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【過去問解説】令和5年・2年度 登録販売者試験-第三章-【VOL.078】※東京・神奈川・千葉・埼玉 の問題使用

【2024/05/01 更新】
こんにちニャ🐈
現役の薬剤師✨合格の招き猫✨こと「ふくまる薬師」が登録販売者国家試験のための過去問題を使って、学習のコツやノウハウを分かりやすく伝えていくニャ

市販の問題集を一緒に使いながら、解説が必要な部分にマーカーで印をつけていく学習方法を推奨してるニャ🐈この方法を繰り返すことで、記憶をより確実なものにしていこうニャ✨


「第三章」主な医薬品とその作用

① 精神神経に作用する薬

(3)眠気を促す薬(催眠鎮静薬)

令和5年試験問題

問 眠気を促す薬及びその配合成分に関する次の記述について、正しい組み合わせはどれか。

a)抗ヒスタミン成分を主薬とする催眠鎮静薬は、慢性的に続く睡眠障害の緩和に適している。
b)ブロモバレリル尿素を含有する催眠鎮静薬は、胎児に障害を引き起こさないため、妊婦の睡眠障害の緩和に適している。
c)柴胡加竜骨牡蠣湯は、体力中等度以上で、精神不安があって、動悸、不眠、便秘などを伴う高血圧の随伴症状(動悸、不安、不眠)、神経症、更年期神経症、小児夜泣き、便秘に適するとされる。 
d)酸棗仁湯は、体力中等度以下で、心身が疲れ、精神不安、不眠などがあるものの不眠症、神経症に適すとされる。

    a   b   c   d
1) 正   正   正   正
2) 誤   正   正   誤
3) 誤   誤   正   正
4) 正   正   誤   正
5) 誤   誤   誤   誤

正解 3

a)❌:妊娠中に起こる睡眠障害については、ホルモンのバランスや体型の変化等によるものであり、睡眠改善薬の適用対象となる症状ではない。
b)❌:胎児障害の可能性があるため、妊婦または妊娠している可能性のある人は使用を避けることが望ましいとされている。
c)○
d)○


令和2年試験問題

a)柴胡加竜骨牡蛎湯は、体力中等度以下で、心身が疲れ、血色が悪く、時に熱感を伴うものの貧血、不眠症、精神不安、神経症に適すとされる。 
b)ジフェンヒドラミン塩酸塩は、脳内におけるヒスタミン刺激を高め、眠気を促す。
c)プロモバレリル尿素を含有する催眠鎮静薬は、胎児に障害を引き起こさないため、妊婦の睡眠障害の緩和に適している。
d)酸棗仁湯は、体力中等度以下で、心身が疲れ、精神不安、不眠などがあるものの不眠症、神経症に適すとされる。  

     a     b    c    d                           
1) 誤   誤   誤   正
2) 誤   誤   正   誤
3) 正   誤   誤   誤
4) 誤   正   正   誤
5) 正   正   誤   正

正解 ↓

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