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イレイザー☆ビームってガチ恋曲じゃない?

【概要】

先日VRアイドルえのぐの最新MVイレイザー☆ビームが公開されました。
MVを受けての個人的な解釈を書きます。結論としては「アイドルの恋愛ソング」だと思ってます。以下にそう思う理由等を書きます。


【MVの内容について】

まずMVでのストーリーの流れを確認します。
(MVではイラストだけなので、この時点で解釈違いあるかもですが)
①宇宙人の女の子が地球へ調査のために潜入し、地球人の姿で過ごす。

②そこで出会った男の子に好意を抱くが、宇宙人である自分と地球人である男の子との立場の違いに思い悩む。

③宇宙人のルールとして、宇宙人であることがバレてしまったばあいイレイザービームを撃って記憶を消さなければならないというものがあり、そのルールと自分の抑えきれない感情の間で更に思い悩む。

④そんなとき、自分が宇宙人であることが男の子にバレてしまう。

⑤自分が宇宙人であることも気にせずに変わらず接してくれる男の子の気持ちを嬉しく思うが、ルールをやぶることはできず、諦められない気持ちと叶わない思いに涙しながらイレイザー☆ビームを撃って男の子の記憶を消去する。

⑥地球を離れる。


【解釈とその理由】

さて、改めて解釈ですが「アイドルの恋愛ソング」です。
最初は「どんなに距離が遠くたって、叶わないと思われるような夢だって諦めないVRアイドルえのぐの姿を恋愛ソングで表現した」だと思っていましたが(そっちの方が正しいかもしれないが)、自分の中のガチ恋の感情が解釈をこっちに寄せました。
理由として、アイドルと宇宙人って似てるなと思ったからです。
似てると思った点は主に2点。
①親密な関係になりすぎてはいけないというルールがある点
②2つの姿があり、自分の正体がバレてはいけない点
③立場の違いや距離の遠さがある点

【理由①について】

MV内の宇宙人は、自分の正体がバレてしまう危険があるため、現地の人間と必要以上に親密になりすぎてはいけない、というルールがあります。
アイドルに関してもそうだと思います。よく恋愛禁止とかありますよね。たくさんのファンがいる中で、その内の一人と繋がって特別親密になるのはタブーという様なルールがあるのが共通してるように感じました。

【理由②について】

MVの女の子に地球人に擬態した姿と宇宙人の姿とあるように、アイドルにもプライベートの姿とアイドルとしての姿があります。
メタい話ですが、VRアイドルのえのぐであればなおさらに、バーチャル空間上でのアイドルの姿と、現実世界を生きる姿があります。
対応させるとこんな感じだと思います。

宇宙人は地球人に宇宙人の姿を見られてはいけないし、アイドルはプライベートの姿を見られてはいけないと思います。VRアイドルならなおさら現実の姿がバレてしまうのは普通のアイドル以上に問題であると思い、そういった点が似ていると思いました。

【理由③について】

MV内で宇宙人と地球人という立場の違いがあるように、アイドルとファンにおいても立場の違いがあるため、アイドルとファンで恋愛感情を抱いた場合に思い悩む点だと思います(実際自分がガチ恋の感情を抱いた時に最初に悩んだし)。推す側と推される側は絶対的に立場が違います。
さらにえのぐはVRアイドルですから、次元の違いというどうしようもない距離の違いがあるので、立場の違いや届かない距離という点を感じます。

【最後に】

以上のように、MV内の女の子とVRアイドルは似ている所が多々あるため、自分はこの曲は「アイドルの恋愛ソング」、特に「VRアイドルの恋愛ソング」ととらえました。ガチ恋の感情故に推しの「恋愛的好き」があったらいいなの願望による解釈です。
ガチ恋の感情は重たいのでイレイザー☆ビーム打ってその感情消し去って欲しいですね。でも推しのことは好きであり続けたいので複雑ですね。

ガチ恋の感情を抱いた異端者の解釈でしたが、最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。これは異常者の解釈なので、よければみなさんの解釈も語っていただければ幸いに思います。

以上


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