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噛みつかれる日々

ネコを飼い始めて早一年。ほぼ毎日噛みつかれています。
どうしたら噛まれずに済むのか、思い悩み、試行錯誤の日々の記録。


2020年8月、ずっと飼いたいと思っていた猫を迎えることができました。
黒猫のメスが希望でしたが、縁あって保護猫の白いオスの子猫を引き取ることに…

手続きを終えて、預かりボランティアの方と雑談していると「この子、本気で噛みついてきたんですよ。他の兄弟はそんなことなかったんですけど」と。
飼い始めて半月ぐらいは全然良い子でしたが…

じゃれて遊んでいると、狩りのごとく飛びついて噛みつかれました。蹴りぐるみにするようにキック付きで。

子猫でも痛いものは痛い。
事あるごとに、遊び感覚で噛みついている感じ。

いろいろ調べたり考えたりして、対策することにしました。

大きな音を出してびっくりさせる

噛んだ瞬間に大きな音を聞かせて、噛んだら嫌なことが起きる、と学習させる方法。
空き缶にコインなどを入れてガシャガシャいわせてみたら、驚いて走って逃げました。
作戦成功!と思いきや、この方法は猫に気づかれずに大きな音を出さなければいけないという欠点が。
四六時中家族に協力してもらえる訳ではなく、うちの子は学習できませんでした。

噛まれたら痛いと学ばせる

かなり抵抗がありましたが、母猫のような気持ちで甘噛みしてみました。
痛いことはわかったようでしたが、学習するまで噛むことが出来ず…これも失敗。

柑橘系の躾スプレーを使う

これを試す頃にはレースカーテンに登ることも覚えて、カーテンがボロボロに。
カーテンにシュッ、手や足にシュッシュッ。
嫌な香りのようで(レモンの爽やかな香り)、香りがしているうちは寄り付きませんが、香りが飛んでしまうとダメでした。
あと、このスプレー、とっても苦いんです。
うっかりスプレーのついた指で食べ物を食べたら…
よーく洗い流さないと、ご注意を。

ストレスを溜めないように、しっかり遊んでおもちゃを与える

猫じゃらしやボール遊びで飛んだり跳ねたり、一緒に走り回り、噛みつかれそうになったら蹴りぐるみを与えてみました。
が、やっぱり噛むのは止められません。

歯が生え変わると噛まなくなる

もしかしたら乳歯から生え変わると噛まなくなるかも、と獣医師から言われて期待してみましたが、残念。


「痛い」と言って通じる訳もなく、無視してその場を離れてみてもダメ。
万策尽きて思ったこと。

これがこの子の個性なんだから、仕方ない

そう諦めることが肝心でした。
いつも甘噛みからの、なんか気分が盛り上がっての本気噛みなので、悪気がある訳ではないんです。
構って欲しいのに構ってくれないから(私にも家事をしたり、睡眠は必要なので勘弁して欲しいのですが)。

愛猫の噛み癖を直したい方に

対策方法はいろいろあり、効果もそれぞれだと思います。
とにかく試して、ダメなら早々に諦める!
噛みつく兆候がわかってくると、逃げるなりなんなりして回避できるようになります。
大体噛みついてくる場所は、手や腕、足。それも肌の露出してるところなので、長袖やソックス、なんなら布団を頭から被ると噛まれません(笑)。

健闘を祈ってます。

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