女子オーストラリア代表解析書

こんにちは。Heyhowです。
今回は、女子バスケ・オーストラリア代表こと、【オイラーズ】について解析していきます。

参考動画資料は、
SEMI-FINALS: Australia v China | Full Basketball Game | FIBA Women's Basketball World Cup 2022


Australia v Japan | Full Basketball Game | FIBA Women's Asia Cup 2023 - Division A

この2つの参考動画資料に使って、オーストラリア代表の解析をして説明していきたいと考えています。

・基本オフェンス&ディフェンス戦術

◎オフェンス戦術



パス回し(パスメイク)が非常に長けており、積極的にドライブをしかけ、やや個人寄りの組織的なパスメイクが機能している前提でのドライブオフェンスになる傾向が高い。どちらかというと、ガードやセンターの役割している選手もSFのようなスペーシングやSFオフェンスを中心としたプレーキングをすることがたびたび見かけると考える。また、原則SFオフェンスのように見えることもあって、ドライブやプルアップミドルシュートの比重が多いことも見受けられる。スリーポイントシュートの成功率はさほど高くはないことが多々あるが、これはスリーポイントショットをする選手が決まっているかのように思える。ペリメーターラインの外と中でのオフェンス比率としては、比較的に8(中):2(外)というように中でのオフェンス戦略がとられる傾向が高い。
しかしながら外シュートを積極的に打ってくる選手もおり、全体的に言えば、バランスが取れた攻守となることが度々あるといえよう。
オフェンステンポは比較的ゆっくりである。

◎ディフェンス戦略


女子オーストラリア代表の基本ディフェンス戦術ともいえるのが、オンボールディフェンスプレッシャーが強固、オフボールディフェンスプレッシャーがノーマルもしくは、ややギャップであることが考えられる。
しかし、オフボールディフェンスプレッシャーが強いように見えるが、実際は密着ディフェンスかつマンツーマンディフェンス形態で、頻度としてはそのディフェンスがとられることが多いと考える。
また、ポストディフェンスは強いプレッシャーでやることが多く、背が高い選手においてはペリメーターラインの中には入らせないでロングミドルレンジからペリメーターラインの外でシュートを打たせている。これは、日本代表にとっては比較的有利に進められるディフェンス形態で、インサイドプレーヤーを意図的に外に打たせるディフェンス戦略だが、日本代表からすればインサイドプレーヤーでも外シュートが強いため、この戦略を逆手に取ることができるといえる。

ざっくり説明するとこんな感じです。
理解が進みましたでしょうか?

作成者:Heyhow(Kou Suenaga) 期間:2024年6月16日~18日
参考資料:Youtube


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