初めてのAIイラストならマイクロソフトの『Copilot Designer』が圧倒的におすすめ！無料で生成できる
話題のAI画像生成を使ってみたいけど､どのサービスがいいのか分からない！
って思っている人も多いと思います｡
そんな人は登録だけで使える無料の画像生成サービス【Copilot Designer】がおすすめです｡
以下『Designer』と表記します｡
Designer（イメージクリエイター）はMicrosoftが提供しているAIイラスト生成サービス｡
現在､Microsoftでは､『Designer』『Image Creator』という2つの画像生成ツールを提供しています｡
生成できる画像はほとんど同じですが､『Designer』の方が､画像のワイド比率を変更できたり､画像編集ツールも提供しているので使いやすいです｡
どちらもMicrosoftアカウントがあれば､誰でも無料で利用できます｡
スマホでもMacBookでも使えるので､Microsoftアカウントを持っていない人は登録してください｡
どんな絵が生成できる？
プロンプト(命令文)次第でどんなタイプの画像でも生成できます｡
ただし､生成できるのは
正方形(1024×1024)
縦長(1024×1792)
横長(1792×1024)
Designerで生成した画像をご紹介します｡
一部､切り抜き加工しています｡
実写っぽい画像
アニメっぽいイラスト
マンガっぽいイラスト
ドット絵
風景画
ロゴマーク
その他
子どものお絵かきのようなイラスト
モンスター
風景っぽいイラスト
他にもあらゆるスタイルの絵を生成できます｡
プロンプト次第なので､色々試してみてください｡
Designerが作れない絵
センシティブな画像は生成できない
プロンプト(命令文)によってはキワドイ絵を作ってきます｡
ただ､Designerではそういった画像を出力できないので､マイクロソフト側が止めてきます｡
暴力的な絵や､R18指定されそうな絵はブロックされ､
頻繁にその様な絵の生成を試みると､最悪の場合アカウントが停止される可能性もあります｡
一部分が白くなる
生成に成功しても､一部分が上手く生成できない事があります｡
特に輪郭線などは白飛びしやすい部分です｡
ちゃんとした絵に仕上げたい場合は手作業で加筆修正する必要があります｡
Designerで作ったイラストの権利は?商用利用できる?
Microsoftが示している使用条件です｡
日本語
Microsoft Designer の Image Creator ‐ 使用条件 (bing.com)
英文
Image Creator from Microsoft Designer - Terms of Use (bing.com)
作成した画像の著作権は?
Microsoftは、お客様がImage Creatorに提供、投稿、入力、送信したプロンプト、作成物、またはその他のコンテンツの所有権を主張しません。
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コンテンツのすべての権利 (お客様がコンテンツを提供、投稿、アップロード、入力、または提出するために必要なすべての権利を含みますが、それに限定されません) をお客様が有しているかまたは管理していることを表明し、かつ保証するものとします。
とあるので､作った画像の著作権は生成した人にあります｡
ただし､特定の作品に似せたり､
知的財産権を含む他者の法的権利を侵害する画像は生成できません｡
商用利用できる?
