贅沢な悩み
「うちの彼女の、こういう所が嫌。すごく不満。」そんな愚痴を言ってる男性がいたら、私は嫌だ。
えぇぇ…何様…?嫌なら別れれば?別れたくないなら許しなよ…、別れる気もないのに細かいことを気にして、相手をマルッと受け止められないなんて、小さい男だな…、私なら絶対この人と付き合いたくない…、なんて極端なことを思う。笑
その不満の内容にもよるでしょ、って皆思うかもしれないけど、
うーん…、浮気を繰り返す彼女とか、殴ってくるとか(笑)、お金を要求してくるとか、自分を騙して妊娠して結婚に持ち込もうとしている(?)とか、そのレベルでひどいとしても、それなら別れればいいし、そもそも恋人なのかも疑問だし、別れる気が無い以上、彼氏のスタンスの問題なんだよなぁ…。
同じように、できる社長は「うちの社員は仕事ができない、腹が立つ」なんて、そんなことは言わない。経営者なのに器が小さいな…、そんな社員を雇ったのは自分でしょ…、じゃあ会社側はそんなに良い待遇をしてあげてるの…?なんて思う。笑
だけどまぁ、お互いさまではある。
私たち女性だって彼氏の不満は持つし、社員側も会社の愚痴は言うので、そこには共感したり同情したりしがちで。どうしても自分と反対側にいる人の意見には厳しくなるもので、人って自分勝手だなぁ…とは思う。
恋人だろうが雇用関係だろうが、お互いに承諾して関係性を持っている(勤務している、会い続けている)以上、基本的に、どちらかが一方的に悪いということは少ない。
どうしても苦手なこと、というものは私にもある。片付けだったり、同じことを毎日続けることだったり。
結婚しよう、と例え言われたとて、無意識にそこに「家事や料理、育児は妻がするものだ」みたいな価値観が含まれているなら、たぶん私はいつか苦しくなる。そこまでして結婚という安定(ある意味で)を手に入れるべきなんだろうか…と思う。家事が苦にならない女性で、相手の男性が高収入で、お互いに「得意分野を分担するので!」と割り切ってチームとして一緒に生活するというのは効率が良いのかもしれないけどね。
愛って何なの。こんなの考えずに勢いで結婚しちゃえるタイプだったら幸せだったんだろうか。いやどうだろう。もうやだ。笑
たとえば、私が壊滅的に家事が苦手だということ。それは相手への愛情不足とは関係ないし、できる部分は努力はするけれど、理想は苦手な部分も含めて認めてくれることだ。それも含めて私だから。
そして、それはお互い様。
自分は、そこまで広い心で男性のことも見れているのだろうか。彼のここが苦手だなぁ…寂しいし不安になるなぁ…という部分もまた彼を形作る一部であり、長所と一体であるということ。それが彼なのだ、と分かっているのだろうか。
雇い主に求めるように私側もまた、雇ってもらえて有難い、私にできる範囲で貢献します、一緒に成長を目指しましょう。そういう気持ちがあるだろうか。
相手に不満を感じた時には、同時に自分側のスタンスも反省する必要があるのかもしれない。不満を持った側にも(むしろ、反映されてるだけかも)、大抵問題はあるのだ。あまりにひどい場合は、また別の問題。それでも離れられないのは依存だけれど。
お互いに不満を抱えながら愚痴をこぼしながら、それでも他に代わりがいないから仕方なく共に暮らすとか、働くというのは悲しい。それなら一人で会社をやればいい。独身でいればいい。
良い悪いではない。スタンスの問題。相手に何を求めるかという話。我慢すればいいという事でもなく、相手にぶつければいいという事でもない。関係を続けていくつもりなら、その問題をどう解決していくのか二人で話し合うしかない。それができないなら二人には将来はないだろう。
それは分かってるんですが、理屈じゃないので、次の記事で私の不満を話してもいいですか…。笑
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ありがとうございます、また書きます。思い出したら、また読みに来てください✨