水中遊泳、水浸し、イースタンユース!

2011/09/11(日) 15:43:56

アラバキのことをまとめたい、と思いつつ
ブログばなれのせいか、ぜんぜんまとめられないまま日々が過ぎ、
今度は記憶がもたないのでは、と焦ります。
昔はだらだらたくさん書いていたのにな。

イースタンユースは一日目。
午後2半。きっちり観ようと早めにスタンバイ。
空がきれいだった。東北の夏の空。
朝から予定をこなすのに一生懸命で、
なんとなく、風景と気持ちがふっと落ち着いた気がした。

ひさびさに観たイースタンユース。
屋外で観るのははじめて。
じつはイースタンユースは屋外向きなんだと実感。
渋谷のクアトロで観ることがほとんどで、最近ではO-EASTもか。
音の洪水がシェルターみたくなって 、
ぐわぐわと見えないドーム型の屋根に包まれていく。
からだ全部に音符がはりついて、洗われていく感じ。
それが、屋外になると、空はどこまでも高く
だからといって音が吸い込まれていくわけじゃない。
深い深いプールで全身をのばして泳いでいく感覚だった。
音の波にまかせてひたすらどこまでも泳いでいける。
背筋も何もかも手放しで伸びきれそうだった。
実際のわたしは、へぼいねんざあしでジャンプもままならなかったけど。

全曲涙がどばっと出て飛んでいった。
わたしの今回の号泣スポットは
街はふるさと、夏の日の午後、夜明けの歌でありました。
気持ちよかったなーーー。ひたすら。
ズンと響きながらも壮快で爽快!
はじまる前の空と終わったあとの風。
最高だった。

じつは最近、吉野さんの顔を見ると、いろんな意味で
いろんな人が「生きててよかったなあ」と思ってしまっていたのだが、
今回のライブを観てそういう意味合いが別のステージに行った。
生き死にに対する本気にセンチメンタルな思いなど
持ち込んではいけないのだ。

最後のMCは反則。かっこよすぎた。
で、また号泣。

もう、このままふらっと帰ってもいいくらいだった。
お守りがまたひとつ増えた。

追伸

この年のアラバキロックフェスは震災のため夏に開催されました。

中止にしなかったのがまず何よりかっこいいし、希望でした。

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