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【FX実践記録001】レンジ相場におけるエントリールール前編

先月にFXを始めたばかりの初心者です。
日々の勉強・実践・検証で得たノウハウを書くだけのノートです。

本編に入る前に、少しだけお付き合いください。
本編から読みたい方は目次から「3.」に飛べます。

1. FXを始めたきっかけ

20代半ば、年収400万に届かないサラリーマンです。FXを始めようと思った理由はお金の自由を手に入れたいからです。

日本の平均年収は400~500万らしいですが、これは過去30年の平均年収と比べると5%しか上昇していないそうです。イギリスやアメリカは50%前後の上昇率。どこかのネットニュースで得た情報ですが、これを観てから何もしないで一生会社員として働いて安い賃金で細々と生活するのが嫌になりました。

なので、まだ若い内にお金を稼ぐ力を身に着けようと思って始めたのがきっかけです。

2. FXを始めて変化はあったか?

結論から言うと、「変化」はありました。ネガティブにもポジティブにも両方においての変化です。

ネガティブな変化は20万円をFXに溶かしてしまったことです。
負けた金額を取り返そうと一発逆転を狙った危ないロット数で勝負して負けるという泥沼にははまってしまうんですよね。FXで破産する人はこの泥沼から抜け出せない人たちだと思いました。

ポジティブな変化は、20万円を溶かしてしまった失敗という苦い経験をエネルギーに転換して勉強・実践・検証を毎日繰り返して確実にレベルが上がってきていることが実感できていることです。

小ロットで何度も実践しては検証というトライ&エラーを繰り返す楽しみもありますね。何故、ここで負けたのか、敗因を探して勉強をして再度トライして勝ったときにドーパミンが大量放出される”あの”瞬間が好きです。

こうして習慣化して行けば「FXで絶対に成功する」という願望を潜在意識に刷り込むことができると思っています。引き寄せの法則?マーフィーの法則?知らんけどそういう法則って本当にあるのかもしれないですね。

そして、FXのコミュニティに入ったり、情報商材を買うのもありですね。
私は「億越え倶楽部」というFXコミュニティに入りました。正直最初は胡散臭いなぁ~と思っていましたが、今では入って良かったなと思います。すぐに1日5万円稼げるという誇張した宣伝をされていますが、私の場合は5万円稼げてません。ですが、とても勉強になります。コミュニティの会話を読むだけでも勉強になります。
因みに、すぐに5万円稼げるというのは、プロトレーダーのトレードをミラートレードするという仕組みでした。確かに1日数百万円稼いでいるプロトレーダーのようですが結構負けてます。プロトレーダーが言ってるからと言って危ないロットで勝負すると多分破産します笑
でも勝敗は紙一重なので勝てば数百万円の利益になることもあるでしょう。
もっと詳しく説明すると、「XAUUSD」つまり、金vsドル円の取引をやって利益を獲得するもので、トレード手法はスキャルピングがメインのようです。小ロットでは数千円の利益でも、とてつもなく大きなロットを賭ければ数十万円の利益になります。その逆もしかり。
プロトレーダーが指数を共有してくれるので、それを入力するだけ。
例えば「買い 1950.000」と通知が来たら、私は指数注文するだけ。0.1ロットで注文すれば勝てば数千円の利益、10ロットかければ数十万の利益です。

3. レンジ相場の仕組み

3.1. トレンドの種類

まず、相場には3種類あります。

  • トレンド

  • レンジ

  • 方向感が無い相場

上記の3種類に分類できます。今のトレンドを掴むことで相場の方向性をある程度予想できますし、エントリーを避けるべき相場が分かるようになります。

レンジには亜種に分類される「三角持ち合い」などいろんな種類がありますが、今回は登場頻度が高い水平レンジを想定したエントリールールを決めました。

3.2. 水平レンジとは?

これは最も登場頻度の高い「水平レンジ」のイメージです。ほとんど同じ範囲で上昇と下降を繰り返す相場です。

レジスタンスラインは線を越えて上昇するのに抵抗する領域です。
 これを超えたらさらに上昇する可能性があります。

サポートラインは線を下回って下降するのに抵抗する領域です。
 これを下回ったらさらに下降する可能性があります。

領域と表現しているのは、水平線上というより、水平線付近で起こるのでそのように表現しています。

3.3. エントリーポイント

赤丸がエントリーポイントです。サポートラインに抵抗されて上昇したらロング、レジスタンスラインに抵抗された下降したらショートします。
ロングの場合は上昇しきったら決済、ショートも同様に下降しきったら決済します。決済した時点で損益が確定します。未決済の場合は含み益とか含み損と言われています。

