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【改】ChatGPTってなに?

AI研究部のベスです。

\今さら人に聞けないシリーズ/

前回の記事だと分かりづらいなと読み返していて思ったので、
丸っと書きなおしました!
今回の記事の方が分かりやすく、そして理解を深められる内容になっています。

今回もIT初心者の方向けに、優しい解説となっています。


▼前回「ChatGPTってなに?」
https://note.com/ai_gpt_lab2/n/n6a3f20976459


ChatGPTってなに?

「ChatGPT」はサービス名のことです。
AIに対して人間が文章で対話できる、
ウェブ・アプリでのサービスです。
生成AI(※)があなたの問いかけに対し、その場で文章を作り出し答えてくれます。


 ※生成AI(Generative AI)とは、人工知能(AI)の一種であり、
 AIの中でも「新しいデータを生み出すことができる」AIです。
 文章、画像、音声などのさまざまなデータを
 作り出すことができます。



PC版ChatGPTの画面


提供元

「ChatGPT」と聞くと、セットで「OpenAI」も耳にすると思います。
OpenAIはChatGPTというサービスを開発・提供する組織の事で、
AIの研究と開発を進めるための非営利組織として、
2015年に設立されました。

OpenAIの誕生

OpenAIの設立は、AI技術の安全性と倫理性を確保しつつ、その恩恵を人類全体と共有することを目的としています。
設立者には、テクノロジー業界の名だたる著名人が名を連ねています。
イーロン・マスク(TeslaとSpaceXのCEO)、
サム・アルトマン(Y Combinatorの元社長)、
グレッグ・ブロックマン(OpenAIのCPO)、
イリヤ・サッツケヴァー(Google Brainの共同設立者)など

ChatGPTは、OpenAIによって開発された自然言語処理モデルです。
特にGPTシリーズを基にしています。

「GPT」とは?

GPTは「ジェネラティブ・プリトレーニド・トランスフォーマー」(Generative Pre-trained Transformer)の略です。

GPTの物語は、2018年に始まります。
これは、OpenAIという組織が初めて発表した時のことです。
GPTは人間のように文章を理解し作成できるように
コンピューターを訓練する新しい方法の一つとして登場しました。それ以来、GPTは何度かアップデートされ(GPT-2, GPT-3など)、現在はGPT-4まで進化しています。

GPT-4になると、ついに画像を作り出すことが出来るようになりました。

このGPTは「トランスフォーマー」という特別な方法を使っています。
この方法は、文章の中の言葉一つ一つがお互いにどう関係しているかをコンピューターが理解するのを助けます。
例えば、「リンゴが好きですが、バナナは嫌いです」という文章があったとき、トランスフォーマーは「リンゴ」と「好き」がどう結びついているか、そして「バナナ」と「嫌い」がどう結びついているかを理解するのです。

トランスフォーマーは、「Attention」(注意)という技術を使って、文章のどの部分に重点を置くべきかを決めます。これにより、GPTは文章をより深く理解し、より自然で人間らしい文章を生成することができます。

ChatGPTを使いたい

現在はGPT-3.5の無料版とGPT-4(GPT Plus)の有料版の二種類があります。

無料版も有料版もどちらも会員登録が必要です。
有料版は月額20ドル(執筆時日本円で約3000円)で使えます。


GPT-3.5とGPT-4の違い?

GPT-4はGPT-3.5よりもサイズが大きいと考えると分かりやすいと思います。

GPT-3.5の持つ情報は2022年までのものとなっており、
画像生成などはできません。

GPT-4は持っている情報が最新且つ、画像生成が出来ます。
そして、英語以外の言語に対しても高い理解力と生成能力となりました。

「月額3,000円かあ。」とちょっと躊躇する金額かもしれませんが、
使い方によってはChatGPTに手伝ってもらって利益を出すこともいかようにもできると思います。

最近ではChatGPTに絵本を作ってもらい、アマゾンで販売し
ランキング2位となったクリエイターもいました。
(ただし利用規約上、ChatGPTで生成したものの商用利用は不可となっているため、真似は絶対にお勧めしませんが)

頭を使って、まだ誰も手を付けたことのないビジネスを始めてみるのもよいかもしれません。


覚えておきたい「プロンプト」

さて、ChatGPTや生成AIを使うなら
「プロンプト」というワードはぜひ覚えて帰ってください。

プロンプトは生成AIにかける「お題」や「指令」のようなものです。
「呪文」と表現する方もいます。

「犬について教えて」という言葉を入力すると、それがプロンプトになり、
AIはそれに基づいて犬に関する情報を教えてくれます。

要するにプロンプトはコンピューターに何をすべきか教えるための手がかりや指示ということです。

具体的な「こんな画像が作りたい」というイメージがあれば、
ネットでプロンプトを検索すると、具体的にどんなプロンプトを入力すれば
AIにその画像を作らせることが出来るかを載せてくれているページが出てきたりします。
ぜひ探してみてください。

まとめ

AIの進化するスピードは驚異的な早さです。
ぜひ遊びからでも良いので
「呪文」をChatGPTになげかけて待ち受け画像など作ってみることから始められることをおすすめします。


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つづく


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