臨戦態勢【麗/吼】感想

えのぐ3周年LIVE最高でしたね

・【えのぐ3周年ライブ】enogu 3rd Anniversary Live - #臨戦態勢 ​【麗】

・【えのぐ3周年ライブ】enogu 3rd Anniversary Live - #臨戦態勢 ​【吼】

これまでのLIVEと違って曲間、曲中のMCがほとんどない上に、一日で37曲を披露するまさに怒涛のLIVEでした。えのぐ体力バケモノすぎないか?最高です。
普段のLIVEでもえのぐとえのぐみはバチバチに感情の殴り合いをしているけど、今回のLIVEは更に激しくて「臨戦態勢」というタイトルに相応しく戦場でした。3周年の成果を空っぽになるまで出し尽くすえのぐに負けられないと自然とペンライトを振る腕に力が入ってました。

LIVEを通して思ったのは歌とダンスだけで魅せるほどの歌とダンスのレベルの高さを感じました。えのぐは毎回のLIVEでどんどん上手くなっていて、毎回「これより伸びるの?」と思わされるけど想像の倍すごいパフォーマンスをする。曲ごとの表現上手すぎない?幅広がりすぎなんだが?新曲がえぐいペースで増えるのにそれを「こなす」ではなく「表現」している。3年間ずっとたくさんのレッスンをして、たくさんのLIVEをし続けてそれだけの実力が今のえのぐにあるんだなと感じます。

今回のLIVEでも新曲3曲+LIVE未披露曲1曲。月一以上のペース。過去にもえのぐは毎月新曲リリースをやってるし、昨年の夏のワンマンでも自粛期間明けからの短い期間で多くの曲を身に付ける実績はあったけれど今回はクオリティがおかしすぎる。完成されてるんだよな。ダンスの振りもどんどん難しそうなものになってるのに。

まずは未披露曲「Love me」
CDで先に聞いていたから構えられていたけど油断してました。LIVEで聞いてめっちゃ好きになった。かわいすぎる曲がダンスも合わさって見ていてすごくキュンキュンします。何よりサビの「誰かを好きな気持ちは間違いなんかじゃないさ」はLIVEだからこそより心に響きました。僕はえのぐを好きでいられる事を幸せだと思っているし、毎回すごくなっていくえのぐを見て「自分の推しはすごいんだ」と自慢したくなります。けれど、えのぐやアイドルを知らない人に「アイドルが好きな事」、「えのぐを好きな事」を話してもちょっと引いた目で見られるような事はごく稀にあったりします。けれど、この歌詞のおかげで自分の感じる感情に間違いは無いんだと感じて涙が出ました。

次に「Armor Break」
イントロからテンションあがりましたね。大好きです。防御力はゼロゼロゼロです。この曲日向奈央さんが最高じゃないですか?最高です。ダンスが似合いすぎです。そしてやはりソロダンス。本人も振り返り配信で言っていたけど、「歌とダンスでえのぐを引っ張る」とずっと宣言していた。レッスンでは他のメンバーを助けたり、視野の広い奈央ちゃんはえのぐを底上げしてたりしてるかも知れないけど、その姿をLIVEで見るというのはなかなか難しかった。けれどこの曲で奈央ちゃんが宣言した事を達成して前に進んでいるのが見られたのが泣くほど嬉しかった。しかもめっちゃかっこいいの。最高じゃん。ブログの方でのびのびしたパフォーマンスができたと書いてあったけど、それでも相当プレッシャーだったと思う。それを乗り越えるのがすごい。

少し話はそれますが、奈央ちゃんは「歌でえのぐを引っ張る所も見せていきたい」と言ったけど、今回の奈央ちゃんの歌声やばくないですか?高音のパートで力むようなこともなく自然に入っていくし、CD音源かと思うくらい歌声が綺麗でびっくりしますし、奈央ちゃんの落ちサビのパートは心をグッとつかまれます。

新曲2曲目「Magic」
挑戦してきたなと感じました。「君がいてくれれば」以来のバラード。バラードな上にソロパートが長い。最後の方しかユニゾン無いよね?えのぐのユニゾンはきれい(しかも今回さらにきれいになっていた)だけれど、ユニゾンは一人一人の歌を誤魔化せる部分があると思う。けれどソロパートは一人だから誤魔化しが効かない。そんなソロパートでほとんど構成されるバラードはとにかく歌唱力が試される曲だと思います。
じゃあ実際えのぐの「Magic」がどうだったかというととにかく最高でした。えのぐ、歌上手いですよね。
そしてこの曲は歌詞が最高過ぎますよね。歌詞の中の2人を自分とえのぐに置き換えてしまいます。えのぐに出逢えて自分の時間は確実に明るくなった。その分「ねぇいつか別れは来るけど」の歌詞が重く響くきますが、その後の歌詞のように「分け合ってきた時間の意味はなくなったりしない」んですよね。もし別れが来ても一緒に過ごしてきた時間、歩いてきた時間はここにあったし、だから今の自分があると思うから。

1曲目の「Armor Break」はダンスが激しい曲で、2曲目の「Magic」は歌唱力が試される曲。そのどちらもが高いクオリティだったえのぐ…歌とダンスにおいてかなりのレベルなんじゃないですか?3年間という時間の重さ、そしてえのぐの過ごしてきた3年間の時間の濃さが感じられます。

新曲ラストの「アンプリファー」
最後にこの曲もってくるのズルくない?最後なんて嫌だ、ずっとLIVEしてたいって思っちゃうじゃん。しかもえのぐが感情爆発させてぶつけてくるのが最高過ぎる。えのぐと感情で殴り合うLIVE最高なんだよな。現地で参加できて幸せだったと思う。
このコロナ禍のギリギリの状況の中でLIVEを現地開催できる事自体を幸せに思うし、このLIVEを通して僕はえのぐに元気を貰ったし、えのぐに負けるもんかと頑張ろうと思えたからそれだけで有難いことではあるけど、最高だから余計にスタンディングがいい!コールしたい!って思ってしまう。早く収束に向かって欲しいと切に思う。

今回のLIVEでもたくさんの新曲があってそのどれもがえのぐにこれまでにない色を出してくれるタイプの違う曲だった。それを全部踊りこなすえのぐは本当にすごい。そしてタイプの違う曲だけれど、聴いているとちゃんとえのぐの曲だって感じるのがさらにすごい。歌詞が夢に向かっていたり、僕たちと一緒に歩こうとしてくれたり、励ましたり、聴いている人を笑顔にしようとしてくれてたり、そんなえのぐらしさに溢れているのが最高です。その歌詞を「見ている人を笑顔にしたい」と願うえのぐが感情全部込めてパフォーマンスするからえのぐの曲は、音楽は、LIVEは最高なんだなって改めて思います。

最後に、えのぐ、えのぐみどちらもが感情と体力、もっているもの全部空っぽになるまで出し尽くすLIVEでした。LIVE後体も感情もボロボロで笑っちゃうくらい。僕はえのぐ以外のLIVEじゃもう満足できないんじゃないかな……。全部を出し尽くされたからこそ、えのぐの体力、歌とダンス、見ている人を笑顔にしたいという気持ち全部の高さ思い知らされました。これだけ揃っているえのぐはやっぱり最高のアイドルです。世界一のVRアイドルのために4年目ももっともっと盛り上げていきましょう。

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