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「GROW&BLOOM第1期完結」BLOOMコースの最終発表会を開催しました

6月半ばに始まった起業家育成プログラム「GROW&BLOOM」ですが、11/30(土)にBLOOMコースの参加者の方々の最終発表会が行われ、無事プログラム全体が終了いたしました。発表を行った全12チームの詳細は下記プレスリリースの通りです。

今回は最終発表会の様子と、参加者の声をお届けしますので、ぜひご覧ください。

最終発表会に参加したBLOOMの参加者の方々とあぐラボ代表理事理事長・荻野

1.BLOOMコースのあゆみ

6月のキックオフから始まり、3か月間のオンライン講義、アイデアソンなどのワークショップ、そして全5回にも及ぶオフラインピッチを行い、BLOOMの参加者は11月30日をもって卒業しました。「事業の方針は決まっているものの、どのように起業の準備をすればよいかわからない」「法人登記はしたのだが、ここからどのような事業にしていくか模索中」など様々なステータスの参加者が「スタートアップの経営をしていく」とい明確なビジョンを共有していたことにより、互いに情報共有し、切磋琢磨し、そしてそれぞれの起業像・ビジネスアイデアの解像度を上げていく姿は、伴走を行っていた事務局としても大変見ごたえのある姿でした。本プログラムでは、GROWコース・BLOOMコースともにNPSが9.6を上回り、第1期にして参加者にとって非常に満足度の高いプログラムとなったようで、事務局一同改めてお礼申し上げます。

約半年のプログラムの中で、様々なワークショップを行いました。

2.BLOOMコース最終発表会当日の様子

ピッチ中の会場の様子

GROWコースの最終発表会は、1人あたり5分間ピッチを実施後その後5分間メンターからの質疑応答という流れで行いました。

ピッチ中のプログラム参加者の様子。キャピタリスト・エンジェル投資家など
総勢8名にお越しいただき質疑応答を行いました

全員が発表した後、あぐラボ賞・優秀賞の授賞式および修了証書の授賞式を行いました。そして卒業されたBLOOMの皆さんには、1年間のアグラボ利用権が授けられました。(1年間あぐラボのコワーキングスペースや会議室をご利用いただけます!)

あぐラボ 会長 伊藤(左)と「アグラボ賞」を授与された松岡俊樹氏(右)

そして、全5回にも及ぶピッチ(中間発表会・最終発表会)にご参加いただき、メンターとして鋭いアドバイスを参加者の方にしていただいたNTTドコモ・ベンチャーズの平尾明子氏から全体講評をいただきました。
平尾氏からは、全体講評の中で各々の参加者に対する講評をしていただきました。一人ひとりにメッセージを伝える姿は、単に事業評価だけではなく、人としての成長を見守って下さったからこそできることであり、愛のある全体講評となりました。

全5回にも及ぶ中間発表にメンターとして参加いただき、毎回鋭いアドバイスをいただいた
NTTドコモ・ベンチャーズの平尾明子氏

3.BLOOMコース参加者の声

GROWコースに引き続き、今回はBLOOMコースの参加者2名にインタビューをしましたので、ぜひご覧ください!

今回インタビューに答えてもらった2人
Aさん:社会人、これから法人登記予定
Bさん:社会人、法人登記済み

ーー   プログラムの中で、特に印象的だったコンテンツはありましたか?

AさんJAグループの職員(全農や農中の職員)の方々と同じチームでワークショップを行えたことは、本当に貴重でした。第1次産業で起業を考えた際に、生産者のリアルな声・実情は外すことが出来ません。そして、生産者の声・実情をよく知っているのはJAグループの職員の方々です。そのような方々とワークショップを介して交流し、繋がれる機会は本プログラムでしか成しえないことだと思います。

Bさん:僕は、VCの方やエンジェル投資家・先輩起業家の方々との交流機会が豊富にあったことです。投資家目線でのフィードバックや、起業家としての本音・リアルな課題感などを聞くことができ、将来起業家としての進むであろう道や躓く壁の解像度がグーンと上がりました。

ーー 事業検討において、本プログラムは何がプラスとなりましたか?

Aさん:やはり、アウトプットの回数です。事業の解像度を上げ、ブラッシュアップするためには、頭で考えているだけではなく、文字に起こさないといけない。そして、それを人に伝わる形で資料に落としこまないといけない。これが事業をブラッシュアップする上ではタフな作業で詰まりがちですが、発表会(ピッチ)という形で締め切りがあると、そこに間に合わせないといけないというマインドに必然的になり、スピード感をもってブラッシュアップできました。

Bさん:Aさんと同じくで、アウトプットの場は非常に重要なものでした。良い意味で、毎回顔の知れている相手に発表を行うという事は、以前との違いや成長スピードまで見られるという事になります。その点、以前よりも良いピッチをしたいという気持ちになり、ブラッシュアップがはかどりました。

ーー プログラムに参加したことで、前後の変化はありましたか?

Aさん:ありました。自分は会社員で法人の無いままのスタートでしたが、事業ピッチを何回も行う中で、「僕はこれでやっていくんだ」という明確な将来像と自分への期待にあふれ、プログラム終了後に法人登記を行う予定です。いつか起業をしたい、という漠然とした中から、今だ!というタイミングをいただけたと思います。起業は今すぐでなくても、視野に入れているなら今すぐにでも応募すべきプログラムだと、強く推します。

Bさん:もちろんあります。法人は登記していたのですが、肝心の中身が固まらず…今回のプログラムで何人もの方に壁打ちをしていただくことで、これでやっていこうという足元の第一歩が定まりました。

プログラム最後の懇親会。
参加者間での横のつながりが強く、懇親会を重ねるごとにあちこちで談笑する姿が印象的でした。

約半年間のプログラムを通して、起業に対する解像度を上げることができたとの声を多くいただきました。また、起業に興味がある仲間と横のつながりができ、意見交換や相談ができる仲間ができたということもいい刺激になったという話も伺いました。最初は起業アイデアも決まっていない、ピッチをしたこともなかった参加者の方々が、法人登記をおこない、1スタートアップ経営者として卒業される姿は、事務局としてもとても誇らしく、今後の活躍も期待が高まります。

改めて、参加者の方のコミットメント・コミュニティ形成のおかげで、手探りで実施していたプログラムも無事終了できましたこと、心より感謝申し上げます。来期も本プログラムを開催予定ですので、ご興味のある方は引き続きあぐラボのnoteの更新チェックをよろしくお願いいたします!

当日のピッチの様子はAgVenture LabのYouTubeチャンネルで配信予定なので、後日チェックしてみてください。


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