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剣盾 冠環境ペリグドラ軸雨パS20まで総括

あひるぽけです。冠環境18〜20Sでペリッパー・キングドラ・ジバコイル・ドサイドン・テッカグヤ・アーゴヨンの組み合わせの雨パでランクマッチを潜っていました。キングドラを使い始めたのがS8。いろんなパーティに浮気しながらS18S19では3桁順位、S20は3桁順位・・・ギリギリ取れなかったですが(最終3桁いったと思って潜るのやめてました。レート1足らず。)、冠環境終了の区切りとして今回の構築の総まとめをします。

個体紹介は前回の記事からドサイドンのステルスロック→冷凍パンチとテッカグヤの努力値配分変更(耐久に厚く)しただけなので簡潔に。現在は改善点も見つかり型を変えてるポケモンもいるのでもしマッチングしても参考程度に。

個体紹介
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個体コンセプト:サイクルを回す雨パとその裏構築。各自耐久ポケモンに何かしら一矢報いることのできる技構成。

ペリッパー@湿った岩 あめふらし
図太い 167(252)-×-167(252)-115(0)-90(0)-85(4)
熱湯 羽休め とんぼがえり はたき落とす

キングドラ@命の珠 すいすい
ひかえめ 152(12)-104(4)-115-161(252)-116(4)-135(236)
ハイドロポンプ 流星群 クリアスモッグ クイックターン

ジバコイル@突撃チョッキ アナライズ
ひかえめ 177(252)-81-135-187(160)-117(52)-86(44)
かみなり ラスターカノン ボルトチェンジ ボディプレス

ドサイドン@じゃくてんほけん ハードロック
いじっぱり 221(244)-178(12)-150-67-107(252)-60
ロックブラスト 地震 冷凍パンチ 剣の舞
→ガブリアス、ランドロスに勝ちたいので冷凍パンチ

テッカグヤ@食べ残し ビーストブースト
ずぶとい 204(252)-108-162(196)-127-122(4)-88(52)
エアスラッシュ やどりぎのタネ 身代わり 守る
→最終日までボディパージ+パワフルハーブ型で使っていましたが、HBの方が安定して勝てた。

アーゴヨン @脱出パック ビーストブースト
おくびょう 148-83-93-179(252)-94(4)-190(252)
流星群 ヘドロウェーブ だいもんじ どくどく
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構築経緯
目標:半分くらいは雨パを選出でき3桁相手にも勝てる構築。

①耐性(弱点少)、技範囲(水・龍)、すいすい時Sプラス1最速サンダーも抜ける素早さから雨エースとして扱いやすいキングドラを採用。

②キングドラの弱点のフリドラ・フェアリー技・ドラゴン技が半減、環境トップサンダーの電気技・飛行技も半減以下、雨下では炎技も実質等倍、ボルチェンでの対面操作を評価してジバコイルを採用。

③雨降し要因にはジバコイルの弱点である地面技が無効で、格闘技も半減できるペリッパーを採用。物理のクッションになって欲しいのでHB。表構築のペリグドラジバコが完成

④ここまでサンダーにダイマなしでまともに対面勝てるのがキングドラのみだった。また、猛威を振るっているカイリューに明確に有利なポケモンもいなかった。そこでサンダー、カイリューに強いポケモンを探していたところHD弱保ドサイドンを見つけ採用。

⑤次に裏エース。キングドラが苦手なナットレイ・カプレヒレ、構築単位で出て来やすい水ロトム・霊獣ボルトに強く出れるポケモンを探したところタイプ相性的にアーゴヨンが良いのではと採用。カイリューなどのドラゴン対面で流星群うち逃げ、サイクル戦もできるようにするため脱出パックを持たせた

⑥裏構築のジバコ・ドサイ・アーゴヨンでは地面(ランド・ドリュウズ・ガブリアス)やカミツルギが重かった。特殊技で攻撃でき、タイプの耐性が上記に強く、耐久値もある物理受けとしてテッカグヤを採用。構築完成。

