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模倣の重要性

こんにちは、アイです。

現在、ロンドンは15:38pmです。ロンドンは冬に向かって全力で寒くなっています。平均13℃といったところでしょうか。いよいよ修士も2年目に入り、残り8ヶ月弱で卒業研究及び制作を終えます。

修了に向けて加速し始めていますが、最終的に何をアウトプットとして公開するべきか非常に苦戦しています。過去の振り返りも含めてここに記録しておこうと思います。

自分で研究及び制作テーマを見つけて、問題を解かないといけない。けれど、なかなかアイデアが出てこない。調べれば調べるほど、参考に読んだ論文に引きずられるので、新しいアイデアが出ない。完全にオリジナルなものを見つけるにはどうしたら良いのかというのが、すごく苦しんでいます。

模倣の重要さ

しかし、そこで気がついたことがあります。私の一個の脳みそで考えていることは誰かが必ず思いついていて、すでに挑戦しています。まずはその人の模倣をすることが重要だと気がつきました。

過去を振り返ると、会社員時代、特許出願のタネを見つける際に悩んでいた時も、まずは似たような特許がないかを調べていました。

日本にいた際の修士課程時代では、誰かが仮説を立てて検証しそれを論文に出していたものを追試することから自分の研究をスタートさせていました。

今回も、過去の方法を真似れば良いことに気がつきました。過去に作成したマインドマップをまず振り返ります。

そこから自分にとって重要なキーワードに星印をつけます。3つまで絞れたら、それを検索にかけます。

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そこでなるべく最新のデータや論文、制作物を見つけるようにします。これ面白そう!と思ったものを真似てみます。実際に真似てみると、「あれ、これってここを変えるともっと面白くなるんじゃないか?」と気がつくことがあるはずです。それを自分の問いに置き換えれば良いと私は仮説を立てました。

また、それを整理する際も、「砂時計式」を頭に入れています。これは、砂時計の形のようにまずは広い発想からストーリーを考えていくところからスタートします。そこから自分の着眼点に向けてストーリーを絞っていきます。絞って中核のストーリーを作り上げたら、また最後は応用に向けて話を広げていく方式です。学部時代に講義で教わった考え方です。ここでも活きています。

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問いを立てるということ

上記を繰り返していくと、

大事なことは「本当に自分が知りたいことは何か」だと最終的に気がつきました。

私は、考えがあちこちに飛ぶ癖があるせいか、次々といろんな角度から疑問が湧いてきます。しかし、そこでよく言われることは「基本問題を考えなさい」ということでした。自分にとって何が基本的な問題なのか、研究者にとって何が知りたいのか、何が問題なのか...。そう考えていたら私は「人間とは何か」「自分とは何か」ということに辿り着きました。人間は、私にとって一番知りたくて知ることができない存在です。

もがきながらも、修了に向けて頑張ります。

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