第三回ホビステ仙台駅前店ふるよに大会&交流会で優勝してきた

 おはようございます、アグリコラです。
 昨日の仙台ふるよに大会に参加してきました。それぞれの対戦で感じたことなどについて書いていこうかなと思います。


一戦目 : 戦嵐(新)◯-×鎌薙(銃)

 まず、自分がこの三柱を選んだ理由から。自分はこの環境を支配しているのは嵐ではなくサリヤAだと思っており、また、戦新の強さが思ったよりもえげつないため、戦新Xで選出しようと前々から思っていた。このXで一番強く、自分の知見が広いのが嵐だったため嵐を抜擢。

 お相手はふるよにを始めたばかりということだったが、三柱に早速苦手なヒミカが。この三柱でヒミカにレンジロックされ続けると面倒なため、銃をBAN。

 こちらの構築は、
通常札 : 忍歩、鋼糸、手裏剣、風走り、暴風、獣爪、大嵐
切り札 : 円環、風神爪、祭り
対戦よろしくお願いします。

 対戦は相手が鎌薙をあまり検討してなかったことと、こちらの戦嵐の火力が高すぎるため、終始リードをとる。手裏剣が3回手札に戻りながらゲージを貯めれたこと、再構成鋼糸から鋼糸ができたことで中盤一気にリードをとり、そこで雷ゲージ8で祭りを開く。最後に暴風から雷螺風神爪をうち勝ったが、果て果てケアを完全に忘れていた。あったら負けていたので危なかった。

 感想戦で、相手がこちらに刺さる圏域を入れていなかったことと、間合い2-3から攻撃できる石突きを入れてなかったことが分かり、それが勝ちにつながったと感じた。ただ、そもそも嵐に大して薙鎌が辛いとする説はある。


二戦目 : 戦(新)◯-×書櫂(新)

 お相手は普段から部室で対戦してる昔語りさん。コントロールを得意とする性格の悪い書使い。

 普段から対戦していたこともありかなり人読みでなんとかなる対戦であったため、苦手としている書ではなく、現環境最強メガミであるサリヤAをBAN。相手は書と櫂では受かりにくい嵐をBAN。メガミ選択はこちらと相手の予想通りの展開に。

 書と櫂相手には論破とカラハリがあり、論破はともかくカラハリでマシンが変形しづらいことと、ハツミの攻撃をできるだけターボを使って避けたいので燃料管理ができないと考えて、neoと黒箱を入れた。neoは1ターン目に生体活性と使って即変身し、そのあと燃料を焼き切って黒箱を使うプランに。相手の構築的にハツミの攻撃札3枚と、立論、反論、引用とあと1何が入っているか考えて、扇動か海嘯だと信じて、詭弁ケアを捨てる構築に。
 具体的には、ASURAの圧で2/1をライフに通しつつ、間合い4のキンナリーで相手に纏いを強要させることを目的とした。これだとこちらの攻撃札が基本的に間合い3以上なのと、カラハリを再起させられないため間合い2に行くことが難しく、必然的に間合い3、4あたりに居座ることになるが、おそらく詭弁は入っていないと考えた。ここら辺は完全に人読み。詭弁って弱いし。

 こちらの構築は
通常札 : クイックチェンジ、ターボスイッチ、バニスチ、ウェビ、鋼糸、手裏剣、忍歩
切り札 :neo、黒箱、オムニブラスター
対戦よろしくお願いします。

