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【過去問解説】令和4年・2年度 登録販売者試験-第二章-【VOL.036】※東京・神奈川・千葉・埼玉 の問題使用
【2024/05/01 更新】
こんにちニャ🐈
現役の薬剤師✨合格の招き猫✨こと「ふくまる薬師」が登録販売者国家試験のための過去問題を使って、学習のコツやノウハウを分かりやすく伝えていくニャ
市販の問題集を一緒に使いながら、解説が必要な部分にマーカーで印をつけていく学習方法を推奨してるニャ🐈この方法を繰り返すことで、記憶をより確実なものにしていこうニャ✨
「第二章」人体の働きと医薬品
① 人体の構造と働き
1)胃・腸・肝臓・肺・心臓・腎臓などの内臓器官
令和4年試験問題
問 肝臓及び胆汁に関する次の記述の正誤について、正しい組合せはどれか
a)小腸で吸収されたグリコーゲンは、血液によって肝臓に運ばれブドウ糖として蓄えられる。
b)肝臓は脂溶性ビタミンであるビタミンA・D等を貯蔵することはできるが、水溶性ビタミンであるビタミンB6、B12等は貯蔵することはできない。
c)胆汁に含まれるビリルビン(胆汁色素)は、血液中のヘモグロビンが分解されて生じた老廃物である。
d)胆汁には、過剰のコレステロール等を排出する役割がある。
a b c d
1) 正 誤 誤 正
2) 正 誤 正 誤
3) 誤 正 誤 正
4) 正 正 誤 誤
5) 誤 誤 正 正
正解 5
a)❌:吸収されたブドウ糖は、肝臓にグリコーゲンとして蓄えられる。
b)❌:ビタミンB6、B12を貯蔵する
c)○
d)○
参考
肝臓の働きの一つに糖代謝がある
肝臓はビタミン、ミネラルの貯蔵を担う
・脂溶性ビタミン:ビタミンA、D
・水溶性ビタミン:ビタミンB6、B12
・鉄
を貯蔵する。
胆汁色素代謝
赤血球成分のヘモグロビンが分解されて生じたビリルビン(間接ビリルビン)は、水に溶けず処理しにくいため肝臓で抱合されて水に溶けやすくなる(直接ビリルビン)。直接ビリルビンは胆汁色素となり、胆汁の成分となる。
胆汁の成分には、脂質の消化を容易にし、脂溶性ビタミンの吸収を助ける胆汁酸塩(コール酸、デオキシコール酸等)や胆汁色素(直接ビリルビン)、不要になったコレステロールなどが存在する。
令和2年試験問題
a)肝臓で産生される胆汁に含まれるビリルビンは、血液中のヘモグロビンが分解されて生じた老廃物である。
b)肝臓は、必須アミノ酸を生合成する働きがある。
c)アルコールによる二日酔いの症状は、肝臓で代謝され生じた中間代謝物であるアセトアルデヒドの毒性によるものと考えられている。
d)肝臓は、脂溶性ビタミンであるビタミンA・D等のほか、水溶性ビタミンであるビタミンB6やB12等の貯蔵臓器である。
a b c d
1) 正 誤 正 誤
2) 正 正 誤 誤
3) 誤 正 正 誤
4) 誤 正 誤 正
5) 正 誤 正 正
正解 ↓
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