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【過去問解説】令和5年・3年・2年度 登録販売者試験-第三章-【VOL.077】※東京・神奈川・千葉・埼玉 の問題使用

【2024/05/01 更新】
こんにちニャ🐈
現役の薬剤師✨合格の招き猫✨こと「ふくまる薬師」が登録販売者国家試験のための過去問題を使って、学習のコツやノウハウを分かりやすく伝えていくニャ

市販の問題集を一緒に使いながら、解説が必要な部分にマーカーで印をつけていく学習方法を推奨してるニャ🐈この方法を繰り返すことで、記憶をより確実なものにしていこうニャ✨


「第三章」主な医薬品とその作用

① 精神神経に作用する薬

(2)解熱鎮痛薬

令和5年試験問題

問 解熱鎮痛薬の配合成分に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせどれか

a)サザピリンが配合された一般用医薬品の解熱鎮痛薬は、15歳位未満の小児に対して使用することができる。
b)アスピリンには血液を凝固しにくくさせる作用があり、医療用医薬品として、血栓ができやすい人に対する血栓予防薬の成分としても用いられている。
c)ボウイは、ツヅラフジ科のオオツヅラフジの蔓性の茎及び根茎を、通例、横切したものを基原とする生薬で、鎮痛、尿量増加(利尿)等の作用を期待して用いられる。
d)シャクヤクは、発汗を促して解熱を助ける作用を期待して配合されている。

    a   b   c   d
1) 誤   正   誤   正
2) 誤   正   正   誤
3) 正   誤   正   誤
4) 正   誤   誤   正
5) 誤   誤   誤   誤

正解 2

a)❌:ライ症候群の発生との関連性が示唆されているため、アスピリン、アスピリンアルミニウム、サザピリン、サリチル酸ナトリウムについては一般用医薬品では、小児(15歳未満)に対してはいかなる場合も使用しないこと。
b)○
c)○
d)❌:ボタン科の芍薬の根を基原とする生薬で、鎮痛鎮痙鎮静作用を示す。


令和3年試験問題

a)アセトアミノフェンは、主として中枢作用によって解熱・鎮痛をもたらすため、末梢における抗炎症作用は期待できない。
b)エテンザミドは、他の解熱鎮痛成分に比べ、痛みが神経を伝わっていくのを抑える働きが強いため、他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合されてはならないとされている。
c)イソプロピルアンチピリンは、解熱作用及び鎮痛作用は比較的強いが、抗炎症作用は弱いため他の解熱鎮痛成分と組み合わせて配合される。  

     a    b    c
1) 誤   正   正
2) 誤   正   誤
3) 正   誤   正
4) 正   正   誤
5) 誤   誤   正

正解 ↓

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