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イマここに生きる!オーガニックオーダーの旅、暦のお話〈「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」〉

2021年1月25日~29日

七十二候 第七十一候 大寒 次候 「水沢腹堅(さわみずこおりつめる)」

沢に氷が厚く張りつめる、という意です。

大寒も次候にすすみ、いよいよ寒さが厳しくなります。

沢を流れる水さえも凍り、沢に堅い氷が厚くはるという解釈で、それほどの寒い時期であることを表しているといいことですね。


実際、首都圏でも積雪の注意なども配信されました。

かといえば、静岡県平野部では4月上旬のような気温に。

大気の不安定さがどのように出るのか、気象庁でも読みにくい状況のようで、各々、ニュース等で情報収集しながら注意して過ごすほうが良いようです。

感染症対策も気を緩めることはできませんが、日常の基本の体調マネージメントにもしっかりと気を配っていきたいものですね。

寒い時は寒いなりの楽しみを是非味わって、活き活きといのちを磨いていけると良いですね。


風情を感じる季語

『懸想文 けそうぶみ』という季語が今の時期にあるそうです。
『懸想文 けそうぶみ』とは、江戸時代、お正月に、京都の町などで「懸想文売り」が売り歩いたお札なのだそうです。

恋文に似せて、縁起を祝う文章が書いてあったとのこと。

明治以降すたれてしまったそうですが、現在でも京都・須賀神社の節分祭には懸想文売りが現れ、授与を行っているのだそうです。

なんとも味わい深い文化なので、残っていってほしいものです。

AHSHの季節イベントで出そうかな?


大地の恵み、旬のいただきもの

寒いからこそ美味しいという食物、ちゃんとあるのでしみじみ感心してしまいます。

こどもの頃はただただ楽しくおいしく旬を喜び頂きましたが、年を重ねるごとに奇跡のことばが紐解かれていくようで、本当に感動が増してばかりです。

この時期の旬のひとつといえば『ぶり』。

寒大根とほっこり炊いたぶり大根なんてもう最高ですね♪

ぶりは成長段階に合わせ、名前が変わります。

こういったお魚は「出世魚」と言われ、ぶりはその代表。

お魚の冬の味覚の代表でもあり、「かんぱち」や「ひらまさ」などの寒い時期においしい魚もぶりの仲間です。

遥か遠くの寒い寒い海の中にいたひとつのいきものが、こうしてわたしたちの食卓にきてくれること、動いているうちには目にすることもなかったような土中の野菜と一緒にいまこうして在るのです。幾重もの奇跡、驚きを感じずにはいられません。

頂いたいのちを活動に乗せ、巡らせて感謝をあらわしていければと思います。


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☆今年実感したのは、この大寒の時期は確定申告の準備をする方が多いということ。ここでぐっと集中して、節分で大祓、すっきりと新年をお迎えできたら最高ですね。

無理は禁物ですが、わたしも締め切りラッシュ中、無理をし過ぎず、目標をしっかりイメージしながらがんばっていきましょう✨

『透明な栄養』をテーマに有形無形の造形活動をしています。ホリスティック~全体観~という捉え方を活動の基盤にしています。この捉え方は、いのちの息苦しさが紐解かれたり、改善される可能性をかんじます。noteでは日々の思考研究も兼ねて、この考えをもとに書いたものをシェアしています。