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子育てと喜「怒」哀楽

我が家の子育ての話
子どもたちが度々言われることがあって(笑)「お母さんは何をやっていらっしゃる方なの?」子どもたちの背後に見える私が気になる方が結構な確率でいらっしゃいます。
特別な教育をして育てたわけではありません。ただ、娘に言われたのは
「子どもに構うだけが子育てじゃないよね」それに尽きると思います。私の中では褒める・叱る・怒る・喜ぶ・悲しむ・躾けるなどはすべて同じレベルの子育てでこれが良いとか悪いとかではなく、このような関わり方だけでは足りないと思って子どもと関わってきました。
じゃぁ、なんやねん💦💦という事ですが
<<黙って見守る>>
これも子育てで必要な要素だと思うのです。あと
<<タイミング>>
関わるにしても見守るにしてもタイミングがずれていると無効若しくはマイナス。いずれか一方でも上手くいかない、食も子育てもバランスが大事ってことです。そのバランスは決してマニュアル化できないのです。その親その子ども(一人ひとり違う)にとって最適バランスがあるわけで私は毎日3人の子どもと向き合いながら試行錯誤しているのです。
子どもたちは私の背中を見て育っています故に子育てには関わることと見守ることのバランスが大事だと分かっていて反省からは何も生まれないことも知っています。今、子どもたちを話をしていると私の子育て20年間の通知表をもらっている感じです。子どもたちとの関わりはまだ続きます。関りが持てることにまず感謝しこれからも子どもたちと共に成長し、歩んでいきたいと思います。

人生には喜怒哀楽はつきもので喜怒哀楽が無い生活を選ぶこともできますがほとんどの場合それはとても難しいです。人は特に「怒」「哀」にフォーカスしてその感情に振り回されてしまうのでその時の感情はよく覚えていることでしょう。ただ、面白いのは子育てにおいて時に「喜」と「楽」が今まで溜まった「怒」「哀」を一蹴してしまう瞬間があるという事です。今までの苦労が報われたってヤツです。不思議なことに「怒」「哀」が「喜」と「楽」を味わうスパイスのような役割をするようにさえなるのです。

例えば・・・出産
あの痛みや苦しみってずっと覚えていますか?発した言葉や会話は記憶にあったりします(笑)助産師さんにお医者さんが来るまであとちょっと我慢してって言われたときに「無理です」って言ったことや、お医者さんが「あ~、間に合わなかった(笑)元気な女の子だね~」って言ったこととか・・・。あとは初めて子どもが目の前に来た瞬間に感じとことは忘れられません。でも陣痛って痛みは覚えてませんたぶん覚えていたら二人目三人目は産めません。

子どもが親である私たちのやって欲しくなかったことをした時に私たちは基本「怒」怒ります。なぜなら私たち大人には子どもの将来への責任や社会からどう見られるのか?という感覚があるからです。叱ると怒るは違うと言われますが今回は置いておいて今日は一括りに「注意する」という言葉に置き換えておきましょう。注意する時はその場で言わないと伝わりません。
後日
「そういえばあの時さぁ~」と言っても
今を生きている子どもたちには
「は?何のこと?」となるだけです。
なので「注意する」ならその時にすぐできなかったら今回は「注意する」を諦めます。これが大前提。
時に「注意する」選択よりも大切にしないといけないものが同時に回ってきたりします(笑)そう、人生そんなにきっちりはっきり分かれてない✨
例えば・・・
子どもがお手伝いしてお皿を洗ってくれた時
慣れていない子は床が水浸し洗剤を大量に使い泡だらけ、水が出しっぱなしなんて悲劇も💦💦そこで私たち大人は何に優先順位をつけて子どもに投げかけますか?
私はその時その瞬間、二度と味わえない経験や誰かの役に立とうと行動した事に重きを置きます。なのでお皿を洗ってくれたことだけを喜びます。失敗はするものです。
誇らしげに「洗ったよ」と言われてみると裏が泡だらけ黙ってこそっと洗い直し。(年齢や経験値によって対応もかわります)
これが命に関わったり、他人を傷つけるようなことだったら
「注意する」が最優先になるでしょう。
この区別ができないと私たちは子どもに反省だけさせます。反省だけなら猿でもできるのに・・・💦💦目先のことだけ見ていると区別ができないけれど、もう少し先のことが見えるようになると「怒」ではなく「叱」になるだろうし、そのタイミングの選択もできるようになるはずです。

子育ては人材育成

子どもにやみくもに感情をぶつけると
やみくもに感情をぶつける事しかできない大人に育ちます
もちろんそうやって育ってくれればいいと考える方は感情を優先して関われば良いしそうではなく、いろいろな状況判断ができる大人に育って欲しいと願うのならば感情を上手にコントロールして関われば良いのだと思います。

子どもは鏡です💖

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