福島県農業短期大学校(アグリカレッジ福島)水田経営学科

福島県農業総合センター農業短期大学校(アグリカレッジ福島)水田経営学科より、2年間を振り返って、従業の様子や学校の様子をご紹介します。

 私の家では農業はしていません。しかし、中学生の頃親戚の米農家で田植えの手伝いをしてみると、とても楽しく農業をしてみたいと思うようになり農業高校に進学し、高校で農業短期大学校の存在を知りました。オープンキャンパスに行ってみると高校でやっていた授業とは違いより専門的に農業を勉強しているのを見て進学を希望し入校しました。

1年生このろは国語や数学などの一般教養の授業や農業の基礎的な知識や技術を学び直しました。1年生の授業で農家研修があり2週間農家さんの元で研修するのですが私は地元の農業法人に行きました。そこでは小麦を収穫の運搬や、大豆播種前の耕耘など様々なことを学ばせてもらいました。ここでの経験は今でも役に立っています!

 2年生になると実習がメインになり水田経営学科では畑作専攻と稲作専攻に別れてどちらかの専攻でより詳しく勉強するようになります。畑作専攻では小麦や大豆、ソバをメインで栽培しており、稲作専攻では名前のおとり稲を栽培しています。私は稲作専攻なのでもう少し詳しく書くと、この専攻では移植栽培が基本なのですが卒業論文の関係上移植栽培ではなく直播栽培も行うようになります。今年度は湛水直播栽培と乾田直播栽培も行いました。私は卒業論文で湛水直で栽培を行いました。私は圃場2つ(6反歩)を管理し直播で栽培したので種まきから収穫まで基本は1人で管理しました。今年の夏は高温が続き水不足で水田の水が必要な時期に水が来ないといったこともありました。実習は日中に行われるので除草や傾畔の草刈りで適度な休憩や水分補給を取り熱中症にならないようにするのが大変でした。


2年生の思い出は実習作業です。今年度で卒業ということで実習にも身が入りとても内容が濃いものとなりました。卒業論文ということもあり稲作専攻みんなが卒業論文の圃場を管理し助け合いながら日々の実習に励み、草刈りや、毎週の生育調査など大変な作業もありました。収穫時期はコンバインで刈り取りをしたり、坪刈りをしたことろの収量調査をしたりしました。これから農業法人に就職しますがこの2年間で経験したことを活かして活躍出来たらいいなと思います。

こちらは実際に授業で作成したショート動画です
https://www.instagram.com/reel/CuV_g4kpQbb/?igsh=MW1wbWNtd3g1OXd3cQ==

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