表:ペリッパー・キングドラ・ジバコイルorドサイドン
裏:アーゴヨン ・テッカグヤ(たまにペリッパー)・ドサイドンorジバコイル


基本選出と立ち回り
ペリッパー・キングドラ・ジバコイル(ドサイドン) 
選出基準
・通常の対面構築・サイクル構築に対して、①水受け枠いない時、②ジバコイルのクッションとしての仕事量も考慮して水受け枠がジバコイル/キングドラで突破可能な時には表構築を選出。
・ヒードラン入りにはほぼ100%表構築を選出。蜻蛉+ダイドラグーンで落とせないカイリュー入りに対しては相手の型依存が発生するので裏構築を優先。
・ドサイドンを選出する場面は、相手のボルチェンからの不利展開を考慮した時、電気枠が物理ポケモン(化身ボルト・パッチラゴン)の時。その他、レジエレキへの警戒、カイリュー入りに雨パを選出する時、特殊受け時の不意の地面技を考慮する時、ラッキーハピナスなど物理の積みポケモンがいないと突破が厳しいポケモンがいる時など。

基本的な立ち回り
・初手にペリッパーを投げて、物理であればペリッパーの後攻蜻蛉(ウーラオス・ランド・ノラゴンなど)、特殊であれチョッキジバコイルに交代(サンダー・レヒレ・カプコケコ など)からのボルチェン、素交代でキングドラを場に出す。そこから、グドラでわちゃわちゃする。
・相手が受けポケモン(ポリ2など)から来た場合や壁を張っていた場合。この場合は2匹で盤面を整えてからキングドラを降臨させることが多い。

アーゴヨン ・テッカグヤ・ドサイドンorジバコイルの場合

選出基準

・上記の表選出が厳しい時に裏構築を選出する。
・ドサイドンorジバコイルの選出に関して、ポリ2/レヒレ/ウツロを重く見る場合はジバコ、サンダー/カイリューを重く見る場合はドサイドン。

基本的な立ち回り
・基本的に初手にアーゴヨンを投げて、流星群からの脱出パックで脱出する。ただし、有利対面であれば普通に攻撃、受けが出てきそうであればどくどくすることも。引き先がいない時は初手ダイマも。その後、3匹でサイクルして展開する。

(多分)1回も勝てなかったポケモンたち
特殊フェローチェ・地面技持ちラプラス・地面技持ちスカーフサザンドラ・ヒードラン+HDナットレイ(HBには勝った)

その他重かったポケモン
初手竜舞ドラパ
貯水ゲロゲ:なんとか勝ちました。
催眠Aキュウ ゲンガー:うんげ
ラッキー ハピナス:ダイマ切らないと厳しい。TOD視野。
壁プラス積み
テッカグヤ:型が読めない。
ラプラス:弱保・・・・・
思い出したら追加する

S20感想
S20は①カバウツロサンダーナットの組み合わせが流行った関係で苦手なHD?ナットレイが多く雨構築が出しにくい、②ラプラスやテッカグヤのダイアースが不意に飛んできてジバコが速攻で落とされる③裏構築で気づいたらラストミミッキュに積まされる(対策でHBカグヤに変更)などで結構苦戦しました。このペリグドラ構築を使う上でダイマックスを切るタイミングが非常に重要になります。特に戦闘前半でしばしば発生するキングドラ対サンダー。ある程度割り切りも必要ですがその辺りの戦局をうまくコントロールできる立ち回りやパーティができれば2桁順位近くまでいけるのかなと思いました。次回以降はこのあたりを改善したパーティで潜ろうと思います。

ポケモンオンライン対戦はBW(少し)、剣盾発売数ヶ月前のUSUM、剣盾と経験してきましたが、ダイマックスシステムのおかげで雨パはUSUMより立ち周りやすく、プレイしていて楽しかったです。ダイマックスは一旦終了しますが、来月以降ガチで潜るかは今後考えるとして・・・また、どこかで参戦していきたいと思います!流石にポケモンか技追加してゲーフリさん。

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