gnb

2013/04/03(水) 10:39:43

今朝電車の中で、いつぶりかわからないひさびさに「東京」を聴いた。
わたしの「東京」はサニーディでもくるりでもない。銀杏BOYZだ。いずれも名曲だが!

2006年7月の名古屋クラブクアトロで1曲目だった「東京」
ずっとずっと出せなかった涙が全部一気に吹き出したことがあった。
その頃、わたしの泣く場所は他になかった。
それはたぶん東京でない他の曲でもよかったのかもしれない。
でも、その日はなぜか「東京」で、私はこの頃、東京近郊で見れるライブはほぼ全部見ていたが、後にも先にもが1曲目にきたことはこの時だけ。
だからわたしはいやでもこの曲でこの名古屋のことを思い出す。
だからあまり聴かないのだ。
この夜の抱えきれない思いは、涙の理由は、このときの旅の友Pちゃんのみぞ知る。
いや、深層までは知る由もないのだが。
とにかく、打ちのめされていたのだ。人生の中で一番。

銀杏BOYZとは2005年の秋、エンケン祭りで衝撃の出会いから
1日たりともいつも隣にいて心から離れたことはない。
肌からからだに染み込んでしまって溶けてしまったのがわたしにとっての銀杏BOYZだ。
わたしはここ何年か、時々、ライブハウスのステージで峯田くんの幻を観る。
渋谷のクアトロで、AXで、新木場で、新宿ロフトで、下北沢で、日比谷野音で。
そして、実際は見ていないけど荒吐のステージで。そしてその度に復活を描いて祈る。

2008年の荒吐がフェスでは最後。そのあとザンジバル。2011年の東北限定ツアー。
その後、ライブは一切無い。バンドとしてはボーイズオンザラン以降音源もない。
わたしがみたワンマンはラママが最後かな。
あのライブがうまくいかなかったら、あびちゃんが脱退していたかもしれないライブだ。
でも、今もメンバー全員生きている。解散はしないと思う。
するのならもうとっくにしている。もしかのもしかで、再び目にするときが
「解散ツアー」なるものなる可能性はまったくないとは言わないが。

峯田くんは、まずフルセカンドアルバム2枚、そしてワンマンツアー
それが叶ったらフェスにも出る、と言っていた。
もちろん、それは夢のようなすてきな話。
だけど、本当はともに駆け抜けるのに新作なんていらないのだ。
あの2005年のデビューアルバムが2枚あれば。

だからいつか。また。ライブで。
そして、そのライブは、
峯田くんを筆頭にステージも客席も全員が大号泣になること間違いないライブでになるだろう。
ただ、会えた喜びだけで大号泣。あのいつも最前にいるキューピー人形みたいな大柄の男子も泣くだろう。

って、話はだいぶそれたけど
今日、東京のことを書きたかったのは、今日は心地よく曲を最後まで聴けたったことだ。
それがうれしかった。背筋が伸びた。再生だ。

いつだって同じ気持ちで。
君と僕は一生の友達なのさ〜。


追伸
わたしは峯田くんのルックスにはそんなに興味がない。
好きなタイプじゃない。
だからなんでこんなにもひかれるんだろうとずっと思っていた。
目が離せないから。
それは放出するエネルギーのせいだと思う。

誰かの感想。
「メンバー4人がメ一杯のテンションで、唄って弾いて、叫んで、走り回ってる。
もうちょっと落ち着いて演奏してくれた方が聞きやすいとか、ウマくやれるとか、
そんな声はきっとあるだろと思うけど、
あの異常なテンションで走り抜ける事に意味があるんだと思う。
野球のピッチャーが「全力で投げるより、八割の力で投げるほうが早いタマが投げられる」
って言ってるのを何回かテレビで見た。きっと、そうなんだろうなと思う。
でも、銀杏は全身使って全力で、必要以上に力込めて、そして誰より早いタマ投げようとしてるんだと思う。
早いタマですらなくてよくて、誰も見たことないタマを投げるんだと思う。」

2008/
http://d.hatena.ne.jp/daimas/20080426/p1
http://pixyten.exblog.jp/7056174


今度は、清志郎のことを書いてみよう。

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