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【過去問解説】令和5年~2年度 登録販売者試験-第三章-【VOL.079】※東京・神奈川・千葉・埼玉 の問題使用

【2024/05/01 更新】
こんにちニャ🐈
現役の薬剤師✨合格の招き猫✨こと「ふくまる薬師」が登録販売者国家試験のための過去問題を使って、学習のコツやノウハウを分かりやすく伝えていくニャ

市販の問題集を一緒に使いながら、解説が必要な部分にマーカーで印をつけていく学習方法を推奨してるニャ🐈この方法を繰り返すことで、記憶をより確実なものにしていこうニャ✨


「第三章」主な医薬品とその作用

① 精神神経に作用する薬

(4)眠気を防ぐ薬

令和5年試験問題

問 眠気防止薬の主な有効成分として配合されるカフェインに関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせどれか。

a)腎臓におけるナトリウムイオンの再吸収促進作用があり、尿量の増加をもたらす。 
b)胃液分泌抑制作用があり、その結果、副作用として胃腸障害(食欲不振、悪心・嘔吐)が現れることがある。 
c)反復摂取により依存を形成するという性質がある。
d)眠気防止薬におけるカフェインの1回摂取量はカフェインとして200mg、1日摂取量はカフェインとして500mgが上限とされている。 

  a   b   c   d                           1) 誤   正   誤   正
2) 誤   誤   正   誤
3) 正   正   正   誤
4) 正   正   誤   正
5) 誤   誤   正   正

正解 5

a)❌:腎臓におけるナトリウムイオン(同時に水分)の再吸収抑制があり、尿量の増加(利尿)をもたらす。
b)❌:胃液分泌亢進作用があり、副作用として胃腸障害(食欲不振、悪心・嘔吐)が起こることがある。胃酸過多の症状のある人、胃潰瘍の診断を受けた人は、服用を避ける必要がある。
c)○
d)○


令和4年試験問題

a)カフェインの作用として、腎臓におけるナトリウムイオン(同時に水分)の再吸収抑制があり、利尿増加(利尿)をもたらす。
b)カフェインによる眠気や倦怠感を抑える効果が一時的であるため、連用に関する注意喚起はなされていない。
c)カフェインの血中濃度が最高血中濃度の半分に低減するのに要する時間は、通常の成人が約3.5時間であるのに対して、乳児では約80時間と非常に長い
d)カフェインが含まれている医薬品、医薬部外品、食品を同時に摂取するとカフェインが過剰となり、中枢神経系や循環器系等への作用が強く現れるおそれがある。   

    a    b    c    d
1) 正   正   正   正
2) 誤   正   正   誤
3) 正   誤   正   正
4) 正   正   誤   誤
5) 誤   誤   誤   正

正解 ↓

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