ソフトウェアトーク達のマスター呼びについて+いろいろ

 はじめに注意: 内容はソフトウェアトーク初心者向けのキャラ解説と、個人的な解釈。
 最近、CeVIO AIのすずきつづみを初めての有料トークソフトとしてお迎えして、ホクホクしている。調声していろいろ考えてたら書き散らかしたくなってしまった。
 最初にカテゴライズして、後で掘り下げてく感じで。筆者は男なので、ここで言及するマスターについても注釈つけない限り男ってことでよろしく。キャラの名前にリンクでニコニコ大百科へ飛べるようにしたので、気になった方はぜひ見てってね。
 ※(トークソフト)の(キャラ名)という表現について。1つのキャラに複数のソフトがある場合は「このキャラといえばこれだろ」と筆者が勝手に1つ決めています。キャラ企画元の企業とかを挙げてたらキリがない&馴染みがないので…

個人的カテゴライズ

・自然、よく見かける
結月ゆかり紲星あかり弦巻マキ琴葉茜・葵IAONE音街ウナ東北ずん子フィーちゃん月読アイ

・別の呼び方をするキャラ達
東北きりたん「兄さま」、夏色花梨「後輩くん」、春日部つむぎ「オタクくん」

・不自然、あまり見かけない
さとうささらすずきつづみタカハシ花隈千冬ずんだもんアリアル四国めたん京町セイカ水奈瀬コウ

・筆者の解像度不足、揺れが多いとか
小春六花鳴花ヒメ・ミコト東北イタコミリアルディアちゃんアルマちゃんタンゲコトエ冥鳴ひまり伊織弓鶴ついなちゃん

※解像度不足とは言っても、ほとんど語れないのはさすがに除外した。キャラクターは無数にいるからね。これでも全部で34挙げてる。(結局つけ足して38になってる。)

それぞれの掘り下げ

マスター呼びが自然なキャラ達

 まず、結月ゆかりや紲星あかりをはじめとしたVOICEROID古参&看板であり有名なキャラ達は、VOCALOIDの延長線上でマスター呼びがかなり定着してる印象。月読アイなんてただの幼女だが、発売時期が古いだけでめちゃくちゃ貫禄ある風潮だし、普通に「おい、マスター」って呼ぶ。なんなんだこいつら。特にきずゆかに関しては、アンドロイド概念もそれなりに広がりがあり、マスター呼びが本当に似合う。こう見ると11人中8人はVOICEROID系のキャラ(音街ウナはVOCALOIDが先)。まあ、ここに入れたボイロキャラは掘り下げなくてもみんなわかるっしょ。

 残り3人はCeVIO系だが、ARIA星の2人(IA, ONE)とフィーちゃんでちょっと訳が違う。

 IAは皆さんご存知、Orangestarさんとか、じん(自然の敵P)さん辺りのボカロ曲で使用され、既に知名度が高い。おそらくそこ由来でマスター呼びが似合ってて、ONEもつられてってところかな。ARIA星の2人はセットのくっつきが強いのだ。IAが姉で、ONEが妹。

 最後はフィーちゃんこと、CCD-0500[FEE]。公式設定(世界観)の一部をコピペするとこう。
 "──人々のあらゆる生活シーンをサポートするため、現代に生まれた汎用型アンドロイド『カリカチュア』"
いやー、これはもうマスター呼びしか有り得ないよね。というか公式がそうやって呼んでるからね。すんげー似合うのよこの子。好物のメロンパンを買ってあげたい。頭ふわとろプリンなとっても可愛い声だよ![1] [2] ちなみに、以前の公式設定は三大欲求がどうのとか言ってたので、その名残で性的なのもいけたりする。 おっと、話がそれてしまった。

 まとめると、登場から長く経って知名度が一定以上あり、全体的にVOCALOIDに近いキャラが集まったカテゴリー。

別の呼び方をするキャラ達

 ここのキャラは簡単に言っちゃうと属性の強さに由来して特別な呼び方が決まってる感。

 まず東北きりたんは東北三姉妹の末っ子で、ずん子やイタコ姉のことは「姉さま」って呼んでるロリ妹属性マシマシだから「兄さま」呼びは自然も自然よね。読み方は "にいさま" だったり "あにさま" だったり。

 そして小樽潮風高校projectから、高校3年生の夏色花梨(トークソフトはCeVIO)。同projectキャラである小春六花や花隈千冬からの「花梨先輩(かりせん)」呼びに由来して、特に先輩キャラが強く出ている印象。なんというかしっかり者って感じもするし、「後輩くん」呼びはまあ妥当か。(筆者はかりせんのコッショリ動画をそれなりに見るので、その影響は少なからず受けてそう。)