Googleで検索したところ､多くのサイトでは商用利用不可とされています｡
しかし､実際の規約には商用利用の記載はありません｡
ただし､以前は商用利用禁止だったので､今後も変更になる可能性があります｡
念のため､イラストを使ったグッズ販売などは控えた方が良いでしょう｡
作ってはいけない画像･やってはいけないこと
他者や自分に害を及ぼす活動:
他者を嫌がらせ、いじめ、虐待、脅迫、威嚇するようなコンテンツを作成したり共有したりすることはできません。
他者、組織、社会に害を及ぼすようなコンテンツを作成したり共有したりすることはできません。
Image Creatorに害を及ぼす活動:
ボットやスクレイピング、技術的な攻撃、過剰な使用、プロンプトに基づく悪用、その他のプラットフォーム外の乱用など、Image Creatorに害を及ぼす活動を行うことはできません。
使いすぎると使用制限がかかります｡
24時間ほど利用できなくなります｡
他者のプライバシーを侵害する活動:
他人のプライバシーを侵害する恐れのあるコンテンツ（個人情報の開示など）を作成したり共有したりすることはできません。
顔認識や本人確認を目的としてImage Creatorを利用することはできません。
他人の同意を得ずに撮影された写真、ビデオ、音声記録を使用することはできません。
不適切なコンテンツや素材の作成および共有:
アダルトコンテンツ、暴力や流血、憎悪的なコンテンツ、テロリズムや暴力的過激派のコンテンツ、暴力の美化、児童の性的搾取や虐待の素材、その他の不穏なコンテンツや攻撃的なコンテンツを作成したり共有したりすることはできません。
Designerの登録方法
まずはDesignerのサイトにアクセスします｡
スマホでも簡単に登録出来ます｡
これで生成イラストを作れます｡
プロンプトを入力する
以前は文字数制限がありましたが､現在は文字数制限なしでプロンプトを入力できます｡
目的を決める:
何を生成したいのか、明確な目的を持ちましょう。例えば、景色を描きたい、写真みたいな画像を作りたい、かわいいマンガ風イラストを作りたいなどです。
プロンプトを入力する:
AIに指示を出すために、簡潔な文章（プロンプト）を入力します。例えば、「青い空の下で花が咲いている風景を描いて」といった具体的な指示を与えます。
ただし､日本語より英語で入力した方が狙った画像を生成しやすいです｡
結果を確認する:
AIが生成したコンテンツを確認し、必要に応じて修正や再生成を行います。
練習を重ねる:
最初は思い通りの結果が出ないこともありますが、練習を重ねることで、より良いプロンプトの書き方が身につきます。
1日に生成できる回数
Designerではプロンプト入力欄のよこに15 という数字が書かれています｡
この数字は生成に成功すると1消費します｡
この数字が0になると､生成に多くの時間が必要になります｡
とはいえ､0になっても生成自体はできます｡
1日の上限はだいたい100回くらいです｡
プロンプトの具体例
プロンプトは英語でも日本語でもOKです｡
最初は日本語で生成してみるのがおすすめです｡
女の子の自撮り写真
日本人の女の子の自撮り写真
日本人の女の子の自撮り写真､ジーンズを履いている､街中にいる
｢ジーンズを履いている｣と書いても､ジャケットになってしまう｡
生成時に日本語から英語に変換されているので､ニュアンスが変わることも…
ジーンズを履いている→wearing jeans
ジーンズを着用しているとなる｡
日本人の女の子の自撮り写真､ジーンズパンツを履いている､街中にいる
ジーンズパンツと書くと､ちゃんと履いてくれます｡
日本人の女の子の自撮り写真､ジーンズパンツを履いている､街中にいる､アニメ風の絵柄
何度も生成を繰り返してなんとかまともなイラストを生成できます｡
同じプロンプトでもぜんぜん違う絵ができます｡
ガチャ感覚で何度も繰り返すのが基本です｡
確率を上げるためには英語でプロンプトを作るのがおすすめです｡
Reproduce the manga-style illustration, focusing again on the girl's face turned towards the right in a close-up portrait view. Ensure her short hair frames her contemplative expression against a backdrop that emphasizes her introspective and serene mood. The black and white manga art style, with its precise screentone shading and ink outlines, should be used to further accentuate the peaceful essence of the scene.ここまでプロンプトを英語で作り込むと､生成できる画像が安定します｡
プロンプトは､私のnoteにもたくさん書いているので参考にしてください！
まとめ
この記事ではDesignerの使い方と生成イラストの例を解説しました。
日本語でも生成できますが、英語でプロンプトを書いた方が安定した画像を生成できます｡
おすすめのプロンプトについては今後、記事として配信しています。
また､生成して欲しい画像があればリクエストを受け付けています｡
ただ､やるかどうかは気分次第なのでできなくても怒らないでください｡
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