ぷりおじのMZDAO考察(事業案選定編#3)
MZDAOの最新記事の一部が外部向けに公開中。
内部メンバー向けの記載がそぎ落とされており、すっきりしているため、最新記事を読んだけど混乱してる、というメンバーの方も整理のために目を通したほうがいいかも。
MZDAOとは何なのか、気になる方はこちらからも覗いてみてください。
で。
ぷりおじですけれども。
今回は、自分もイマイチまとまらず、取っ散らかった内容なので、長ったらしくなってしまい、大変申し訳ない。
メンバーから募集した事業案から絞り込まれた案 + 分かりやすく混ぜ込まれたMZ案の計15案で出揃った。
加えて、 最新記事「#38 みなさんに伝えたい2つのこと」と冒頭でURLをご紹介の一般公開向け記事「会社は株主のもの。本当にそれでいいの?」より。
記事内で、
同じようにものを買うなら、他所の資産家を肥やすより、自分の会社の利益に繋げた方が得だよね
という話について。
その前に、ちょっとだけ自分語りを失敬。
長年にわたって、ネタ扱いされるほどCM等々で、
互いにdisりあう競合企業
がある。
敢えて社名は書かないが。
赤と青
個人的な話だが、自分は長年にわたり、そのうちの「赤の方」に、外部からのシステム部門や運用担当として、つい数年前まで長く携わっていた時期がある。
東京勤務時の一部も、その会社の事務所に勤務していた。
その環境に於いて。
◎徹底した自社推し・他社排除
他社商品を事務所に持ち込んでいると指摘されるレベル。
(半分ネタだが)居酒屋などで飲み会に行くと、店員に「おたくの店のはどの会社の??」と聞き、自社ではない場合は注文が憚られる。
↓
はっきりしない時に、とりあえず注文して、一口飲んだ後に、周りから、ねえ?それウチの?どう?と「利き」をやらされる。
(まぁ、飲みなれてるとはっきり味が違うのは分かるので実は区別できるが。)
◎自社料金設定
事務所内に設置された自販機が。。。まぁとにかく安い。
工場併設だと、外の自販機やコンビニの価格って一体...というほどにアホのように安い。
(極々稀に、貰えることもある。最近スマッシュヒットしているアルコール商品は、関東圏に 出回る前に箱で事務所に届き、全種類ご自由にどうぞ、と配布されてたので全部頂いた。)
◎自社商品への自身
「自社商品愛」が非常に強い。
会社からの圧力的なものを通り越して、自分たちが売っている商品に対する自信と愛に溢れている。
つまるところ
半ば、圧力がかかる形で、自社商品を選ばざるを得ない状態に置かれる。
競合と比較して、敢えて先方の商品を選ぶような商品的な差はない。
そこに属していることで、安く手に入るので明らかにお得
という流れに加えて、リアルの取引先であるため、自分の会社への売上→自分の収入につながる、という大人の事情も含めつつも、実際との頃、特に不満も抱かずに今も同社商品を買い続けている。
前置きが長くなったが。。。
上記の既存の某企業の一つの例を踏まえつつ、話をMZDAOの新事業に戻そうと思う。
今回の記事にて、MZが言いたいことには概ね同意はできる。
◎自社製品を選ばないといけない、という一種の強迫概念
↓
購入すること自体に貢献度を発生させ、且つ定量的にその成果が把握できる状態にする。(ポイント表示など??)
結果として会社の価値が上がってお得だよ、という解釈について納得してもらう。(今まで何度も言っているが理解は得られていないので、やや困難か。)
◎単純に商品・サービスとして競合と並べた時に、自社製品を選ぶか
↓
商品として圧倒的に勝ること自体はそこまで重要ではなく、同等ならば自分とこの買った方が幾分得だよね、と納得できる商品提供ができるか。
→ 最低ラインとして、「競合と同等以上」ではある必要がある。(※1)
◎自社製品故の、メンバーとしての目に見えるお得要素
→ メンバー価格で明らかに安い、メンバー独自のバック制度がある、など。
◎自社愛
↓
自分の会社、としてどこまで自社サービス・商品に対してメンバー自体が愛着を持てるか。
自分もその事業に関して何らかの形で関わっている、という印象を残せるか。
↓
外部の人にも本気でオススメとして推せるかどうか。
※1
同記事のコメントにも書いてきたが、
「貢献度」というものを得るために「妥協して自社商品を選ぶ」
とはならないことが最低ラインとして必要。
MZDAOメンバーしか使ってない、買ってないというレベルではその先が期待できない。
↓
外部に対しても推せる商品価値へブラッシュアップしていくために、メンバーをモニターとして、とりあえずサービスインまでは持って行くのかも知れない。
その期間中の購入+感想・改善提案に対しては、何らかのインセンティブが発生する可能性も想定される。
で。
今回の記事をこのタイミングで出したことについて。
まず、最新記事にて
「メンバーが消費者になる事業をMZ自身が強く推し進めたい」という意思が前面に押し出された。
(もはやその方向が既定路線として確定しているようにに見えるほど。)
選定された15案が一応は出揃った「今、する話か?」とは少し感じられる。
事業案の中には、今回のような、
「自分の会社の商品やサービスを利用することはお得だよね」
という形式に、無理しても当てはめられない案がいくつかあった。
で、そういう案は、初動段階ではメンバーが消費者になる、という要素がないため、月会費以外は一切出したくない勢からの人気が高い。
そのため、今回の新記事の意図が、遠回しに相当恣意的に事業案を絞るように誘導することになってしまっていないか、ということは少し懸念される。
かといって、MZDAO開始当初に同様の指針を出してしまった場合。
事業提案募集時に、その形に当てはまるものという縛りがかかって、相当視野の狭まった案ばかりになった可能性がある。
それに当てはまる案が絞り出せない、と断念する人が増え、提出総数は減っていたかも。
また、自分らメンバーを消費者として考えるな、という反発意見が多いことから、早々の退会者を生むことに繋がった可能性も高い。
元々より、MZとしてはこの考えを以てMZDAOを起こしているのは分かるが、これをはっきり言っておくタイミングを逃してしまっていたのでは。
選定された事業案の多くが、メンバーを多く集めて初期の顧客となり、スタートアップした場合には、という前提が含まれるものが幾つもあったことに、反論が強く、多く出てきたことに対して納得させたいという意図があったのかと。
今回の最新記事による、メンバー全体の士気がどっちを向いたのか、は正直よく分らん。
前に向いたかも知れないし、後ろ向く人も出てきたかも。
コメント欄は、最近抑えられていた、元気のいいだけのコメントが溢れかえっているようにも見える。
次回以降、具体的な話も出てくるだろうということで、楽しみに観察したいと思う。
余談
最新記事のコメント欄にて、
それ、今回の記事で気づいた発言なの??という、元来#1~3くらいで出てきそうな1行の発言が。。。
つい最近の新メンバーなのかな、と思ったら。。。最初期メンバーで。。。
MZピックアップされたうえに、不自然にいいね数が多くて失笑。
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