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注)画像データ消えてしまいました…【レビュー】【Bundesliga2019/2020第26節】ボルシアMGvsレヴァークーゼン

どーもあぐおです…

折角書いたノートの画像データが消えてしまいました…

全て削除しようかと思ったのですが、かなりの時間かけて作ったので記念に残しておこうと思い、表示しております。

すみません。
他の記事を読んでいただくか、中途半端なこの記事を読んでいただくか、、ご迷惑おかけし申し訳ございません。

以下、本文です。

………………………………………………………


どーもあぐおです!

先日、Twitterにて試合分析ではデスマス調が好ましいか、だ・である式が好ましいかお聞きしたところだ・である式がよいとのことなので!

そういう感じで行く(キリッ

というわけで(?)今回の試合は

Bundesliga2019/2020第26節
ボルシアMGvsレヴァークーゼン

である。


さて、現在、ブンデスとプレッシングは切っても切り離せぬものとなっている。とにかく、賢い。
賢い方が試合を有利に運ぶ。有利に運び、勝利に値したチームが勝利を得る。

勝利の女神は微笑むのではない。
私達が微笑ませるのだ。

この試合もまた、コロナの影響により無観客で行われた。
しかし、どうだろう。
観ているものをどこか熱い気持ちにしてしまう、そういう試合だったのではないだろうか。



フォーメーション


簡単なゲームモデル

ボルシアMG
ボール保持
→シンプルに前線へ送り、闘わせる
ネガトラ
→奪われた選手がいく
ボール非保持:
→ハイプレス
ポジトラ
→前へ。無理なら保持

レヴァークーゼン
ボール保持
→まず背後。無理なら少ないタッチで崩す
ネガトラ
→囲い込む
ボール非保持
→ハイプレス。無理なら1-4-5
ポジトラ
→レイオフを用いたカウンター


試合内容&解説

前半

フォーメーションの噛み合わせを見たときに、

・ボルシアMGはレヴァークーゼンの3CBに対して3トップをぶつけるのだろう
・レヴァークーゼンは、ワントップが2CBに対してどのようにプレッシングをかけるのだろう

こういったことを考え、試合を見始めた。

簡単に理由を述べると
一列目(前線の選手)がどのようにプレスをかけるかによってチームの狙いや、もっといえば試合展開が読めてくるからだ。

もちろん、これは絶対ではない。
選手の特徴や、チームの戦い方や考え方によってそもそも1枚目はプレスしなくていい場合もある。
ただ、間違いなく一つの判断材料だ。

少々、脱線したので話を試合に戻す。
結論を先に述べると、この試合、有効にプレッシングを行なったのはレヴァークーゼンの方だ。

下記の図でレヴァークーゼンの基本的なプレスが確認できる。


1トップがどのようにCBに対してプレスをかけるのか、と考えていた。しかしレヴァークーゼンは、IH(シャドー)が2CBに対して同数でプレスをかける形をとったのだ。
そしてこの形は、非常に理に適っていた。
埋められたことでボルシアMGは両SBを有効に使いたいところだが、そこに対してレヴァークーゼンはWBを押し上げて奪いにいく。
ボルシアMGは常にパスコースを消されている形でサッカーを強いられた。

対して、ボルシアMGはプレッシングの方法に常に問題を抱えることになってしまった。
まず、立ち上がりのプレスでは1トップがコースを限定し、追い込んで奪うことを狙う。(FWのプレスがあまりにも間に合わない場合はトップ下も出ることがあった)

但し、これでは流石に限定しきれず、左WGのテュラムが前に出ていく。

しかしこれでも余裕を持たれてしまうため、ボルシアMGは2トップ気味にした。これにより、2vs3ではあるものの、コースを限定し、取り所にボールを誘い込めるはずだった。

前半を通し、ボルシアMGのSBがWBへプレスをかけきれないのだ。
限定しているはずなのに、寄せが甘いのか、最初の立ち位置が遠すぎるのか、とにかくWBに対してのプレスが甘い。
そこまで足元の技術が高くはないWBのように思えたが、しっかりと前を向いて選択する時間が与えられるため、レヴァークーゼンの出発点となり続けた。

後半

ボルシアMGは2トップの形を残しつつ、WBへのSBのプレスを修正してきたように思われる。
そのため、互いにビルドアップの出口となる部分がなくなり、次第にオープンな展開となっていく。

オープンな展開では、チーム戦術はもちろん大事ではあるものの、個人の技術や判断による部分が非常に大切になる。ゲーム自体を落ち着かせるのも手だが、この試合はよりオープンな展開を好んだようだ。

ボルシアMGの要はテュラム。縦に速く、彼にボールを集めるような攻撃がよく見受けられた。

その一方で、レヴァークーゼンで輝きを放ったのは他でもないハーヴェルツだ。
FWとトップ下の間のような位置取りをし、サイドへの展開や狭い中でのワンタッチ。また、自らも裏に抜けることができる。
活かし活かされるプレーヤーで非常に素晴らしい選手だった。

結果は3-1でレヴァークーゼンの勝利。
納得のいかない人はおそらくいないであろう試合内容であった。


☆あぐお's Pick up point☆

さて、さてさて!
今回ご紹介するのは
「ハーブスペース殺し」です!
抜群のネーミングセンスをつけたところで解説します笑

ボルシアMGの10番テュラムが試合中何度か左サイドの奥でボールを受けたシーンがありました。
このあと、ハーブスペースを走りこむ味方にボールを送り、中に速いグラウンダーのクロスを!と考えたのかもしれませんが…

うまくいきませんでした。。

さあ、何故でしょう??

答えは簡単!

「もういるから!」です笑

このハーブスペースへのランが有効な理由としては相手が4バックの場合、CBが対応するか、ボランチが対応するか迷いが生じてしまうからです。
実際はボランチが対応しなければなりません。
そうでないと、CBが引っ張られてしまい、大切なゴール前にはCBが1枚とSBだけが残ることになってしまうからです。
また、ボランチが引っ張られたCBのスペースを埋めればよいとは思っていても、走りこむIHの受け渡しをミスしてしまえば、どフリーでPAをえぐられてしまいます。
そうさせないためにも、ボランチがつかなければならないのです。

しかしこの試合、レヴァークーゼンは守備時に5バックになります。そのため、ハーブスペースを走られたとしてもHV(3CBのうちの外側のCB)が対応すればよいことになります。
したがって、効果的な攻撃には繋がらないのです。

ただ、このラン自体は有効です。
動かして相手を釣り出したところをまた使っていくことで、大きなチャンスに繋げられます。



以上で本文おしまいです。

noteデータが半分ほど消えてしまい、ショックで立ち直れませんが、そんな中ここまで読んでいただけるなんて、感謝しかございません。

今後は注意して活動していきますので、末長くよろしくお願いします。





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