ロングとは、「買い」のことです。上昇しきるまでに時間がかかるからロングと言われています。

ショートは、「売り」のことです。下降するのが早いからショートと言われています。

単純ですよね。サポートラインに抵抗されたら決済してロングして、レジスタンスラインに抵抗されたら決済してショートするだけです。

しかし、手法は単純ですが、サポートラインで抵抗が起きたから上昇するとは限らないのです。同じくレジスタンスラインで抵抗が起きたから下降するとは限らないというのが現実です。

何故なら、

相場は世界中の大口投資家やファンド、私たち小口投資家の売り買いや世界情勢、要人の発言や経済指標など、多くの要素が複雑に絡み合って動くものなので必ず狙い通りの動きになるとは限らないのです。

こんなに簡単ならFXやっている人は全員お金持ちですからね笑

ですが、経験とノウハウをしっかりと身に着けることで勝率をかなり上げることができると考えています。とはいえ、要人の発言や経済指標なんて知らねーよ、と思っている方は多いと思います。

なので簡単にかみ砕くと、買えば上昇する、売れば下降する、ただそれだけ。相場は上がるか下がるかの2方向しかありません。問題は上がるのか下がるのかを高精度で当てられる知識を身に着けられるかが重要になります。

でも大丈夫です。小学生でもわかるらしいレベルなのでそこまで身構えなくてもしっかり勉強・実践・検証を繰り返せば必ず身に付きますから。

3.4. 水平レンジの仕組み

水平レンジの仕組みを理解することで、後で説明するエントリールールが理解できるようになります。

サポートラインとレジスタンスラインを拡大すると図のような波形を形成して買いと売りの抵抗が起きているのが分かります。

さて問題です。
サポートラインで激しい買いと売りの攻防の後、上昇するでしょうか?それとも下降するでしょうか?
レジスタンスラインで激しい売り買いの攻防の後、下降するでしょうか?それとも上昇するでしょうか?

答えは、

まだわかりません。FXの世界は未来に答えを求めてはいけません。あくまで予想するしかできないのです。その予想の精度が勝敗を分けます。
つまり、何が言いたいかというと、世界中のトレーダーの答えが一致することはあり得ないということ。故にサポートラインで買いと売りの攻防が起きていることが証拠です。トレーダー全員の答えが同じだったらこんなジグザグな動きをしないですからね。

ですが、買い勢力と売り勢力の数には絶対に偏りが生まれます。買い売りの攻防を繰り返していくうちに買いと売りのどちらかの勢力のパワーが力尽きて初めて上昇か下降かが決まるのです。

つまり、上昇するか下降するかの判断材料に買い売りの勢力はとても良い材料になるということ。

さて、左側はサポートラインまで相場が下降しました。あなたはサポートラインの抵抗を受けて上昇するだろうと判断して、買い注文をしてしまいました。注文した瞬間に急激に下落してしまい含み損を抱えてしまいました。

これはトレードやったことのある方なら誰もが経験済みだと思いますが、判断を誤って損失を出してしまうことは普通にあり得ますし、プロのトレーダーでも損失を出してしまいます。問題なのは損失を潔く切れるかどうか。FXには一定以上の損失が出たら強制決済する機能があります。この強制決済するタイミングや下限は自分で注文時に決めることができます。これをロスカットと言います。

この図を見れば、下落し続けるのであれば途中でロスカットするのが賢明な判断でしょう。ですが、多くのトレーダーはそれができません。何故なら上昇してくれると願っているからです。ですが、無慈悲に上昇せずに大損をしてしまうトレーダーがたくさん居ます。

でも、途中で上昇して再びサポートラインまで相場が戻ってきました。

さて、注文を誤って含み損を抱えていたトレーダーはサポートラインまで上昇して安堵するでしょう。

負けたトレーダー「やっと戻ってきてくれた!!今決済すれば±0だ!」と。。。

しかし、サポートラインまで戻ってきたということは、そこで攻防が起きてまた下落するかもしれないですよね。なので、また下落したら損が大きくなると焦って決済してしまうのです。

つまり、この図のような注文の攻防が起きています。

左から順番に、

一度サポートラインを下回った相場が再びサポートラインに近づいたことで含み損を抱えた負けトレーダーの決済が集中。

決済が集中すると反発します。一部トレーダーが買い注文をしていますが、決済した負けトレーダーの数が優勢だったようです。

下落しきった安値で買いが注文したので相場が上昇します。

この繰り返しを経て、買い勢力と売り勢力に偏りが相場に現れます。この図では売りの山が右に行くことで小さくなっているので売り勢力が弱くなっていることがわかります。

すると、そろそろ買いだと判断するトレーダーが売り勢力に反比例して増えるので、買い売り勢力のバランスが崩れた瞬間に上昇に転換するというわけです。

4. 最後に

エントリールールは現在検証を行っています。極めて高い優位性の確認ができ次第に後編を執筆したいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございます。
後編の公開までしばらくお待ちください。


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