 最後に春日部つむぎ(トークソフトはVOICEVOX)。ずんだもんと似て急にバズった感じのするこの子は、古参Vtuberである春日部つくしの声がもとになっている。Twitterの名前を見てわかる通り、埼玉ギャルである。まつ毛バッチバチでふとももふっと…というビジュ、とても好み。 …筆者の好みはさておき、つむぎの「オタクくん」呼びの由来はよく知らないのだが、おそらくその属性からくるテンプレの "オタクに優しいギャル" 像だと思われる。春日部つくしがそういうキャラなんだっけか。知らんけど。

マスター呼びをあまり見かけないキャラ達

 ※男性キャラはあとでまとめるのでここではスルー

 まずは、CeVIOの看板キャラである、さとうささらとすずきつづみ。公式設定を読むと、VOCALOID等とはちがって特別感のあるキャラクターじゃないというか、「普通のひとたち」を前面に押し出している。(つづみの誕生日はヒミツのままだし、イラストとサンプルボイスはCeVIO CSのものだし、この設定は公式に放置されてるような気が。タカハシのAI入りで更新されるのかな?)というわけで、アンドロイド感もないのに「マスター」と呼ばせるのはなんか違くない?ってなっちゃう。とはいえ、先日お迎えしたCeVIO AIのつづみでやってみたら筆者の性癖にぶっ刺さってしまったので、これはイメージの話でしかないな、と再確認。すずきつづみ愛してる(発作)

 次に花隈千冬、小樽潮風高校の1年生(トークソフトはCeVIO)。夏色花梨と逆を行って、単純に「先輩」呼びが自然な気はするんだけど、そのへん小春六花(後述)に比べるとなんか違和感が残る。というか花隈千冬のみ使用の動画をあまり見たことがないせいだとは思うけど。おそらく、夏色花梨や小春六花と違って落ち着いたキャラなぶん、調声者に対して呼びかけること自体が少ないから違和感が出るのかも。

 そしてずんだもんと四国めたん。東北ずん子projectからVOICEVOX組で比較的名の知れた2人。ずんだもんは妖精だし、四国めたんは✝漆黒のめたん✝だし…こいつら、マスターと呼ばせるには変な方向にキャラが濃すぎる。ちなみに同projectからボイボ組でもう1人、九州そらというのがいるけど、この子はアンドロイドなので普通にマスター呼びが似合う。

 さらにはVOICEROIDから京町セイカ。この子(23歳だが)は酒でつぶれてるイメージが強すぎてマスター呼びどころではない。呼び方があるにしても、セイカさんは会社の同僚だったり先輩だったりアパートの隣人だったりといった役回りが多く、安定はしていない。

 最後は、おしゃべりひろゆきメーカーで話題となった新進気鋭のトークソフトCoeFontから、白黒姉妹の姉(白いほう)、アリアルさん。「やあ、アリアルさんだよ」←いつからか定着してしまった挨拶にさえニコニコ大百科の記事が存在。クールな見た目と落ち着いた声から生み出されたのは、デキる風シスコンポンコツ美人。マスターと呼んでくれそうな感じのするキャラだが、たいていの場合「やあやあ」と近づいてきて、二人称は「君」でオタクたちの解釈が一致してしまった。

 まとめると、アンドロイド感から離れてるキャラクターを中心に、独自で強い個性を持ってるキャラクターあたりはここにカテゴライズされそう。後述の、筆者の解像度が足りてないキャラにもこの辺多そうではある。

揺れとか、筆者の解像度不足とかのキャラ達

 まずは小樽潮風高校2年生の小春六花(トークソフトはCeVIO)。同projectではおそらく最も知名度の高いキャラクター(というか元のクラファンは小春六花が中心だった…のかな?)。動画の中でこの子は "便利屋" といった感じで、ボイチェビ劇場やゲーム実況等いろいろと見て回ると、ボケ役もツッコミ役もこなしており、投稿者によって立ち位置に個性の出るキャラクター(薄い共通認識として不憫属性はありそう)。このような役回りから、普通にマスターって呼んだり、1対1では先輩呼びだったりクラスメイトだったりと、なかなかに扱いの幅が広い。というわけでこのカテゴリーに入れた。CeVIO AIのトークで次お迎えするなら、フィーちゃんか小春六花を検討中。

