断だと考えます。

禁止するのであれば、「ChatGPTに個人情報を入力すること」を禁止すれば十分であり、そもそもセンシティブな情報をネットで入力することは避けるべきです。しかし、偏った情報で判断してしまい、社員の新しい技術への触れる機会を奪ってしまうことは、経営者として好ましくないでしょう。

ちなみに、EU諸国は個人情報保護等の規格を用いて自らのイニシアティブを守ろうとします。例えば、SDGs、CO2削減、eスポーツなどもその対象となっています。

最近、GPT-5に関する情報が飛び交っています。「GPT-5は個人の好みに応じて映画をリアルタイムで制作できるレベル」という評価がされており、人類の未来に対する影響は計り知れません。イーロン・マスク氏もその技術の進歩に対して待ったをかけたくなるでしょう。

経営者の皆さんには、AIという技術を幸せに使う方法を学ぶことが求められます。リスキリングを通じて、新しい技術に対応し、企業を適切に運営しましょう。


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