2. 旅行オタクの生態
世の中には多種多様な趣味、嗜好を持つ人がいる。今回は旅について掘り下げてお伝えする。是非時間のあるときに読んでもらいたい。
数駅なら歩く
東京で1日過ごすときには東京メトロ24時間券を使うときがほとんどだ。そのときに、他の路線を使わないために歩いて移動する習慣がついた。以下に歩いて移動しやすい駅間を紹介するので、是非試してほしい。
表参道と明治神宮前(原宿)
有楽町と東京、銀座、二重橋前(丸の内)
新橋と有楽町、汐留
日本橋(にほんばし)と三越前、茅場町
御徒町と秋葉原、末広町、上野
新宿と新宿三丁目、都庁前
高田馬場と西早稲田
代々木と北参道
泉岳寺と高輪ゲートウェイ
赤羽と赤羽岩淵
桜木町と馬車道、みなとみらい
石川町と元町・中華街
中洲川端と天神
荷物は基本ホテルに置きっぱなし
ホテル泊では、宿泊当日(チェックイン前後)に荷物預かりをしてもらえるところがほとんどだ。駅やバスターミナルから歩いて10分くらいのホテルを予約し、身軽に動けるのは魅力的だ。
最安値を狙うために都度計算
ホテル予約以外にも、移動方法や飲食店などの値段は迷ったら安いものにしている。旅は日常では味わえない特別感を味わうのもあるが、安価な旅行を高頻度ですることのほうが好ましい。特に前者に関しては、トイレ付の高速バスや期間限定のフリーパス、途中下車可能な乗車券、乗換案内には出てこないローカルなバスなどの方法を調べて、その都度どの手段にするか判断している。今後はダイナミックパッケージやサブスクのHafH(ハフ)なども活用していきたい。
きっぷの発売開始日程に目を光らせる
旅程の枠組みとなるのが移動手段と宿泊場所である。それらを決めた上で、観光地や温泉、食事場所などを肉付けしていく。飛行機の便やホテルは数ヶ月前から販売しているので、原則日程が決まり次第予約するのが確実だ。
一方で、電車やバスは原則1ヶ月前からしか販売されない。電車は前月の同じ日の10時から駅や旅行会社の窓口で一斉に発売される。バスは様々なパターンがあるが、愛用していた福岡と鹿児島を結ぶ桜島号の場合は同じ日の8時からの発売となる。旅程を決めた段階で、そのタイミングを確認して確実に予約できるようにする。
この手段を踏むことで基本的に希望する便や運賃(割引プラン)、座席で予約することができている。もしできなかったとしても、前後の便などを根気強く探してみると良い条件の予約ができる。場合によっては、普通車で最安のプランが売り切れで、グリーン車などの上級席のプランのほうが安いときもある。
また、今年はJALやANAが期間のセールをすることが多く、日付が変わったタイミングで売り出される。前もって運賃を確認し、買う場合は眠い目をこすって予約する。
宿予約はじゃらん一択
学生時代はかなりの頻度でドライブや旅行に行っていた。その予約をじゃらんでしていたため、自動的に上級会員になっていた。ステージ限定のクーポンを使うと、宿泊料金から1,000円から2,000円が割引される。Agodaや楽天トラベルなどで料金比較をしたうえで購入するが、大抵の場合はじゃらんが最安値となる。月に1回ほどステージ関係なく1,000円割引のクーポンが配布されるときもある。先着順なので早めに予約しなければいけないが、これでも最安値での予約が可能だ。クーポンが使えないときは、Agodaで予約することもある。
早起きは三文の徳
このことわざは、早起きするとわずかながらも神仏からのご加護を受けることができるというのが元来の意味らしい。だが、早起きはご加護以上のメリットがあると感じている。
まず、観光時間を最大化できることだ。移動手段を自分で手配する場合は1日の中で料金はほぼ同額である。今の住まいは幸いにも交通アクセスに恵まれていて、特急や航空便の始発に余裕を持って乗ることができる。始発便は混雑が集中しやすいが、現地での滞在時間を多く取ることができる。
次に、比較的快適に過ごせることがある。観光地や飲食店の混み具合は旅行日程によって大きく左右される。それには遠く及ばないが、早めの訪問により混雑を少しは回避できる印象がある。というのも、基本的に訪問客数は時間が遅くなるに連れて増え、夕方と夜はそこまで変わらない。それならば、夜はなるべく早めに寝て早起きするのが最適解だと考えている。
特急や飛行機にタダ乗り
厳密にはポイントときっぷを交換できるサービスだ。
1つ目は、JR東日本のポイント「JREポイント」を使う方法だ。例えば、成田エクスプレスで千葉から新宿まで特急券が通常1,290円かかるところ、460ポイントで済む。また、「どこかにビューーン!」では、6,000ポイントで東京・上野・大宮の3駅いずれかから4つの行き先候補からランダムに選ばれた1つの駅まで新幹線で往復することができる。「JREポイント」は、Suicaでの鉄道利用やSuica決済、ビューカードからSuicaへのチャージや予約サイトえきねっとでの購入時などに貯めることができる。
2つ目は、JALのマイルを特典航空券にする方法だ。マイルというのは、dポイントや楽天ポイントといったポイントのJAL版みたいなイメージだ。学生限定のJALカードnaviでは、通常の半分のマイル数で特典航空券に交換できる。私の学生時代は、繁忙期を除き1区間3,000マイルで交換できた。当時は、通常割引運賃でも30,000円以上する東京奄美線を3,000マイルで乗ることができた。旅行や帰省などで飛行機に乗る機会が多い学生にはお勧めだ。
私は使っていないが、三井住友カードナンバーレスなどで貯められるVポイントは九州や沖縄方面の便があるソラシドエアの特典航空券に交換できる。かなり交換レートが良いためか、最近では特典枠の競争が激化しているらしい。
ここで、大変尊敬しているYouTuberのスーツさんを紹介する。是非彼の動画を見て楽しんでほしい。オススメは名シーン集だ。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。是非コメントにご意見、ご感想などいただけると嬉しいです。
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