便秘とOPPを繰り返すおばちゃんが初めて大腸内視鏡検査受けました

私はお腹弱い民でして。
弱いくせに便秘気味でもあり、とにかくお通じが安定しない。これは高校生くらいからずっと。


だんだん歳をとり、健康診断でも「大腸がん検診」というのを見かける度、気にはなっているけどこれだけ不安定なお通じ状態なので異常が見つかったら怖いし、そもそも検便の日にちゃんとお通じがくると思えなかったのでずっと見て見ぬふりをしてきましたが、今年4月くらいからやたらとお腹の不調が続き、ついに覚悟を決めて大腸内視鏡検査を受けることにしました。

以下、検査の内容とか流れとか。

検査前日の朝は消化の良いものということでうどん(具なし)と豆腐(薬味なし)、昼と夜は病院からの検査食。お粥とおかず一品。水分をなるべくとっておいてとのことなので水と麦茶をガブガブ飲む。
午後8時に下剤を入れて水を飲んで、お腹減る前にさっさと就寝。

検査当日の朝、7時から腸管洗浄剤飲み始め。2リットルあるのをコップ1杯180ccくらい入れて、それを10分くらいかけて飲む。飲んだ洗浄剤の半分くらい水分もとる、をひたすら繰り返す。飲んだ時間と排便の時間・状態を記録しないといけない。最終的に透明な排泄液になればOK。

…飲むのがつらい。とにかくつらい。


味はしょっぱい感じ。最初は「いけるやん」と思ったけど1杯も飲まないうちに「厳しい…」と挫折しかける。最初の1杯では私はお通じが来なかったので心配になった。ひたすら洗浄剤を飲む、水分をとる、を繰り返すと、お腹痛いとか前触れなく突然もよおす。

そういうのが多分10回くらいあって、お昼12時前くらいには排泄液もやや透明に。13時までに病院に行かねばならなかったので突然もよおすことへの不安を感じつつ徒歩で病院へ。鎮静剤を使うからということで車や自転車での来院はダメとのこと。

病院に着いたら受付をして、病院まで歩いてる途中ちょっと危ない気配を感じたのですぐトイレへ。透明だったはずの排泄液がまた濁っていたので看護師さんに相談。検査までにまた出たらトイレの呼び出しボタン押して見せてくれと言われたので、その後もう1回トイレ行った時に呼び出しボタンを押して排泄液を看護師さんに確認してもらう。そう言えば出産後に看護師さんと一緒にトイレに行き、看護師さんの持つビーカーに用を足したなあと約11年前を思い出す。排泄液は多分大丈夫とのこと。その後、問診で色々質問とかあって、検査着にお着替え。尻に穴が開いてるでっかい不織布のパンツを渡される。

予約制なのでさほど待ち時間もなく呼ばれ、内視鏡室に入り横になったら、左手で血圧と酸素濃度と脈拍をはかり、右手に鎮静剤と痛み止めと腸の活動をおさえる薬を注入される。

左側を向いて横になってる状態で内視鏡検査開始。異物が侵入してくる気持ち悪さと、まだ腸内に残ってるものがありそうでちょっともよおしそうな感じがしたが、看護師さんから「残ってる液は吸い取りながら診ますので」という風に聞こえた。違うかも。

一瞬「うっ…」ってなることが数回あったけど、吸い取られたからなのか、スーッとおさまり、結果的には粗相なく無事だった。よかった。人としての何かを失うところだった。

横になりながらモニターで自分の腸内が見えたけど、案外綺麗なもんだなと思った(自画自賛)。場所によっては「うっ」じゃなくて「うぐぐっ」て場所もあって、なんかこれ陣痛でいきむの我慢してた時に似てるなと思ったり。陣痛のが100倍痛かったけど。
左側向いてたのを仰向けになってと言われてからがちょっと「うっ」の率があがった。左側向いてる方がラクだった。

そんなこんなで検査無事終了。寝かされたまま鎮静剤使ってるので安静室へ移動。30分後、注射を抜いてもらって、大丈夫そうか聞かれ、大丈夫だったので着替えて待合室に。しばらくして先生からのお話。結果は異常なし。

異常もなかったということで今日はこれで終わりですと言われ、会計して、大丈夫そうだったからそのまま買い物して帰宅。帰宅してやっとごはん。心待ちにしていたお粥じゃないごはんっ!!

そんな流れの大腸内視鏡検査。13時前に病院に到着し、終わったのは15時頃だった。

異常なかったのはよかったけど、「じゃあ、私のこのお腹の不調はなんなんだ?」という謎だけが残る。
多分過敏性腸症候群なのかなあ、という、感じ…なのか…?

何はともあれ、一番心配だった大腸が異常なくてよかった。
腸内環境改善に努めます。

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