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【過去問解説】令和5年~3年度 登録販売者試験-第三章-【VOL.073】※東京・神奈川・千葉・埼玉 の問題使用

【2024/05/01 更新】
こんにちニャ🐈
現役の薬剤師✨合格の招き猫✨こと「ふくまる薬師」が登録販売者国家試験のための過去問題を使って、学習のコツやノウハウを分かりやすく伝えていくニャ

市販の問題集を一緒に使いながら、解説が必要な部分にマーカーで印をつけていく学習方法を推奨してるニャ🐈この方法を繰り返すことで、記憶をより確実なものにしていこうニャ✨


「第三章」主な医薬品とその作用

① 精神神経に作用する薬

(1)かぜ薬

令和5年試験問題

問 かぜ(感冒)の症状の緩和に用いられる漢方処方製剤に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。

a)柴胡桂枝湯は、体力中等度又はやや虚弱で、多くは腹痛を伴い、ときに微熱、悪寒、頭痛、吐きけなどのあるものの胃腸炎、かぜの中期から後期の症状に適すとされている。
b)香蘇散は、構成生薬としてカンゾウを含まず、体力虚弱で、神経過敏で気分 がすぐれず胃腸の弱いもののかぜの初期、血の道症に適すとされる。
c)小青竜湯は、体力中程度又はやや虚弱で、うすい水様の痰を伴う咳や鼻水が出るものの気管支炎、気管支喘息、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症に適すとされる。
d)葛根湯は、体力虚弱で、汗が出るもののかぜの初期に適すとされる。

1(a、b)  2(a、c)  3(b、c)  4(b、d)  5(c、d)

正解 2

a)○
b)❌:カンゾウを含む
c)○
d)❌:体力中程度以上のものの感冒の初期で、汗をかいていないものの鼻かぜ、鼻炎、頭痛、肩こり、筋肉痛、手や肩の痛みに適すとされる。


令和4年試験問題

a)麻黄湯は、体力充実して、かぜのひきはじめで、寒気がして発熱、頭痛があり、咳が出て身体のふしぶしが痛く汗が出ていないものの感冒、鼻かぜ、気管支炎、鼻づまりに敵するとされる
b)柴胡桂枝湯は、体力中等度で、ときに脇腹(腹)からみぞおちあたりにかけて苦しく、食欲不振や口の苦みがあり、舌に白苔がつくものの食欲不振、吐きけ、胃炎、胃痛、胃腸虚弱、疲労感、かぜの後期の諸症状に適すとされる。
c)小青竜湯は、体力虚弱で、汗が出るもののかぜの初期に適すとされる。
d)葛根湯は、体力中等度以上のものの感冒の初期(汗をかいていないもの)、鼻かぜ、鼻炎、頭痛、筋肉痛、手や肩の痛みに適すとされる。

1(a、c)  2(a、d)  3(b、c)  4(b、d)  5(c、d)

正解 ↓

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