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MZDAO事業 MZIT支援対象企業にケチつけてみた

MZDAOの最初の事業、スタートアップ支援MZITの支援対象企業が1社ずつ記事で紹介されています。

件数としては現時点で4件。
ちょうど折り返しくらいでしょうか。

社名が記事タイトルに出ているため、どんな会社であるかを伏せる必要もないですが…

具体的にそれぞれがどのような事業内容であるかは省略しますので、MZDAOメンバーでない方には伝わりにくい記事になります。
大変申し訳ありません。
それぞれ、Twitter等で社名は出ていますので、それで調べていただくか…
MZDAOに参加して頂ければ、記事から見ることもできます。
今参加してやろう、という勇者は下のリンクからウェルカム。
(おかねかかります)

各記事への私のコメントは何れもピックアップされていませんので、もしも、MZDAOメンバーの方で、こいつはどんなコメント書いてんだ?と興味がありましたら下記からご覧ください。

今回は、かなり強引ではありますが、現時点で出てきている支援対象企業に対して、敢えて屁理屈を並べてケチをつけてみようかと思います。

※ あくまで、ぷりおじ個人の偏見です。
MZDAOメンバーに対して、その企業への支援を止めましょう、と言ってるわけではありませんので、ご自身のニーズと懐具合とご相談いただき、支援するかどうかは個人判断で。


1.サプリメント

自分は何年も、「ネイチャーメイド スーパーマルチビタミン&ミネラル」を常用しています。
標準で、1日1タブレット飲用で120入り(4か月分)で、大体2000円前後。
標準なら月額500円。
亜鉛など、過剰摂取に注意する成分に対して、個人が十分に理解して、食事も含めて調整したうえで、これを仮に朝晩で2タブレット飲用した場合、加えて普通の食生活を送っていれば、恐らくほぼ栄養は足りると思ています。
(食事による個人差はある)
それでも月額1000円です。

過不足どうあれ、害のない範疇で、ありったけ飲んどけ、という商品ですね。

対して、毎月これの5~10倍かけて、敢えて「足りないものだけ」を補給することに重要性が感じられません。
日頃の食生活で何が足りてないのか、を意識できるようになるのはいいかもしれません。
(正確であるならばですが。)

足りていても害にならない成分なら、全入りで何か問題があるでしょうか。

具体的に、市販のマルチビタミンに対して、明らかに高い価格設定で、何が優位なのかが、自分には分かりませんでした。
(ケースはかっこいいと思いましたw)

サプリメントの本質よりも「あなたのためにブレンドしました」という特別感に対して価値を見出して、対価を出せる人向けのサービスだと思います。
オーダー服を作ったりするのが好きな方にはいいサービスかも知れません。

目的に対して敢えて遠回りすることを付加価値として押し出す、いわば、無化調ラーメンに似た匂いを感じています。

余談ですが、
「栄養の補完」を最低ラインに据えたうえで、プラスαの不可要素をつけるようなサービスを将来的に考えているか、という質問を
1.コメントで書いてもスルー
2.掲示板で書いたところ、社長さんが降臨して…
要約すると
「新しい成分にすぐ飛びつく情弱乙」

みたいな、煽りコメントをしてくる始末。
MZDAOメンバーの人数投入以外に事業を伸ばす案が乏しく、個人的所感ながら少々人柄にも疑問を感じました。

MZに知っておいていただきたいこととして、コメントへの返事やその後の掲示板などでの立ち振る舞いなど、社長さんの人柄まで見るメンバーもいる、ということをお忘れなく。


2.ペットフード

自分はペットを飼っていないため、検討の対象外になってしまうのですが…

「日本一の社会貢献支出率企業」を目指し、今の段階から利益の多くを動物の保護活動に回している、ということは、大変に立派な考えだと思います。

そのような考えに共感する動物好きのメンバーは多いと思うので、支援を検討される方も多いかと思います。

ただ、企業を上場させて成長させ、株を売り抜けた利益を得ることを目的としている、MZITの事業という観点で考えた時。
まずは利益を事業の拡大に向けて頂き、十分にシェアを広げて相応の企業規模になった際に、利益を社会貢献に向ける、といった、順序を踏んだ進め方は出来ないのか?という疑問はあります。