 対戦はまず生体活性を無事1ターン目に引くことができ、2ターン目に変身に成功。1点を争うゲームになると考えて再構成の1点を重視してキンナリーに変身し、間合い6でエンド。相手にデッキ奇数での再構成を強制させて、アドを稼ぐ。
 次のターンに相手がカラハリを使用。こちらのクイックチェンジが紙切れになったが、そうは言ってもこれから変身する予定のASURAの基本動作で3/2に変えられるのでまだ強い。
 3ターン目以降は相手の水流や強酸に対して、ターボスイッチを打ちつつ、バニスチや手裏剣で常に逆風にしつつ燃料を枯らす作戦に。2回目のターボを水流に打ってちょうど燃料を枯らして、次のターンに黒箱からASURAに変身する。ここで順風になってしまうが、ASURAでハンデスしていることと、水流をさっきのターンに使わせたことで痛い攻撃は飛んでこない考えた。
 ここからはプラン通りに2/1や3/1をASURAの圧でライフに通しつつ、ターボで避けてキンナリーで纏いを強制させていく。途中で相手がミオビキを使ったが、こちらはASURAで毎ターン萎縮するため関係なく殴り続ける。予想通り、常に逆風にすることでほぼダメージを食らわずに相手のライフを減らすことに成功。
 ここで時間切れになりエクストラターンに入る(今回の大会では時間切れになった場合、追加でお互い2ターンづつ行うというルールでやっていた)。こちらは最後の切り札、オムニブラスターを2/2で使い、オーラで受けられるが無理やり逆風にする。相手のライフは1、こちらは4という状態になり、そのままターボで相手の切り札オヨキビ砲火を交わして勝ち。
 感想戦では、予想通り詭弁が入っていないことが分かり、結果的に扇動と反論の両方はいらなかったという話になった。勝因としては相手の癖を読み切って引用を2回かわしたことと、常に逆風にしたことで攻撃を通さなかったことが大きかった。
 ハツミのポテンシャルをかなり感じる一戦だったが、書はいらないと思う。


三戦目(決勝) : 戦嵐(新)◯-×忍嵐(銃)

 銃忍には100勝てないので銃か忍をBANすることになり、嵐より銃がきついと感じたため、銃BANを決意。お相手とは先ほどフリプで対戦しており、その時は戦新でこちらが勝っているためそれを嫌って新をBAN。

 この対面は間合い2-4で対戦することになると考えて、風走りは入れずにお互いの得意間合いで戦うことを決意。こちらは手裏剣を2回以上打ってゲージを上げつつ相手のライフを7以下にしてワンショットを通すことを目的とした構築をした。相手の切り札をミカ、雷螺風神爪、祭りで決めにくると予想して、円環や鳶影は入っていないと考えて、その前にワンショットで決めきることを選択。

こちらの構築は
通常札 : 鋼糸、忍歩、手裏剣、誘導、暴風、獣爪、大嵐
切り札 : 雷螺風神爪、祭り、鳶影
対戦よろしくお願いします。

 ジャンケンに負けて後攻をとり、この時点で少し有利に。1ターン目はお互いが大嵐を撃ち合い、こちらが火力を重視して雷3、相手が風神爪とミカの再起を意識して風3を上げる展開に。2ターン目、相手がミカを打ってくるが、風神爪を打つには間合いが届かないことに気付きミカが再起せず。この隙をついて3ターン目に手裏剣と暴風でライフを2削り、リーサルが見える範囲に持っていく。

 その後、雷6を用意して祭りを開き、次のターンに大嵐を納3で使用。相手のターン終了時に1/1をオーラで受けさせてから、雷3で2/2、誘導で1/-、この時点で相手のオーラが1になり、あとは暴風と雷螺風神爪と引いてきた鋼糸でライフに7点出して勝ち。
 このワンショットは日頃研究していたプランだったため、それが決勝で決まったのは嬉しかった。なお、これは再構成鋼糸から打つことで理論上さらに2点ライフに通せるため、正直頭がおかしいと思っている。

 感想戦では、相手がミカを1回しか打ててないことが話題に上がり、あのミスでこちらが優勢になったことと、こちらが祭りを開いたタイミングが良かったことが勝因だとなった。また、オボロオリジンは間合い1からでも忍歩を絡めて影菱が打てるため、風走りを入れることでこちらの間合いをづらすべきだったという意見もでた。
 どっかの書新使いとは違って殴りあう試合になったため非常に気分が良く、お互いにリーサルを睨み合うヒリヒリとしたゲームができた。


というわけで

 大会に参加したのは初めてだったが、とても楽しめたし、自分の研究の成果を生かして優勝できたのは嬉しかった。また参加したいと思う。チカゲちゃんタロットをもらったので明日だけチカゲ使いになります。