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子育てと足

■ 足指が変形している子どもが増えている。
■ 運動ができない理由は運動神経の良し悪しではないかもしれない。

・ジャンプをすると膝が伸びたまま着地する。
・行進すると手と足が同時に出てくる。
・かかとをつけたまましゃがむことができず、後ろにひっくり返ってしまう。


 こんな子どもが増えていて保育園・小学校の先生が頭を抱えています。これは運動神経の悪さが原因ではなく、足のバランスが崩れていることも関係しています。
 足には3つのアーチがあり、三脚カメラのように3点でバランスをとっています。そのバランスが崩れたままで生活していると、不安定な状態で立っていることと同じなので、非常に疲れやすくなります。子どもが運動中に足が攣るのは靴の履き方にも原因があると思われます。
 乳児のうちから靴下を履かせることによって親指が使われず、不自然なハイハイをする赤ちゃんが増えています。


 足指の変形を予防するためには正しい靴を選ぶことが大切です。
~子どもの靴選びのポイント~
①サイズ表記よりも取り出した中敷きに合わせてサイズを
確認する。
②立った状態で中敷きに足を乗せる。
③中敷きに足が全て収まり、足指先に1センチのゆとりが
必要。
④折り返しの面ファスナーが2カ所以上ついている靴が
ベスト。


 子どもの成長痛といわれるもの、大人の膝痛・腰痛・肩こりなどは足指の変形からくる体の歪みが原因の一つとなっています。自分に合った靴で元気に生活していきたいと私は思います。

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