【過去問解説】令和5年・3年度 登録販売者試験-第三章-【VOL.089】※東京・神奈川・千葉・埼玉 の問題使用
【2024/05/01 更新】
こんにちニャ🐈
現役の薬剤師✨合格の招き猫✨こと「ふくまる薬師」が登録販売者国家試験のための過去問題を使って、学習のコツやノウハウを分かりやすく伝えていくニャ
市販の問題集を一緒に使いながら、解説が必要な部分にマーカーで印をつけていく学習方法を推奨してるニャ🐈この方法を繰り返すことで、記憶をより確実なものにしていこうニャ✨
「第三章」主な医薬品とその作用
③ 胃腸に作用する薬
(2)口腔咽頭薬・うがい薬(含嗽薬)
令和5年試験問題
問 胃又は腸の不調を改善する目的で用いられる漢方処方製剤に関する次の記述の正誤について、正しい組み合わせはどれか。
a)安中散は、体力中等度以下で、腹部は力がなくて、胃痛または腹痛があって、ときに胸やけや、げっぷ、胃もたれ、食欲不振、吐き気、嘔吐などを伴うものの神経性胃炎、慢性胃炎、胃腸虚弱に適するとされる。
b)大黄甘草湯は、体力に関わらず使用でき、便秘、便秘に伴う頭重、のぼせ、湿疹・皮膚炎、ふきでもの、食欲不振、腹部膨満、腸内異常発酵、痔などの症状の緩和に適すとされる。
c)構成生薬にダイオウを含む漢方処方製剤では、吸収された成分の一部が乳汁中に移行し、乳児に下痢を生じるおそれがあるため、母乳を与える女性では使用を避けるか、又は使用期間中の授乳を避ける必要がある。
d)六君子湯は、まれに重篤な副作用として、肝機能障害を生じることが知られている。
a b d c
1) 正 正 正 正
2) 誤 誤 誤 正
3) 誤 誤 正 正
4) 正 正 正 誤
5) 正 誤 誤 誤
正解 1
a)○
b)○
c)○
d)○
令和3年試験問題
a)六君子湯は、体力中等度以下で、胃腸が弱く、食欲がなく、みぞおちがつかえて疲れやすく、貧血症で手足が冷えやすいものの胃炎、胃腸虚弱、消化不良、食欲不振、胃腸炎、嘔吐に適すとされる。
b)人参湯(理中湯)は、体力中等度以上で、胃がもたれて消化が悪く、ときに嘔気、食後に腹が鳴って下痢の傾向のある人における食べ過ぎによる胃のもたれ、急・慢性胃炎、消化不良、食欲不振に適すとされる。
c)桂枝加芍薬湯は、体力中等度以下で腹部膨満感のある人のしぶり腹、腹痛、下痢、便秘に適すとされる。
d)大黄甘草湯は、体力に関わらず広く応用され、便秘、便秘に伴う頭痛・のぼせ・湿疹・皮膚炎・ふきでもの(にきび)、食欲不振、腹部膨満、腸内異常発酵、痔などの症状の緩和に適すとされる。
a b c d
1) 正 正 誤 誤
2) 正 誤 正 正
3) 正 正 正 正
4) 誤 誤 正 誤
5) 誤 正 誤 正
正解 ↓
無料記事も多数用意してるニャ✨ サービス継続のため、 役に立ったと感じましたら未来の受験生のためにもサポートしてくれると嬉しいニャ🐈