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POSSIBLEで塗りつぶした不可能って?

2022年3月5日 えのぐ4周年記念ライブ POSSIBLEが開催されました。POSSIBLEのどこが良かったみたいな感想の話はまた別の記事で書ければなと思うんだけど、今回はPOSSIBLE全体やテーマについての解釈の話をしたい。

というのも、POSSIBLEでテーマとして2つのことが挙げられていた
1. VRアイドルのライブの開拓
2. 不可能を塗りつぶして可能を実現する

この2つのテーマにより、僕たちが想像もしていないようなことをやってくれるんだろうという期待があったし、実際想像を越えることをえのぐはやってきた。けれど、今回のライブでえのぐがやったことの中に「不可能だったこと」はあっただろうか?

POSSIBLEであったことというと、
1.2公演同じ曲のメドレーでの開始
2.2公演目での英語の歌詞での歌唱への挑戦
3.K-POPのような雰囲気の新曲
4.様々なゲストとの共演
5.ステージの滝など新しい演出効果

どれも新しいことであったし、VRアイドルのライブの可能性を大きく広げてており、「開拓」にはつながるが、どれも単体では「不可能なこと」ではないはずだ。英語が苦手なえのぐメンバーから考えれば英語歌唱は非常に大変なことだったと思うが、えのぐならやれるだろう(えのぐに対してのハードルが上がってしまっているのを許してください)。

じゃあ塗りつぶした不可能って何?というと自分は「世界一のVRアイドルになること」なんじゃないかと思う。POSSIBLEというライブはえのぐが世界一のVRアイドルになるためにどのように歩むつもりかを見せ、実現可能だと言い張ったライブなんじゃないかと思う。

・ファースト、セカンドという公演タイトル
・新曲POSSIBLEのK-POPっぽさや”To the top"
・英語の歌詞への挑戦
・2023年の海外ライブの発表
これらPOSSIBLE全体を通してえのぐが世界一のVRアイドルになるために、本気で全世界の人々を相手にするという姿勢を感じたし、POSSIBLEを見終えてえのぐに世界一のVRアイドルになって欲しいという思いはより強くなったように思う。

そして、ライブ中の鈴木あんずさんのMC

「2022年私たちは、私たちを応援してくれるみなさんはもちろん、小さい子からおじいちゃんおばあちゃんまで、えのぐのライブを見た人聞いた人全員が楽しくてワクワクして笑顔になる!そんなライブの総合エンターテインメントを目指してこれまで以上にライブの腕を磨いていきたいと思います!今からお送りするPOSSIBLE(ⅱ)はそんな大きな野望の第一歩ですこの野望を実現させて、VRアイドルを当たり前の存在にした上で世界一のVRアイドルになる!それが私たちVRアイドルえのぐの存在意義です!」
(POSSIBLE(ⅱ)メドレー明け)

「私たちはVRアイドルという仕事を心から誇りに思っています。だからこそもっともっとたくさんのVRアイドル、バーチャルアイドルが活躍できる世の中にしたいって思うし、VRアイドル、バーチャルアイドルのライブを世界中の皆さんが楽しめる総合エンターテインメントにしたいと考えています。夢物語のように感じるかもしれませんが、夢は描き続ければ目標に変わること、目標は諦めずに努力すること、そして一人一人の願いで実現できることを世界中に証明したいです!みなさん、私たちと一緒にこの夢を現実に塗り替えてくれますかー!」(アンコール開始時)

この2つのMCがPOSSIBLEのテーマの答えでしたね。何も解釈いらなかったです。えのぐの「開拓」は世界中の人がVRアイドルのライブを楽しめるようにすること、えのぐが塗りつぶした不可能は「世界一のVRアイドルになること」だと思います。
えのぐは世界一のVRアイドルという夢を描き続けて、その目標に向かって諦めずに努力をし続けてます。なら後は僕たち一人一人がそれを願うだけですね。

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