上場前で規模が小さいうちから、利益を事業拡大ではない部分に投入していると、上場までが遅くなることが懸念されます。
ペットを飼われている方の話を拝見する限り、普通のペットフードに比べて、量当たりの金額が相当高価である、とのこと。

利益の特定割合を社会貢献に向けている、ではなく、社会貢献に向ける分を価格に織り込み済みである可能性を考えると、ペットフードを購入することで、ペットに関連する社会貢献への出資代行をしてもらっている、と考えた方が気持ちよく購入できるかもしれません。


3.賃貸ローン

記事コメにて、具体的に貸し出しの利率を教えてほしい旨、また、ローン手続き時の保証人などの煩わしい処理について何か取り組んでいるか、という旨を質問しましたが、回答は得られませんでした。

その後、掲示板にて、特定の支払い回数を超えた時の利率が、記事内で敢えて安くしてます、と胸を張るほど、特別に低くないことが分かりました。

利率の引き合いに消費者金融を持ちだして、低く抑えていると言いながら、具体的な数値を出さなかった時点で、堂々といえるほど低い利率ではないんだろうな、とは思いましたが。

対象となる地域が極端に少なく、現時点では適用できる対象も限られており、利率も銀行系カードのキャッシングよりも高い。

これで、契約時に保証人も立てろと言われ、審査まで何日もかかる、となったら(ここは不明ですが)、むしろ敢えて賃貸の初期費用専用としている意味が理解できません。

審査が消費者金融並に、その場で回答できます、レベルの超スピード審査が実現できるなら、使い勝手がいいかも知れませんが。

記事中の「夢がなんちゃら」の話は、さすがに、MZのこじつけが過ぎるな、という印象です。

基本的に、ローンというものは、金を稼ぐまでの時間の前借ですので、どんなものでも、「夢なんちゃら」という美談は強引に作れます。
カーローンであっても、この時にお金が借りられて車を手に入れれたため、移動できる範囲が広がった、運転の楽しみをいち早く味わえた、などと後付けは幾らでも出来ます。

MZDAOの貢献度という要素がない時に、敢えて選ぶサービスであるかは難しいですね。


4.自家用車広告

今まで出ている事業と異なり、支援しながら、ある程度のバックがあるものであるため、興味深かったのですが…

やってみたい、というメンバーも多く見受けられました。

しかし、詳細に聞く中で「参加料」という制度について強い疑問がわきました。

その参加料は、経理的にどう扱っているのでしょうか?
見る限り、預かり金として後で返す、という感じではなさそうです。

クライアント企業から広告料を受け取りながら、宣伝を請け負う人から取る参加料も、両方とも「会社の売上」として計上するつもりなのでしょうか。

HPなど見る限り、出しているクライアントが少なすぎること、数量限定であること、報酬が参加料より遥かに安いものであり、参加料を払ってその報酬を買うというにも損がある様子、など、破綻しているシステムに見えました。

且つ、ドレスアップというには少々恥ずかしいデザインが多く、また、報酬を出す条件がやたら厳しい印象があります。

走行距離を達成した後に、写真を送ったら、車が傷ついている、汚れているからダメです、などと難癖付けて何も出さない、という可能性もありそうなくらい厳しい条件付きでした。

どうあれ、現時点でのクライアントでは、自分の車に貼り付けてまで宣伝したいものがなかったので、今後の新規参入クライアントの種類と、将来的に「広告を出してくれる相手から取る、参加料という不可解な課金システム」が基本的に廃止されるレベルに達するなど、条件次第かな、という印象です。


自分個人としても、支援企業全てに対して支援するつもりはなく、複数から生活にハマるもの、既に常用しているようなものからの乗り換えや、タイミングよく使える機会がある、と言ったものであれば検討したい、というレベルです。

さすがに、この先出てくる企業も全て、このようにケチばかり書き出したくなるような企業ではないことを期待して、続きの支援企業の紹介記事を待ちたいと思います。


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