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【AI】好き好き自己収束モデルと黄金期モデルとロングテールモデル

最近のAIモデル界隈を見ていて思った「好き好き自己収束モデル」「黄金期モデル」「ロングテールモデル」とは何か?違いなど含めて解説してみるよ。これはぼくの個人的な分類方法なのでそれをシェアするというページです。w

根底となっているのは
「画像生成AIは使うモデルの選択でその後の人生の9割が決まる(笑)」
です。

お約束事は
1. 完全エアプの妄想なので真に受けすぎないこと
2. モデルとはckpt等のことです。例:StableDiffusion, NovelAI, anythingv3, nijijourney, HolaraAI などなどたくさんあるね

ではすたーとぅるぅるぅるぅ~

好き好き自己収束モデルとは?

  1. まずは適当なモデルで好きな絵を大量に制作して、ピックアップした出力結果を元に『マイモデル(初号機)』を制作する。

  2. そのマイモデル(初号機)でまた大量に好きな絵を制作して、ピックアップした出力結果を元に『マイモデル(弐号機)』を制作する。

  3. そのマイモデル(弐号機)でまた大量に好きな絵を制作して、ピックアップした出力結果を元に『マイモデル(参号機)』を制作する。

  4. 以下繰り返し

このように、何が好きで何がそうでないかを、自分の好きを絞ってくっきりと顕在化していくことで、AIモデルにする支持を明白化していけるかもしれない。すると、最終的に自分の好きをコンパクトに圧縮した「好き好きチューン」が作れそう。それが好き好き自己収束モデルです。

黄金期モデルって何?

黄金期モデルは手元にある画像の100点以下全て切り捨てで、過去出した100点以上のものだけを学習させるモデルです。濃縮モデル。
99点とかの評価を含めると星4.9とかになって絶対に星5にならないので、
99点みたいなあと一歩画像を1枚も入れずに、星5評価をキープします。
希釈成分を一切含まない。超濃厚自分絵っセンスだけの特濃モデルが「黄金期モデル」の特徴。
または、こういう表現でもいいと思います。UR、SSR、SR、R、N(ノーマル)という5段階評価でUR(ウルトラレア)だけで学習させたモデルを黄金期モデルと呼びます。

好き好き自己収束モデルで制作する間にいろんなURが出ると思うのでそれを使います。または、AIモデル制作に寛容な方のURをピックアップして含めさせてもらったり、ウェブスクレイピングしてこれはURだなと感じる画像を含めてもいいです。ウェブスクレイピングの意図と目的を知らないならよく勉強して、使用できるUR画像を増やしてどこにもないユニークな黄金期モデルを制作しましょう。

ロングテールモデルって何?

ロングテールというのはマーケティング用語です。詳しくはググってください。ヒット商品以外も実は長ーい尻尾のように様々な商品とかサービスがあるよ。ということで、その概念を受け継ぎ、自分が好きだと思っているもの以外にも世界には素晴らしい物がまだまだたっくさんあるよね、ということを示すモデルのことです。
三軒隣のおばあさんが片手間に書いたようなイラストでも味わいがあっていいね、と思うのであれば、ネット上にUPされていないものでも普通にいいものはたくさんあると思います。それを疑似的に再現します。要は、↑2つのモデルだと自分の好きを知っている範囲で「洗練」させて「極大化」させているのに対して、まだ知らない潜在的な自分が好きなものを見つけられるようにしたいということです。どうやるかはなぞ。

自己増殖系モデル

好き好き自己収束モデルの変化として、自己増殖系モデルというのもあります。簡単に言うと、4~5枚の元画像を学習させたモデルを作ってそれを回していいのが出たら初めの4~5枚にどんどん付け足していくということです。数枚づつでも元画像に似たクオリティーの画像を継ぎ足していきつつ、それで毎日モデルを更新していき、i2iなども駆使してとにかく元画像の補完やバリエーションみたいな画像を増やす、それが自己増殖系モデルです。
好き好き自己収束モデルとの違いは1枚からスタートするって言うところがみそです。1枚をちょっとずつ違う2枚に2枚をちょっとずつ違う4枚にします。まるでアニメーションのようです。ある1枚の元画像の潜在空間上の近似を引き出し置き換えます。

Multi-Concept Customization of Text-to-Image Diffusion

上ツイートにある昨今発表されたカスタマイズモデル制作方法は既存のドリームブースの上位みたいな感じがあるんだけど、それは4枚ぐらいからできるみたいですね。

やりようによっては50セントでできるみたいです。


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