20151229 ふと、誰かに呼ばれたように、、
足を止めると、木々がなけなしの葉をぶら下げ、川面を見ると冬の鳥が羽を休めたり、水面に顔を突っ込み餌を探している。暖かい冬の一日、昨日見かけた秋桜がまだ花をつけていた。一週間前もつけていた。まるで時間を止めた押し花のようだ。堤防道路を走る気も失せてしまうではないか。足を止め、コンクリートに腰を下ろし、陽を浴びた。時間が緩やかだ。終わることのない時の流れに、季節だけがささやくこの一瞬。
今日は雲もない。この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？