映画の話、その9
上半期、劇場で観た新作映画の中でよかったものをコメントと共にリストアップ。
「カンフー・ヨガ」
「この映画、大丈夫か?」と思いながら見てたら、ラストで5億点。スキップしながら帰った。ありがとう、ジャッキー。
「スリー・ビルボード」
展開がどうなるのかドキドキしながら観たのはこれだけ。作劇がすごい、面白すぎる。
「ジュピターズ・ムーン」
飛ぶじゃなく、浮く。妙な心地よさのある映画だった。
「シェイプ・オブ・ウォーター」
「信じる力」と「愛する心」の暴力的なすごさ、そして甘美。
「幸せの絵の具 愛を描く人モード・ルイス」
サリー・ホーキンス!ってなって、イーサン・ホーク!ってなって、サリー!ってなって、イーサン!ってなって、その繰り返し。
「今夜、ロマンス劇場で」
テレビ屋の映画でこんな素敵な作品ができるのもいいやんと思う。作り手の志とか眼差しはやっぱり大事だよなーって。ボロボロ泣いた。あと北村一輝が最高。
「レディ・プレイヤー1」
世界的な巨匠が手掛けて、膨大な予算もかかってて、こんだけガワもゴツゴツしてる映画なのに、監督の心が見えた。すばらしかった。
「女は二度決断する」
辛い。辛いけど、面白かった。
「ランペイジ 巨獣大乱闘」
楽しかったし、何より「俺の映画で人生のしんどさとか与えたくない」というドウェイン・ジョンソンの心意気に感動。
「デッドプール2」
これまた作り手であるライアン・レイノルズの心が見えて、泣けてきてしょうがなかった。
「ワンダー 君は太陽」
性善説を本気で信じてないと撮れないと思う。ハチャメチャ優しい。誰も不幸せにしない。自分にとっては最高のお姉ちゃん映画。
「オンリー・ザ・ブレイブ」
「こういう内容でこんな感じでしょ」とたかをくくってた。めちゃくちゃよかった。でも今年一番、映画を観ていて苦しかった。
特別枠:「あさがくるまえに」
去年公開のやつをDVDで。今年観たぜんぶの映画の中でダントツ。観たあとしばらく何も手につかなかった。ものすごい映画だと思う。
以上、こんなもんで。下半期は一本も観ない。