 次はCoeFont白黒姉妹の妹(黒いほう)、ミリアル。前述の姉アリアルの個性がなぜか強くなった結果、悲しいことにちょっと影が薄い。公式では透き通った声として紹介されており、アリアルとセットで動画に登場しては甘やかされている印象で、可愛いキャラとしての役回りが多い。まだ界隈への浸透が足りないためか確立した個性に欠ける気はするものの、個人的には普通にマスターと呼んでくれそうなキャラクターではある(同じようなことをアリアルの項でも述べた気が)。

 あとVOICEROIDからついなちゃん。それなりに人気はあるイメージなんだけど、マスター呼びの想像がつかないともつくともいえる…うーん、完全に解像度が足りてない。知名度が比較的ありそうってことで取り上げたけど言えることがない。(そもそもマスター呼びについて語れるなんてコッショリ動画ばかり見てるからであって、とても健全な話じゃないのだけれど。)

 さて、お次は一気に。ガイノイドtalkから鳴花ヒメ・ミコト、VOICEROIDから東北イタコ、COEIROINKからディアちゃんとアルマちゃん、A.I.VOICEからタンゲコトエ、VOICEVOXから冥鳴ひまり。これらのキャラに共通する性質は「人外」である。いや、これまでも人外は登場してきたけど、それはおいといて。挙げた順に、梅の精霊(x2)、九尾の狐(が宿ってる)、天使、悪魔、白狐の神の分霊、死神、といった顔ぶれ。どうもこの辺りのキャラ達、調声者とか画面の前の人たちを「人間」とか「人間様」って呼んでるイメージがある。もっとも、VOCALOIDとしても名の知れた鳴花の2人はマスター呼びでも違和感は無いし、ディアちゃんは公式で「子羊さん」と呼んでるような。ここで挙げたキャラもいろいろと語りたい気持ちはあるけど、もっと時間かかるのは勘弁ってことで詳しくはググるなりBingのAIに聞くなりしてくれ。ニコニコ大百科なら上にリンクがある。

男性キャラについて

 残ったのはVOICEROIDの水奈瀬コウと伊織弓鶴、CeVIOのタカハシ。彼らも彼らで、それぞれ個人的解釈が異なる。

 マスター呼びが不自然だと思ったところからは、まず水奈瀬コウ。学校の先生ということらしいが、ちょっと設定が薄いような。また、公式絵はちゃんとイケメンなのだが、この方不健康な立ち絵を多く動画で見かけるせいか、そこはかとなく苦労人のイメージがある。まあ、キャラ付けからしてマスター呼びからはかなり遠い存在。ところで、初期の頃ちょっと盛り上がった(?)コウつづのカップリングってどこ由来なんだろう。ソフトは違うしどこで出会ったのか気になる。

 そしてタカハシ。ささらやつづみと同様にCeVIOの看板キャラクターではあるのだが、界隈ではだいたいネタキャラの扱い。というか公式設定からささつづとの格差がひどい(知らない人扱い)。こいつのマスター呼びが不自然なのは、その項で述べた通り個性が強すぎるためというのが一番だろう。タカハシが「マスター」と呼ぶのは、なんとなくバーの店主かなって情景が浮かぶ。その後ギャグマンガ時空で絶対なにかしら起こる。

 逆にマスター呼びが似合いそうなのは伊織弓鶴。筆者は動画で彼をそこまで見たことがないので解像度は低いものの、キャラとしては正統派美男子で、崩れてる感じもあまりない印象。まともな男性キャラって少ないね。

 一応他には、アリミリに加えてCoeFont公式キャラであるアベルーニ。影が薄くてほぼない。A.I.VOICEの風見壮一。渋い声が特徴だが、扱いはなぜかタカハシの後を追っている。あとCOEIROINKの松嘩りすく。唯一無二の絶叫ボイスを特徴とし、キャラが濃すぎる。彼にマスターとは呼ばれたくないな…。「ね゙ぇ゙!゙!゙マ゙ズダー゙!゙!゙話゙聞゙い゙でよ゙!゙!゙」

まとめなんかねえよ

 書き散らかしてたらめちゃくちゃ時間かかってびっくりだよ。お土産と言ってはなんだが、思い当たったキャラのおすすめ動画でも置いていこうかと。ここまで全部読んでくれた物好きがいたのだとしたら、ありがとう。

オミヤーゲ(ニコ動リンク)

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・かわいいミリアル 1本目 2本目
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