Google Photoが有料になるらしい
スマホで撮った写真は、そのままGoogle Driveに保存という方、多いのではないでしょうか。
Google Driveならば、多少画像が圧縮される(画素数が低くされてしまう)ものの、無料でありながら容量無制限で保存できるというありがたいサービスが提供されていります。
このサービスで一番恩恵を受けるのは動画です。
動画は1本あたりの保存容量が非常に大きい。
スマホの中に入れっぱなしにしておくと、それだけで容量を圧迫し「保存領域が不足しています」というメッセージに遭遇しかねません。
それを避けるために動画は、速やかにスマホ以外の場所に保存するのが賢明です。
PCや外付けHDD(SSD)に保存するということも考えられますが、それも有限なのと、一番恐ろしいのはHDDが壊れてデータが読み出せなること。
RAIDで冗長化するということも考えられますが、地震や火事でディスク自体が物理的に損傷してしまったらRAIDも無力です。
それを考えるとやはり選択肢はクラウドに保存ということになります。
とは言えクラウドの領域も有限なところが多く、動画を数本保存するといっぱいになってしまうこともあります。
その心配がなかったのがGoogle Photoだったのです。
こういう話をすると、「動画ならYoutubeに保存すればよいのでは?」といわれることもあります。
でも、Youtubeは、アカウントが停止されるリスクがあるのでやめておいたほうが良いです。
例えば、動画にYoutubeが著作権契約をしていない有料音楽がたまたま入ってしまっていたりすると、その映像自体が見れなくなってしまうことがあります。
あとは、フルコンタクト格闘技の動画が「暴力的」と言って見れなくなったりします。
こういう点を考慮すると、やはりYoutubeもリスクがあり使うことができず、無料だとGoogle Photo一択だったのです。
それが、数か月後(正確には2021年6月から)には有料になるとのこと。
困りました。
代替のサービスを探した結果、おすすめは以下の二つ。
まずは、AmazonのPrime会員になること。
Prime会員になるとAmazon Photosというサービスを無料で使うことができます。
Amazon Photosは、画質を劣化させることなく容量無制限で写真と動画を保存することができます。
これ何気にすごいですよね。
送料無料やプライムリーディングのサービスが使えるので、それで十分元は取れているのですが、クラウドストレージまで無料で提供されるとは。
ただ注意すべきポイントとしては、プライム会員向けのサービスであるがゆえに、写真を消したくなければ永遠にプライム会員であり続けなければならないということ。
プライム会員の価格は年間4000円ほどですので、現状はリーズナブルです。
しかし、日本以外の国ではプライム会員のプラ会費が上がっており、米国は年間119ドルとのこと。
日本円にすると、13,000円くらいでしょうか。
これでも安いかもしれませんが、Amazonを使わないときはプライム会員を停止するというような使い方はできませんね。
これがAmazonの狙いなのだと思いますが。
二つ目はDegoo。
Amazonの説明が長くなってしまいましたが、もう一つの選択肢は昨日ご消化し↓Degooです。
こちらは10TBで年額99.99ドル。
円に直すと11,000円ぐらいでしょうか。
10TBですから、4K動画でも数千本は保存できるのではないでしょうか。
それと、AmazonのPrime photosとことなり、写真や動画以外のファイルも保存できるメリットがあります。
契約書の写しをPDFにしたものを安全な場所に保存しておきたいという方も多いのではないかと思います。
そういう場合にDegooは向いていますね。
でもDegooの年額100ドルが気に入らないですよね。
何か良い方法はないものかと他のサービスなども含めて探していたところ、なんとDegooのライフタイム契約というものがありました。
つまり一生使用できる権利です。
このライフタイムライセンスの価格、なんと99.99ドル!?
年額と同じなのです。
特定のサイトを経由して買う必要はあるのですが、100ドルで半永久的にサービスを利用し続けられるのです。
これならばAmazon Photosにも対抗できると感じました。
Degooの保存容量を増やしたライフタイムライセンスもあるのですが、こちらは最大50TBで299.99ドル。
33,000円で50TBが一生使い続けられるのです。
これはすごい!
安いとはいえ、いきなり有料に申し込むのは、リスクがあると思います。
まずは、無料アカウントを取得して使い勝手を試してみることをお勧めします。
まずはDegooのサイトを開いてみる所からスタートです。
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